【四国三十六不動霊場 第1番 大山寺】 | 【香川 丸亀】もあいさんちのブログ 

【香川 丸亀】もあいさんちのブログ 

糸かけ曼荼羅、各種パステルアート、各種インストラクター講座、親子アートワークショップ等開催中☆
出張講座も承ります!
お問い合わせはお気軽に♪
moai_art_works@ymail.ne.jp
件名は「問い合わせ」で送信して下さいね!

四国三十六不動霊場 第1番札所

大山寺(だいさんじ・おおやまじ)

【山号】

 仏王山
【院号】
 玉林院
【宗派】

 真言宗醍醐派

【御本尊】
 千手観音菩薩
【御本尊御真言】
 オン バザラ タラマ キリク
【不動明王名称】
 大山不動
【開山】

 西範僧都 中興・弘法大師

【創建年】

 6世紀前後

【童子名】
 矜羯羅童子(こんがらどうじ)
【御真言】
 おん ばさらき たったり そわか
【童子の教え】

 おだやかなまなざし向けてカンマンボロン(布施行)

【御詠歌】

 くりからの 不動の滝の岩しづる 清水に五濁 洗ひ落とせよ

【所在地】

 徳島県板野郡上板野町神宅字大山14-2

【電話】

 (088)694-5525

【略縁起】

 寿永年間(1185年)源義経公阿波に上陸の折り、勢見山から北方に紫雲棚引く山のあるのをみ、奇異に思われ村人に尋ねたところ仏王山大山寺であると知りそこで弁慶、亀井、片岡、伊勢、駿河の守と当山へ登り武運長久を祈願し屋島に向かった。戦勝の後に一宇を建立し吾れのみならず未来永劫の人々の願いをも聞き給えと尊像を奉安したそののち参詣祈願の人には必ず感応して特に良縁にあらたかであるところから『ゑんが遅けりゃ大山詣り云々』と詠われ縁結びの守護として尊ばれ広く信仰されている。


お迎え童子(矜羯羅童子)
山門(仁王門)

仁王像
山門(仁王門)


ひょっこりと顔を出して、和ませてくれるタヌキさん達

鐘楼門

手水舎

弁慶銀杏
寿永年間(1185年)源義経一行が屋島の合戦で勝利を納められた際、弁慶が持参していた『ぎんなん』を記念に植えていったのが境内の『いちょう』と伝わる。
不動明王立像
脇侍の二童子像(矜羯羅童子 制多迦童子)
本堂

力餅

矜羯羅童子像
回廊
大師堂

本堂 回廊 大師堂
信徒会館
六地蔵尊像

力餅運びの石像

戦国時代に近くの七条城主であった七条兼仲公が、当寺に祈願し怪力を得た御礼に、大きな鏡餅を背負い上げたと言う故事を記念し、江戸時代に徳島藩主蜂須賀公が家臣に大鏡餅を境内で運ばせたのが始まりと言われています。

『力餅大会』は、お正月の初会式に合わせて、毎年1月第3日曜日に行われる伝統行事だそうです。

納経所
馬堂 

源義経の愛馬・薄雪のお墓と銅馬


短歌の小径
昭和天皇お手捲きの杉
黒岩大権現様 奥の院入り口への案内板



岩黒大権現 
弘法大師が山頂に登られた折りに、ご湧現された浪切不動が奉安されています。



お大師様も登られたと云われる、山頂に向かって登りました。
濃い霧に包まれた山頂は、幻想的な雰囲気に包まれていました。
こちらまでは車で来ることもできるようですが、お時間があれば短歌の小径を歩き、石碑に刻まれた想いのこもった歌を詠みながら、奥の院・山頂を目指すのもお薦めかと思います。今回は不思議な事に小径を歩き出すと共に雨が止み、霧がかった森に幻想的な美しさを感じた道中がとても感慨深く、素晴らしい体験となりました。
御詠歌
奥様にご対応いただきました。
御朱印
御影
徳島県と香川県の県境にある大山、その中腹に位置する大山寺さんは、徳島県最古と云われるお寺。自然に囲まれ、静寂な空間に身を置くことで、お不動様をより身近に感じたような気がしました。

3月24日(日)
3番~1番までの寺院を巡拝させていただきました。
今年の1月2日から始まった、四国三十六不動霊場巡り。

今年は閏年ということもあり、36番から逆に巡拝を始め、この日、三十六不動霊場全てを巡拝し終えることができました。

巡拝をしつつ感じたのはお不動さまと三十六童子のご縁、そして学んだ教え、お大師さまに感謝いたします。

また、今回の巡拝でご縁をいただけた全ての皆さま方に感謝いたします。

ありがとうございました。

お読みくださりありがとうございました。