四国三十六不動霊場 第11番札所
童学寺(どうがくじ)
【山号】
東明山
【宗派】真言宗善通寺派
【御本尊】
薬師如来
【御本尊御真言】
オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ
【不動明王名称】
脳天不動
【開山】
行基菩薩
【創建年】
飛鳥時代
【童子名】羅多羅童子(らたらどうじ)
【御真言】おん らた らた らま そわか
【童子の教え】
腹立てぬようカンマンボロン(持戒行)
【御詠歌】
詣て来る 不動の利益 魔を伏して 加持の水汲む 智恵の御剣
【所在地】徳島県名西郡石井町石井城ノ内605
【電話】(088)674-0138
【略縁起】
自伝によると白鳳年間乙酉、行基菩薩来錫し一宇を建立する。弘法大師が幼少の頃、当寺で書道や仏教などを学び、後に『いろは四十八文字』を創作。その由来から寺号を童学寺と称し、学業成就の寺として広く知られる。弘仁六年(815年)弘法大師が再び当寺を訪れ伽藍を整備し、自刻の薬師如来、阿弥陀如来、毘沙門天などを安置したという。天正年間(1573~1592年)に兵火を受け全焼したが再建。ぼけ封じや中風除けのご利益で知られる脳天不動明王を祀る。