ハブになろう!スケールフリーネットワークとNarrow&Deep理論  | 平野敦士カールオフィシャルブログ「プラットフォーム戦略®経営講座★」Powered by Ameba

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(株)ネットストラテジー代表取締役アマゾン1位 プラットフォーム戦略他著書多数元興銀マンゆかし会員 

プラットフォーム戦略(R)においては、Narrow&Deepが将来的に大きくなるという説が有力です

(プラットフォーム戦略(R)は(株)ネットストラテジーの登録商標です)

 

Facebookはハーバード大学の学生だけを対象にしたサービスとして徐々に拡大していきました

Mixiも当初は招待でしたね

 

つまり 狭く親密な交流こそが将来大きく拡大するということなのです

いきなり全世界のみなさんどうぞいらっしゃ~い!と言っても誰も来ないかもしれません (笑)

 

人間は自分と共通点がある人やモノに共感を覚えます

 

全く知らない人同士でも実は同郷だった!といったとたんになぜか親近感を覚えてしまいますね

 

つまりネットワークの強さは 単に数だけではないのでないか?

と思うのです 

つまり あるコンテンツ(伝わる対象となるもの)

の内容とそれを伝える人との相性も大きく影響していると考えています

 

ダイエット食品の宣伝を有名モデルが行えば売れるでしょうがたとえば有名でも巨漢で知られている人が宣伝してもあまり売れない気がしませんか?(笑)

 

ソーシャルメディア論では 山火事理論 というのがあります

これは山火事が起きるのはなぜか?ということなのですが

実は火が強かったから よりも 燃えるような山 つまり燃えやすい木があったからこそ山火事になった というものです

 

そこには国民性もあるかもしれないと思うのです

日本人だからこそ広がりやすいこと あるいは

年齢によっても異なるでしょう

そのあたりはまだまだ研究が必要だと思いますが興味深いテーマです

 

たとえば HIVなどは非常に弱いウィルスであったのに拡散しました

かならずしも強いもの あるいは コンテンツが拡散するのではなく弱くても確実に広がる、つまり次々と広がる可能性はあるということです つまり Deepなコミュニティということでしょう

 

Deepでない場合には伝言ゲームのようにどんどん内容が劣化してしていきやがて消えてしまいます 

Deepなネットワークの強さをいかに創るのか?

は重要な視点だと思います そう 数だけではないのです!

 

スケールフリーネットワーク と言う言葉あります

これは 、ネットワーク理論の用語ですが

リンク(枝)が一部のノード(点)に集中しているネットワークのことです

 

たとえば ノードが人 リンクが友達の数 だとすると一部の人は非常に多くの友達を持っている ということです

通常の正規分布のようなスケール尺度に依存しない (フリー) という意味です べき則とも言われます

 

そしてリンクが集中しているノードはハブと言います

 

先程の例でいえば バブ と呼ばれる人 が拡散の中心になっているのです

 

まさにハブとはプラットフォーマーのことなのです!

数だけではないのですが数も重要ということでしょう

 

次回以降に続けます!

どうぞ読書登録お願いします!

 

ps

東京は雨ばかりですね!40年ぶりだそうです

17日間も雨です 1977年はコメが7割不作となってタイ米が輸入されたのを覚えていますか?

タイ米は臭いという風評被害が出てのですが実は

ベトナムの古米を混ぜていたからだったそうです

ヒドイ話ですね!