《クルーザー級10回戦》
開催日:6月6日(日本時間7日)
開催地/会場:英国ボーンマス/ボーンマス・インターナショナル
・センター
元WBO世界クルーザー級王者
WBC&IBF世界クルーザー級3位・WBA4位
クリス・ビラムースミス(35=O/gbr)
VS.
WBC世界同級1位・WBA10位
ライアン・ロジッキ(31=O/can)
〈試合経過〉
初回、両者序盤から激しく打ち合い接近しては揉み合うと早くもロ
ジッキが左瞼をカットした。
2回、ロジッキがスミスに接近して打ち合う中、ロジッキは頭から
スミスの顔面に押し付けたとして減点1が科せられた。
3回、スミスの右フックがヒットしてロジッキが足元を揺らした。
しかし、ロジッキは怯まず前進を見せる。
4回、今度はロジッキが前進して圧力をかけスミスをロープに追い
込み左右フックを浴びせて優勢。
5回、ロジッキが相変わらず前進してスミスに左右を強振すると逆
にスミスの左右浴びる。更に揉み合いでロジッキは右瞼もカット。
6回、ロジッキがスミスをロープに追い込み連打したものの、終了
間際にスミスの右フックから更に左右フックを被弾、ゴングに救わ
れたが、ロジッキはかなりダメージを負ってフラつきながらコーナ
ーへ戻った。結局、ロジッキはインターバルで両瞼の出血に加えダ
メージの大きさも限界とみたか、陣営が棄権を申し出て試合終了と
なった。
ーTKO(RTD)7回3分棄権終了ー
スミスは地元ボーンマスで勝利した。ZUFFAボクシングに参戦
して先に試合を消化した元IBF世界クルーザー級王者で現ZUF
FAクルーザー級王者のジェイ・オペタイア(豪州🇦🇺)との対決機
運が高まってきたようです。果たして対決は実現成るか・・・
棄権負けしたロジッキは両瞼のカットがなければフルラウンドまで
いったでしょう。それにしてもスミスをグラつかせるなど強打者ぶ
りは十分発揮した。今後ZUFFAのみの出場なのか動向が気にな
るところです。
(Photos by boxingnews24.com)
それでは稀にみる激戦となったスミスVS.ロジッキ戦をハイライ
トでどうぞ!(CMあり/4分53秒)
※途中消除の場合ありです。
【両選手の戦績】
★クリス・ビラム=スミス/24戦22勝(14KO)2敗
★ライアン・ロジッキ/24戦21勝(20KO)2敗1分
《IBF世界フライ級タイトルマッチ》
ーundercardー
《124ポンド(56,25Kg)契約10回戦》
《IBF世界Sフライ級タイトルマッチ》
開催日:6月6日(土曜日)
開催地/会場:愛知県常滑市/愛知県国際展示場
IBF世界フライ級王者
矢吹 正道(33=O/緑)
VS.
IBF世界同級3位
レネ・カリスト(31=O/mex)
〈試合経過〉
初回、矢吹は速く重い左ジャブで試合を組み立てると、鋭いワンツ
ーで挑戦者カリストを後退させる。更に右フックをクリーンヒット
させカリストからダウンを奪った。再開すると追撃右クロスでダウ
ンを追加。早々のKO決着を予感させた。
〈2回〜6回〉カリストは立て直しを図り右ボディーストレートと
右を軸にディフェンシブに前進を始める。矢吹は一発を狙うあまり
力みが生じカリストのタフネスさに阻まれクリーンヒットを奪えず
空回りする展開。中盤戦に突入するとカリストの右も浴び始める。
5回はポイントを失うなど徐々に苦戦を強いられた。
〈7回〜12回〉後半戦に突入すると矢吹は修正を発揮。距離とス
テップでリズムを刻み躱して打つボクシングへシフト。矢吹は左フ
ックを軸にカリストの攻撃を封じ込めると10回には右カウンター
をヒットさせカリストをグラつかせた。最終12回までしっかりブ
ロックとボディー攻めで応戦する中、ゴングとなった。
〈12回採点結果〉
118ー108(矢吹)
118ー108(矢吹)
116ー110(矢吹)
王者矢吹が3ー0大差判定勝ちでIBF世界フライ級王座の2度目
防衛に成功した。中盤戦はやや苦戦したが後半戦は巻き返した。
矢吹は試合後インタビューに「勝利は嬉しいが反省する部分もあっ
たので修正したい。今後は階級上の新王者となったIBFスーパー
フライ級王者のアンドリュー・モロニーも視野に入れ調整を図って
いきたい」とコメントした。矢吹の3階級制覇成るか・・・
挑戦者カリストは王座獲得失敗に終わった。
今回階級を下げての3度目世界挑戦で中々しぶとさを見せたが王座
に届かなかった。カリストは過去IBF世界Sフライ級王座決定戦
の引分けとIBF世界同級王座挑戦は判定負けで2度の世界挑戦を
経験していた。果たして4度目挑戦は巡ってくるか・・・
【両選手の戦績】
★矢吹 正道/24戦20勝(18KO)4敗
★レネ・カリスト/27戦24勝(10KO)2敗1分
ーundercardー
《124ポンド(56,25Kg)契約10回戦》
元2階級制覇王者
現WBC世界フェザー級4位・IBF8位
ルイス・ネリー(31=S/mex)
VS.
