四国三十六不動霊場 第2番札所
明王院(みょうおういん)【山号】
磨日山
【寺号】
慈眼寺
【宗派】高野山真言宗
【御本尊】
不動明王・阿弥陀如来
【御本尊御真言】
・ノウマク サンマンダ バザラダン
センダ マカロシャダ ソワタヤ
ウンタラタ カンマン
・オン アミリタ テイセイ カラウン
【不動明王名称】鼠不動
【開山】
弘法大師
【創建年】
天長年間年(830年頃)
【童子名】制吒迦童子(せいたかどうじ)
【御真言】おん しゅと とば うんばった
【童子の教え】
いつも笑顔でカンマンボロン(布施行)
【御詠歌】ありがたや 吉野川辺の 磨日山 ゆかりもふかき 南無不動尊
【所在地】徳島県阿波市阿波町谷島22
【電話】(0883)35-3010
【略縁起】
天長年間(830年)弘法大師が四国巡錫の折、吉野川の渡し舟『谷島渡し』の船着場付近に一宇を建立。
室町時代には藩主・細川氏の祈願所となり栄える。
天文13年(1543年)吉野川の大洪水により、本尊を除き堂宇を全て流失。その後、元和4年(1622年)現在の地に再興。不動明王は『鼠不動』といわれ、米を食い荒らす鼠を追い払う。洪水や飢饉に苦しめられた村人の豊作への願いが込められ、厄除祈願、学業成就にも霊験あらたかといわれる。
寺号標
鐘楼門
手水舎
境内