元3階級制覇王者(Lフライ級・フライ級・バンタム級)
ジョンリール・カシメロ(37=O/phl)
〈試合経過〉
初回、開始わずか30秒でカシメロが左フックでネリーからダウン
を先取、再開すると更に左フックで立て続けにダウンを奪い、カシ
メロはこの回だけで3度のダウンを奪った。
2回、またしてもカシメロの右フックでネリーはダウン。この試合
4度目のダウン。それでもネリーは試合を諦めない。
3回、ネリーも反撃を試みるものの、空振りが目立ち終了間際にお
互い打ち終わりの反動でネリーはバランスを崩して5度目のダウン。
4回、カシメロが強烈左フックをネリーの側頭部を打ち抜くとネリ
ーは仰向けの6度目ダウン。レフェリーはネリーの深いダメージを
確認してこれ以上は危険と判断、試合を止めた。
ーTKO・4回42秒ー
元3階級制覇王者のカシメロが無冠戦も無類の強打を爆発させ6度
ダウンを奪うTKO勝利を飾った。2戦前は格下相手に8年ぶりま
さかの黒星も今回は健在ぶりを示した。なんと37歳にして6年前
のWBO世界バンタム級王者時代を彷彿とさせた。これまで日本で
は嫌われ者の悪童扱いだったがリング上では極めてスリル満点な試
合を生み出す選手だ。今回の戦いぶりで嫌われ者から再びファンを
掴んだに違いない。カシメロは現在無冠ながらまだまだリングを熱
くさせそうです。
元王者ネリーはキャリア最大で最悪の負け方だった。
これまで1度や2度のダウンは経験していたものの、まさか6度も
倒されるなんて本人は考えもしなかったでしょう。しかし、敗因は
自ら作り出しと言える。体重超過の常習犯は懲りずに今回またして
も体重超過を犯した。それが影響してか動きが鈍いところをカシメ
ロに狙われたのは明らかだった。ネリーはボロ負けしたが、これか
ら先奮起してフェザー級で3階級制覇を目指すか・・・
カシメロがネリを6度も倒すもの凄い一戦となったシーンをハイ
ライトでどうぞ!(CMあり/7分22秒)
※途中消除の場合ありです。
【両選手の戦績】
★ルイス・ネリー/40戦37勝(28KO)3敗
★ジョンリール・カシメロ/41戦35勝(24KO)5敗1分
ーundercardー
《IBF世界Sフライ級タイトルマッチ》
IBF世界Sフライ級王者
ウィリバルド・ガルシア(36=O/mex)
VS.
WBA世界同級3位・元WBA世界同級王者
アンドリュー・モロニー(35=O/aus)
〈試合経過〉
序盤から左右フックを振り回すガルシアにモロニーは巧みなステッ
プバックとブロックで対応して始まった。
2回、偶然のバッティングでモロニーは左目上をカット。この場面
からガルシアがプレスを強めて連打で反撃開始。それでもモロニー
は中盤戦までポイントを大きく引き離されることなく対応した。
後半戦に突入すると手数と勢いで前に出てくるガルシアを冷静に捌
く。終盤モロニーは的確な有効打を浴びせて試合をコントロールす
る中,ゴングとなった。
〈12回採点結果〉
115ー113(モロニー)
114ー114(ドロー)
115ー113(モロニー)
モロニーが2ー0判定勝ちでIBF世界Sフライ級王座奪取成功。
モロニーはWBA王座に続き6年ぶりの王者返り咲きです。
ご存知、日本でも知られる双子兄弟の弟。兄ジェイソン・モロニー
も元WBO世界バンタム級王者だった。果たして今後は何度防衛で
きるのか注目したい。
ガルシアは初防衛に失敗して王座から陥落した。
昨年5月23日、IBF世界Sフライ級王座決定戦でレネ・カリス
ト(メキシコ🇲🇽)と対戦して12回判定勝ちで手にした王座だった
が僅か13カ月で手放した。
【両選手の戦績】
★W・ガルシア/33戦23勝(13KO)7敗2分1NC
★A・モロニー/34戦29勝(18KO)4敗1NC
《WBC米国Sフェザー級王座決定戦》
開催日:5月5日(日本時間6日)
開催地/会場:米国テキサス州アーリントン/カレッジ・パーク・
センター
元WBC米国フェザー級王者
エドワード・バスケス(30=O/usa)
VS.
元WBC中米フェザー級王者
ダニエル・ルーゴ(31=O/mex)
〈試合経過〉
序盤戦はバスケスが積極的攻撃でルーゴをリードした。
6回、ルーゴの強烈右ストレートでダウン寸前のピンチ。
しかし、その後はバスケスが立て直して再び多彩なパンチを浴びせ
て挽回。そのままフルラウンドを戦い抜きゴングを聞いた。
〈10回採点結果〉
96ー94(バスケス)
96ー94(バスケス)
98ー92(バスケス)
バスケスが3ー0判定勝ちでWBC米国Sフェザー級王座獲得。
バスケスは過去フェザー級で2度(IBF&WBO)の世界挑戦も
敗北。果たしてSフェザー級での3度目の挑戦はあるか・・・
ルーゴも粘りを見せたが、WBC地域王座獲得ならず。
強打を持ち合わせるルーゴはダウン寸前まで追い込みながらも詰め
が甘かった。ルーゴは再起に向かうしかない。
【両選手の戦績】
★エドワード・バスケス/24戦20勝(6KO)3敗1NC
★ダニエル・ルーゴ/33戦28勝(19KO)4敗1分
《WBA世界Lヘビー級暫定王座TM》
開催日:6月4日(日本時間5日)
開催地/会場:カナダ・ケベック州モントリオール/カジノ・デュ
・モントリオール
WBA世界Lヘビー級暫定王者
アルベルト・ラミレス(34=S/ven)
VS.
WBA世界同級6位
レロン・リチャーズ(33=S/gbr)
〈試合〉
初回、サウスポー同士は序盤から右ジャブの突き合いで始まった。
ラミレスが左ボディーから右フックでプレッシャーをかけるとリチ
ャーズは足捌きで躱しながら右ジャブから左フックとヒット。ラウ
ンドが進むにつれ同じような展開が続いた。
中盤戦に突入してラミレスが右ジャブから左ストレートをかすめる
とリチャーズはクリンチで逃れる。ただお互い決定打がない
後半戦はラミレスが圧力をかけ右ジャブから左ボディーも相変わら
ずリチャーズはクリンチで上手く逃れる。しかし、離れるとリチャ
ーズは時折右ジャブからワンツーを叩き込んで粘りを見せる。それ
でも攻勢を仕掛けるラミレスがジャッジアピールしていると映った。
終盤戦も両者攻めては絡み合ってクリンチするなどお互い突破口を
掴めないままズルズルとラウンドを重ねて終了ゴングとなった。
〈12回採点結果〉
115ー113(ラミレス)
112ー116(リチャーズ)
115ー113(ラミレス)
ラミレスが2ー1スプリットながら判定勝ちで暫定王座の初防衛に
成功した。どちらかがダウンでも奪っていれば明確な採点が出来た
筈。しかし、両者はフラつく程度でジャッジ泣かせと感じた。試合
後は案の定メディアやファンからリチャーズが優勢だったと採点へ
の疑問が湧き上がった。これこそ再戦があっても良さそうだ。ラミ
レスは86%のKO率を誇る強打も的が絞れず不発で予想以上の苦
戦だった。
リチャーズの暫定王座奪取ならず。
リチャーズは中々のしぶとさを見せたのも確かだった。
試合後のインタビューには「俺が手数も有効打も多かったと自負し
ている。勝利を盗まれた気持ちだ」と悔しがった。
おそらく陣営は再戦を訴えることになるでしょう。
(Photos by fightmag.com)
【両選手の戦績】
★アルベルト・ラミレス/23戦23勝(19KO)無敗
★レロン・リチャーズ/21戦19勝(4KO)2敗
《Sウェルター級リミット契約12回戦》
開催日:7月26日(日曜日)
開催地/会場:豪州*開催地はまだ未定でシドニー、メルボルン、
ブリスベンのいずれかが有力/会場未定
元WBA(S)・WBC・IBF世界ウェルター級王者
エロール・スペンスJr.(36=S/usa)
VS.
元WBO世界Sウェルター級王者
ティム・チュー(31=O/aus)
元王者同士はどっちが再浮上なるか!?
〈エロール・スペンスJr.〉
エロール・スペンスJr.が3年ぶりのリング復帰決定。
ご存知スペンスは3団体(WBAスーパー・WBC・IBF)世界ウ
ェルター級統一王者時代の2023年7月29日、WBO世界ウェ
ルター級王者テレンス・クロフォード(米国🇺🇸)と4団体王座統一
戦で激突。試合は2回クロフォードのワンツーでスペンスが早くも
ダウン。7回も右アッパーでスペンス2度目のダウン。この回終盤
右フックで3度目ダウンもスペンスはなんとか凌いだ。しかし、迎
えた9回クロフォードの左右連打に晒されグラついたところでレフ
ェリーは勝負ありと試合ストップ。スペンスは29戦目でキャリア
初黒星を喫して統一ならず3団体王座から陥落した。これでクロフ
ォードは史上初となる2階級での4団体統一達成となった。
試合前はクロフォードと強気の舌戦を繰り広げたが、リング上では
絶頂期だったクロフォードの強打に打ち砕かれる結果だった。その
後、再戦条項を行使しようとしたが、減量も厳しくウェルター級で
の再戦は困難だとして断念した。以後は過去の左目手術に続き右目
は白内障と診断され手術して長期ブランクを余儀なくされた。
そして、昨年1月、対戦予定とされたWBO&WBC世界Sウェル
ター級統一王者のセバスチャン・フンドラ(米国🇺🇸)への挑戦はW
BO団体がスペンスの長期ブランクに加えランキング外でもあり世
界戦として承認できないと通達した為、交渉は打ち切りとなった。
今回、3年のブランクからようやく決定した敵地での対戦は初のS
ウェルター級リミットの154ポンド(69、85Kg)で戦うこと
になった。果たして、階級を上げ以前のようにアグレッシブさを発
揮できるのか注目される。
スペンスJr.にとってキャリア最大の対決となったクロフォード
戦をハイライトでどうぞ!(1分40秒)
〈ティム・チュー〉
ティム・チューはWBO世界Sウェルター級王者時代の2024
年3月30日、WBO王座3度目の防衛戦及びWBC世界同級王座
決定戦をWBC3位で巨漢(197cm)のセバスチャン・フンドラ(米
国🇺🇸)と対戦。試合は序盤からチューが好スタートを切ったものの
2回交錯し合った際、フンドラの肘がチューの額に直撃、顔面は血
に染まった。途中ストップも予想されたがドクターチェックで続行
は許された。結局、両者ともに譲らずフルラウンドまで熾烈な戦い
を繰り広げた末、チューは12回1ー2(4Pチュー/4P&2P
フンドラ)の判定負け。25戦目で初黒星となったチューはWBO
王座3度目防衛失敗及びWBC王座獲得失敗に終わった。
2024年10月19日、団体鞍替えでIBF世界Sウェルター級
王者バフラム・ムルタザリエフ(ロシア🇷🇺)に挑戦してムルタザリ
エフが2回に3度、3回に1度とチューから立て続けにダウンを奪
いレフェリーストップ終了。チューはムルタザリエフの強打に全く
歯が立たず3回初のTKO負けで王座獲得を逃した。
チューは再起に成功するとセバスチャン・フンドラとの再戦決定。
2025年7月19日、再戦は初回相打ちの場面でフンドラの左フ
ックで早くもチューがダウン。その後はチューも立て直して巻き返
すかに見えたが7回フンドラの左アッパーでチューはダメージ蓄積。
インターバルで戦意を喪失して棄権を申し出、試合終了となった。
結局、返り討ちしたフンドラはWBC王座2度目防衛成功。TKO
負けしたチューは勝てずじまいに終わった。しかし、チューはその
後再起2連勝。直近戦は今年4月5日、WBOインターNミドル級
王座決定戦をWBA世界Sウェルター級12位デニス・ヌルジャ(
アルバニア🇦🇱)と戦い10回(100ー88×3者)のフルマーク
大差判定勝ちを収めている。そして、今回注目の一戦に臨む。
チューの直近デニス・ヌルジャ戦をハイライトでどうぞ!
(3分30秒)
〈ちょい予想!〉
某専門ネットでは「3年前スペンスがクロフォードに完敗したと
はいえこの時期にチューと戦っていれば明らかにスペンスが有利だ
った。しかし、3年の空白でその実力差はチューの実戦経験で縮ま
った」とコメント。また各ネットの予想は「50:50の五分」だ
としたところが多かった。ただチューのここ5試合を3勝(1KO
)2敗としているが、勝利は全て格下相手のものだった。
その戦いぶりは全て動画で観たが耐久力に不安が見え隠れしていた。
つまり、いい攻めを見せたかと思うと空振りが増えスタミナをロス
してしまう。そして、徐々に正確性に欠けていくのが分かった。
なんともチューの不安定ぶりでは勝機が見えて来ないと言える。
かたやスペンスは1年前から既にトレーニングやスパーリングをこ
なし、いつでもリングに上がれる準備をしていたという。まあ、3
年で全ての技術が使い物にならないということはないでしょう。
従って、年齢を増したとはいえ4、5ラウンド辺りで試合勘を取り
戻せばスペンスが自ずと有利になると予想します。
【両選手の戦績】
★エロール・スペンスJr./29戦28勝(22KO)1敗
★ティム・チュー/29戦26勝(18KO)3敗
《WBA(S)・IBF世界Lヘビー級TM》
開催日:5月30日(日本時間31日)
開催地/会場:ロシア・エカテリンブルク/UMMC・アリーナ
WBA(S)・IBF・WBO世界Lヘビー級統一王者
ドミトリー・ビボル(35=O/rus)
VS.
IBF世界同級1位・WBA6位
ミハエル・アイフェルト(28=O/ger)
〈試合経過〉
初回、中盤アイフェルトの左ジャブを外したビボルが左フックを浴
びせるとアイフェルトは早くも尻もちダウン。さほどダメージのな
いアイフェルトは立ち上がって再開するとビボルは深追いせず勝負
は急がなかった。試合の流れはビボルの余裕展開。
その後もアイフェルトの左右フック反撃を冷静に躱してラウンドを
重ねた。中盤戦から後半戦にかけ軽快なフットワークから接近する
と上下コンビネーションで寄せ付けない展開でゴングとなった。
〈12回採点結果〉
120ー107(ビボル)
120ー107(ビボル)
120ー107(ビボル)
王者ビボルが3ー0フルマーク大差判定勝ち。
ビボルは2024年10月12日、WBC・IBF・WBO世界同
級統一王者アルツール・ベテルビエフ(ロシア🇷🇺)と4団体統一戦
で12回0ー2判定負けで統一ならずWBAスーパー王座から陥落
した。しかし、2025年2月22日のベテルビエフとの再戦では
12回2ー0判定勝ちでリベンジに成功して4団体王座を束ねた。
その後、WBC王座は団体内統一戦交渉で合意に至らず返上した。
今回、WBAスーパー王座&IBF王座の初防衛に成功となったが、
もう一つのWBO王座はアイフェルトがランキング外だった為、未
承認で王座は懸けられなかった。まあ、ビボルの戦いぶりにはあま
り迫力はないが、その技術力は未だに群を抜いていると言える。
IBFトップコンテンダーのアイフェルトは王座に届かなかった。
時折突進しては左右フックで反撃する場面もあったが、巧く王者に
外されまともに打てなかった。技術的に差があり過ぎた印象だった。
今後再び世界挑戦するとなれば現状テクニックでは厳しそうだ。
果たしてアイフェルトは進化できるか・・・
(Photos by fightnews.com)
技巧派のビボルが余裕で防衛に成功したシーンをハイライトでど
うぞ!(CMあり/7分53秒)
【両選手の戦績】
★ドミトリー・ビボル/26戦25勝(12KO)1敗
★ミハエル・アイフェルト/15戦13勝(5KO)2敗
《WBC世界Sフェザー級TM》
開催日:5月30日(日本時間31日)
開催地/会場:米国テキサス州ヒューストン/フェルティータ・セ
ンター
WBC世界Sフェザー級王者
オシャキー・フォスター(32=O/usa)
VS.
WBC同級2位・元WBA世界フェザー級王者
レイモンド・フォード(27=S/usa)
〈試合経過〉
初回、フォスターが左右で果敢に攻めるとサウスポーのフォードが
接近して揉み合うとフォスターが振り払った瞬間フォードはロープ
の隙間からリング下に落下。しかし、フォードに幸い怪我はなくリ
ングに戻って再開。大荒れな波乱の幕開けとなった。
中盤戦、フォードが果敢にボディーを攻めて手数でフォスターにプ
レッシャーをかけた。しかし、ディフェンスに長けたフォスターも
クリーンヒットを許さず緊迫した展開となった。
後半戦、フォスターの正確な右カウンターに強烈左フックがクリー
ンヒット。フォードは鼻から出血するなどダメージを負った。
しかし、終盤フォードも負けじと左ストレート、右フックで反撃す
るなど眼の離せない展開。フォスターも右ストレートから左フック
を返す中、終了ゴングとなった。
〈12回採点結果〉
114ー114(ドロー)
118ー110(フォスター)
116ー112(フォスター)
王者フォスターが2ー0判定勝ちでWBC世界Sフェザー級王座の
初防衛に成功。採点は3者ともに乱れたが、どう見ても最大8ポイ
ント差など無いように感じた。まあ、フォスターの今回の戦いぶり
では並みの王者としか見られないでしょうね。
元WBA世界フェザー級王者のフォードは2階級制覇ならず。
フォードはSフェザー級転向から3連勝で挑んだが2年ぶりの王者
返り咲きはならなかった。このままSフェザー級に留まるのか、そ
れとも更に階級を上げるのか・・・
(Photos by fightmag.com)
予想以上に接戦となったフォスターVS.フォード戦をハイライト
でどうぞ!(CMあり/8分00秒)
【両選手の戦績】
★オシャキー・フォスター/28戦25勝(12KO)3敗
★レイモンド・フォード/21戦勝18(8KO)2敗1分
《WBC世界ブリッジャー級TMⅡ》
開催日:5月30日(日本時間31日)
開催地/会場:ベルギー・シャルルロワ/ホール・デ・エクスポジ
ション
WBC世界ブリッジャー級王者
ケビン・レレナ(34=S/rsa)
VS.
WBC同級1位・元WBA世界クルーザー級王者
リヤド・メルウィー(33=O/bel)
〈試合経過〉
前半戦は両者ともに譲らず拮抗したスリリングな展開で進んだ。
途中まではサウスポー王者のレレナが左右強打で見せ場を作ったも
のの徐々にペースダウン。中盤戦に突入するとメルウィーが手数で
圧倒してペースを握った。後半戦の10回にはレレナが再びペース
を上げたが、手数を緩めないメルウィーを捉えることが出来ないま
ま終了ゴングとなった。
〈12回採点結果〉
116ー112(メルウィー)
117ー111(メルウィー)
115ー113(メルウィー)
挑戦者のメルウィーが3ー0判定勝ちでWBC世界ブリッジャー級
王座の奪取に成功。これでWBA世界クルーザー級(初防衛後返上)
に続き2階級制覇を達成した。メルウィーは3年前WBCブリッジ
ャー級シルバー王座決定戦及び王座挑戦者決定戦でレレナと対戦し
て12回0ー3判定負けで王座獲得と挑戦権獲得に失敗していた。
今回地元で見事リベンジとともに王座獲得となった。メルウィーの
今後はまだまだ認知度の低い階級(ヘビー級とクルーザー級の間の
階級)をどう試合内容で盛り上げていくかでしょう。期待したい。
レレナはWBC世界ブリッジャー級王座の2度目防衛に失敗して王
座から陥落となった。これまでマイナーのIBO世界クルーザー級
王者時代は6度の防衛を果たしていたが、階級を上げてのメジャー
王座は短命に終わった。
(Photos by fightnews.com)
王者交代となったレレナVS.メルウィー戦をハイライトでどう
ぞ!(CMあり/3分19秒)
【両選手の戦績】
★ケビン・レレナ/36戦31勝(15KO)5敗
★リヤド・メルウィー/39戦36勝(29KO)3敗
《WBA世界バンタム級スーパー王座決定戦》
開催日:6月13日(日本時間14日)
開催地/会場:米国アリゾナ州グレンデール/デザート・ダイヤモ
ンド・アリーナ
WBA世界バンタム級休養王者
アントニオ・バルガス(29=Sh/usa)
VS.
WBA・WBC・WBO世界Sフライ級統一王者
ジェシー"バム”ロドリゲス(26=S/usa)
現在米国で軽量級として人気沸騰中の3団体世界Sフライ級統一
王者ジェシー・ロドリゲスはバンタム級進出にあたり当初はWBC
世界バンタム級王者井上拓真(大橋)への挑戦を希望していた。
しかし、そんな中、井上陣営は井岡一翔(志成)との対戦交渉を開
始していた為、断念した。今回、第2候補でもあったWBA世界バ
ンタム級休養王者となっているアントニオ・バルガス(米国🇺🇸)と
WBAの格上スーパー王座を懸け対戦することが決定した。
そして、バンタム級挑戦決定後のインタビューで「バンタム級を制
していずれはモンスター井上と戦う運命にある」と豪語していたこ
とから一気に井上尚弥との対戦機運が高まり現実味を帯びてきた。
ロドリゲス陣営は井上がフェザー級へのアタックも予想されること
から早めに対戦相手として相応しいと印象付けて置きたいところで
しょう。それにキャリア最高のファイトマネーを手に入れることが
予想されるとあって必死になるのも当然でしょう。(^o^)
要はロドリゲスの対戦内容次第だろう。接戦での辛勝や負けでは当
然井上陣営は交渉する価値もなく白紙となる可能性もある。
〈WBA世界バンタム級休養王者 アントニオ・バルガス〉
2024年12月、既に指名挑戦権を獲得していた1位のバルガ
スはWBA世界バンタム級王者堤聖也(角海老)の防衛戦が決まら
ず不透明になったとしてWBA団体は暫定王座決定戦を設置した。
2024年12月13日、WBA世界バンタム級暫定王座決定戦を
9位ウィンストン・ゲレーロ(ニカラグア🇳🇮)と対戦して激戦の末、
バルガスが10回レフェリーストップで暫定ながら王座獲得に成功。
その後、王者の堤聖也選手が左眼手術で暫くの間、活動休止で休養
王者扱いとなった為、バルガスが正規王者に昇格となった。
2025年7月30日、WBA同級2位の比嘉大吾(志成)と初防
衛戦で対戦。比嘉が4回左フックでダウンを奪いリードすると王者
バルガスも左右で巻き返すなど白熱した展開となった。僅かにリー
ドしていた比嘉は最終回バルガスの左カウンターでダウンを奪い返
され立ち上がって再開したがゴング。結局、12回0ー0(113
ー113×3者)の引き分けに終わった。規定によりバルガスの初
防衛成功となった。しかし、その後母親が亡くなる不幸に見舞われ
精神的に試合を行える状態ではないとしてプロモーターが団体に報
告。従って、今度はバルガスが休養王者扱いとなってしまった。
今年4月11日、両国国技館で正規王者に復帰した堤聖也と団体内
統一戦の予定だったが堤選手の怪我が完治しなかった為、延期とな
った。今回、違う形での対戦が決定したバルガスはインタビューで
「持てる力のすべてを尽くしてタイトルを守り抜く。集中力も万全
で準備も整っている。ファンの皆さんには最高の私を見ていただく
つもりです」とコメントしていた。
それではバルガス直近の比嘉戦を寺地VS.サンドバル戦も含めた
ダイジェスト版でどうぞ!(7分13秒)
〈3団体世界Sフライ級統一王者 ジェシー・ロドリゲス〉
ロドリゲスは15戦目の2022年2月5日、WBC世界Sフラ
イ級王座決定戦を元WBC世界同級王者のカルロス・グアドラス(
メキシコ🇲🇽)と対戦して12回3ー0(3P/7P×2者)の判定勝
ちで世界初挑戦ながら王座獲得に成功した。しかし、2度防衛して
王座を返上。フライ級転向を発表した。
2023年4月8日、WBO世界フライ級王座決定戦をクリスチャ
ン・ゴンサレス(メキシコ🇲🇽)と対戦して12回3ー0(8P/6P
/4P)の判定勝ちで2階級制覇を達成した。
2023年12月16日、統一戦をIBF世界フライ級王者サニー
・エドワーズ(英国🇬🇧)と対戦して9回TKO勝ちで統一に成功。
しかし、再びSフライ級へ階級を戻すと発表した。
2024年6月29日、WBC世界Sフライ級王者ファン・フラン
シスコ・エストラーダ(メキシコ🇲🇽)に挑戦すると4回にダウンを
奪い6回にはダウンを奪い返される激戦となった。しかし、7回ロ
ドリゲスが強烈左ボディーでエストラーダから2度目のダウンを奪
うとエストラーダは立ち上がれずKO勝ち。以前保持していた王座
を奪い返した。この一戦で米国に留まらず世界へと名を売った。
2024年11月9日、WBC世界同級暫定王者ペドロ・ゲバラ(
メキシコ🇲🇽)と団体内統一戦を争い難なく3回TKOで下して暫定
王座を吸収した。
2025年7月19日、WBO世界同級王者プメレレ・カフ(南ア
フリカ🇿🇦)と統一戦で対戦して10回TKO勝ちで2団体統一。
2025年11月22日、WBA世界同級王者フェルナンド・マル
ティネス(アルゼンチン🇦🇷)と統一戦で対戦して10回KO勝ちで
統一に成功。3団体王座を束ねた。IBF王者のウィリバルド・ガ
ルシア(メキシコ🇲🇽)との4団体統一も目指そうとしたがガルシア
に指名戦が決定していたことで断念した。そして、計画を変更して
バンタム級進出で3階級制覇を目指すことになった。
ロドリゲス直近のマルティネス戦を左フック一撃で仕留めたシー
ンをハイライトでどうぞ!(3分6秒)
【両選手の戦績】
★A・バルガス/22戦19勝(11KO)1敗1分1NC
★ジェシー・ロドリゲス/23戦23勝(16KO)無敗
〈ちょい予想!〉
米各専門ネットの予想を総合すると7:3でロドリゲスの圧倒的
有利となっている。個人的にはバルガスにも頑張ってほしいが、い
かんせんロドリゲスは若いだけではなくスピード、テクニック、パ
ワーと三拍子揃ったスキルの持ち主。おそらく中盤戦過ぎの8回か
9回辺りのKOかストップ勝ちと予想しますが・・・
《WBC世界ヘビー級タイトルマッチ》
ーundercardー
《WBO世界Sミドル級王座決定戦》
《WBA世界ウェルター級正規王座決定戦》
《IBF世界ヘビー級挑戦者決定戦》
開催日:5月23日(日本時間24日)
開催地/会場:エジプト・ギザ/ピラミッド群広場・特設リング
WBA(S)・WBC・IBF世界ヘビー級統一王者
オレクサンドル・ウシク(39=S/ukr)
VS.
元GLORYキックボクシング・ヘビー級王者
リコ・ヴァーホーベン(37=Sh/nld)
〈試合経過〉
初回、196センチと体格で勝るヴァーホーベンが軽快な動きから
右ストレートでプレッシャーをかけるスタート。
2回、ヴァーホーベンが距離を詰めるとウシクは右フックがヒット。
ヴァーホーベンが接近して左右ボディーを叩くとウシクも左ボディ
ー、左フックと応戦する。ウシクはやり辛さを感じさせる。
3回、ウシクが右アッパーもヴァーホーベンの右フックにクリンチ。
ウシクは危うさが見え隠れしていく。
4回、前進してヴァーホーベンがウシクをロープに詰めショートパ
ンチを浴びせる。しかし、ウシクもアッパーでヴァーホーベンをグ
ラつかせ更に左ストレート、右フックで巻き返しにかかる。
中盤戦に突入するとウシクが左右で攻める中、ヴァーホーベンが再
び右フックで盛り返す展開。ヴァーホーベンが粘りを見せた。
8回、ヴァーホーベンの右ストレートにウシクが仰け反る。更にウ
シクをロープに追い込むと今度はウシクが左ストレートで反撃。そ
れでもヴァーホーベンの体格を生かした圧力にウシクは後退。
公開採点は76ー76×3者とヴァーホーベンが予想以上の健闘。
9回、ヴァーホーベンが右ストレートでウシクを後退させ連打。
10回、勢いそのままのヴァーホーベンだったが、ウシクの左カウ
ンターを浴びてヴァーホーベンはペースダウン。
迎えた11回、ウシクが左ストレート、右アッパーと決めると終盤
ウシクがコーナーに詰め右アッパーでヴァーホーベンがついにダウ
ン。カウントされながら立ち上がったヴァーホーベンはマウスピー
スを飛ばしてレフェリーが一旦中断。再開するとウシクの左ストレ
ートから左右連打でヴァーホーベンが防戦一方となったところでレ
フェリーが割って入り試合を止めた。
ーTKO・11回2分59秒ー
ウシクがストップ勝ちでWBC王座の3度目防衛に成功した。
尚、WBAとIBFの2団体は対戦相手が世界ランキング入りして
いない為、世界戦として認定しなかった。まあ、これが本筋だ。
ウシクはストップ勝ちしたが10回までの公式採点は96ー94で
ヴァーホーベン、95ー95×2者の1ー0でヴァーホーベンが僅か
にリードしていた危うい勝利だった。しかし、周りからはレフェリ
ーのストップは早過ぎたなどと囁かれるなど今後に影響しそうな疑
問の残る後味の悪い一戦となった。今後引退まであと2試合と断言
しているウシクの次戦相手は以前から名が飛び交っていたWBC暫
定王者のアギット・カバイエル(ドイツ🇩🇪)が有力視されている。
そして、最後は今回苦戦したヴァーホーベンとの再戦も浮上してき
た。いずれにしてもあと2試合、記憶に残る有終の美を飾れるか。
ヴァーホーベンは善戦したがWBC王座の獲得ならず。
それにしても12年ぶりのボクシングにしてはなかなかの戦いぶり
だった。まあ、今更ボクシングに転向することはないだろうが他の
引退間近なスター選手のマッチメイク相手に名を売ったことになる。
試合後のインタビューにヴァーホーベンは「最後まで戦う余力はあ
った。早過ぎるストップだと思ったが、私が決めることではないの
でどうしようもない!」と悔しさの滲むコメントだった。再戦も浮
上したが、果たしてヴァーホーベンはどう決断する・・・
(Photos by fightmag.com)
それではウシクが予想以上に苦戦したヴァーホーベン戦をハイラ
イトでどうぞ!(CMあり/3分)
※途中消除の場合ありです。
【両選手の戦績】
★オレクサンドル・ウシク/25戦25勝(16KO)無敗
★リコ・ヴァーホーベン/ボクシング=2戦1勝(1KO)1敗
※キックボクシング戦績/76戦66勝(21KO)10敗
尚、GLORYキックボクシング世界ヘビー級王座は最長の13度防衛
を記録している。
▼ U・C
《WBO世界Sミドル級王座決定戦》
WBO世界Sミドル級2位
ハムザ・シーラズ(26=O/gbr)
VS.
WBO世界同級4位
アレム・ベギッチ(39=O/ger)
ーKO・2回2分33秒ー
英期待のシーラズが強烈左ボディーショットの圧倒KOで無敗のま
まWBO世界Sミドル級王座獲得成功。早くから注目されていた選
手で今後が楽しみです。
無敗で挑んだベギッチは評価は高かったが王座獲得失敗。
シーラズの素晴らしい秒速ボディーショットKOで王座獲得に成
功したシーンをハイライトでどうぞ!
(CMあり/2分53秒)
【両選手の戦績】
★ハムザ・シーラズ/24戦23勝(19KO)1分無敗
★アレム・ベギッチ/31戦29勝(23KO)1敗1分
▼ U・C
《WBA世界ウェルター級正規王座決定戦》
WBA世界ウェルター級1位
シャフラム・ギヤソフ(32=O/uzb)
VS.
WBA世界同級6位
ジャック・カテラル(32=S/gbr)
〈12回採点結果〉
119ー108(カテラル)
118ー109(カテラル)
116ー111(カテラル)
カテラルが3ー0大差判定勝ちでWBA世界ウェルター級王座獲得
成功。カテラルはSライト級から階級を上げての3度目世界挑戦だ
った。苦労人カテラルの今後に期待。
無敗で挑んだギヤソフは王座獲得失敗。
ギヤソフは初回のダウンが最後まで響いてしまった。
カテラルが大差判定勝ちで王座獲得に成功したシーンをハイラ
イトでどうぞ!(CMあり/3分6秒)
【両選手の戦績】
★シャフラム・ギヤソフ/18戦17勝(10KO)1敗
★ジャック・カテラル/35戦勝33(15KO)2敗
▼ U・C
《IBF世界ヘビー級挑戦者決定戦》
IBF世界ヘビー級3位
フランク・サンチェス(33=O/cub)
VS.
IBF世界同級4位
リチャード・トーレス Jr.(26=S/usa)
ーKO・2回55秒ー
ベテランのサンチェスが右フック一撃でIBFヘビー級王座への挑
戦権獲得成功。サンチェスは2度目の挑戦者決定戦で表舞台へのチ
ャンスが巡ってきた。注目です。
無敗で期待された東京五輪Sヘビー級銀メダリストのトーレスJr.
は挑戦権獲得失敗。プロキャリア初KO負けの初黒星となった。
サンチェスの劇的右フック一撃KOシーンをどうぞ!
(CMあり/3分1秒)
【両選手の戦績】
★フランク・サンチェス/28戦26勝(19KO)1敗1NC
★リチャード・トーレスJr./15戦14勝(12KO)1敗
《IBF世界ミドル級挑戦者決定戦》
開催日:5月22日(日本時間23日)
開催地/会場:米国カリフォルニア州サンノゼ/SAP・アリーナ
IBF世界ミドル級4位
アマリ・ジョーンズ(24=O/usa)
VS.
IBF世界同級5位・元IBF世界同級王者
ビンセンツォ・グアルティエリ(33=O/ger)
IBF&WBO世界ミドル級統一王者ジャニベク・アリムハヌリ
(カザフスタン🇰🇿)がIBF2度目、WBO4度目の防衛成功後に
実施されたVADA(ボランティア・アンチ・ドーピング協会)に
よる抜き打ち検査でアリムハヌリから禁止薬物のメルドニウムが検
出された為、厳格主導のIBF団体は問答無用でアリムハヌリから
王座を剥奪した。従って、2位(1位は空位)と3位で王座決定戦
を実施する予定。今回の一戦はIBFの正式発表はないものの4位
と5位が挑戦者決定戦の位置付けとなる模様だ。
〈試合経過〉
序盤はお互いジャブを差し合う静かなスタート。ジョーンズは体が
解れるとスイッチを織り交ぜジャブから右アッパー、ボディーとグ
アルティエリを攻めて支配し始めた。終盤もジョーンズが連打。
2回、ジョーンズのスイッチを交えた上下攻めにグアルティエリも
ガードしながら時折右ストレートで対抗も圧力に押され後退。
迎えた3回、コーナーに詰まったグアルティエリはジョーンズの左
アッパーでダウン。グアルティエリは立ち上がって8カウントで再
開。手を緩めないジョーンズの攻めにグアルティエリはロープに詰
められ連打から右アッパーを浴びて2度目のダウン。ダメージの残
るグアルティエリにレフェリーはカウント途中で試合を止めた。
ーTKO・3回2分29秒ー
米注目ホープのジョーンズが次期IBF王座への挑戦権獲得成功。
これでジョーンズはデビューから負けなしの17戦全勝とした。
2年前の12連勝時にその倒しっぷりから早くもミドル級期待のス
ター候補だと騒がれ始めていた選手。今後はIBF団体が対戦指令
を出している2位エティノサ・オリハ(イタリア🇮🇹)VS.3位アー
ロン・マッケンナ(アイルランド🇮🇪)の王座決定戦で勝者への世界
初挑戦となる。また、最近話題性に欠くミドル級に旋風を巻き起こ
してスーパースターへと登り詰めるのかジョーンズに期待が高まっ
ている。
元IBF同級王者のグアルティエリは挑戦権獲得ならず。
序盤から待ちのボクシングで後手を踏んでしまった印象だ。
時折、右ストレートや左右フックを打ち込んで元王者の片鱗を見せ
る場面もあったが効かせるまでにはいかなかった。まあ、勢いある
強打者相手にテクニックで対抗しようとしたが通用しなかった。
今後グアルティエリは再びトップ戦線に辿り着けるか・・・
(Photos by boxingnews24.com)
ジョーンズVS.グアルティエリ戦をフルシーンでどうぞ!
(14分35秒)
【両選手の戦績】
★アマリ・ジョーンズ/17戦17勝(15KO)無敗
★V・グアルティエリ/28戦25勝(8KO)2敗1分


































