建築家に頼もう! -3ページ目

4坪目 建築士の資格について

設計の仕事をしている人の肩書って建築家、建築士、設計士、設計者など色々な呼び方があります。

なにが違うのか?


「建築士法」という法律できちんと名称が定義されているのが「建築士」で

一級建築士、二級建築士、木造建築士があります。

(最近構造一級建築士、設備設計一級建築士というより専門性のある上位資格もつくられました)

それぞれの資格の違いは以下のよう。


一級建築士は基本的に、どんな建築でも設計し確認申請という建築を建てるための手続きをおこない、工事の監理をおこなうことができる。


二級建築士は木造建築、その他の建築で高さや面積が一定の決まり以内のものの設計・監理をおこなうことができる。


木造建築士は木造建築で一定の規模以内のものの設計・監理をおこなうことができる。



ですので、よく聞く「建築家」という名称は何か正式な法律的定義があるわけではなく、

ある意味自称で名乗ってしまえばその人は建築家になれるのです。

このように曖昧な「建築家」という名称ですが、私の感覚では

建築士は資格付名称

設計士はエンジニア

建築家はエンジニアリング+芸術性を統合する立場

というような言葉の位置づけで捉えています。


あなたが、建築を依頼する時に、あいての設計の方がどのように自分を言っているのか

法的に資格が必要な場合の確認などの際には少し気をつけてみると良いかもしれません。


建築家に頼もう!-資格


3坪目 お施主様と設計事務所と施工者の関係

今回は、お施主様と設計事務所、建設会社の関係についてです。


設計事務所に設計を依頼すると、多くの設計事務所を施工(工事をする)部門をもっていませんので

工務店やゼネコンなどの建設会社が実際の工事をおこなうことになります。


それぞれの関係はどういった関係でしょうか?

契約関係は

お施主様⇔設計事務所

お施主様⇔建設会社

となります。

間違えやすいのは、設計事務所が建設会社と契約して後は全て進めてくれるんでしょう?と

いうことです。


設計事務所は建設会社を探し、紹介することは出来ますが、

あくまでも工事の契約していただくのはお施主様と建設会社です。


では工事が始まったら設計事務所は何をするのか?ということです。

具体的には設計契約と共に「監理契約」をしなければ、設計事務所は設計が終了した時点で

契約は終了となりますが、私は監理契約もすることを断然お勧めします


監理業務とは、お施主様の代理として、

建設会社の工事内容、工期をチェックし、建築の品質を確保する仕事なので

まさに前回触れた、最後に味方になるのは建築家だけという言葉がここでも当てはまることになるのです。


今回は、3者の関係がテーマですので、監理についてはまた折りに触れて話題に挙げることにしますが、

最初にでてきた、工事契約はお施主様⇔建設会社という関係性があるからこそ、あくまでも設計者は

建設会社との利害に関わらない第3者として適性に仕事ができるようになるのです。


2坪目 建築家に依頼をしよう

2回目は建築家(設計事務所)への依頼について


都会に限らず、地方でも少なからず建築家の方はおられるはずです。

もし家などなにか建築を考えられている方がいましたらぜひ建築家に話を聞いてみましょう。


どうやって連絡をとっていいのか分からない

なんだか設計料が高そう

変わった建築をつくられるのでは…


そう心配される方も多いかもしれません

中にはそういう設計事務所もあるでしょう、けれど多くの場合は建築を建てることが大好きで

それを本業にしてしまった方ばかりですから

問い合わせをされて嫌な顔をする人がいるはずはありません


最近ではホームページをもっている事務所が多いので

メールや電話でまずはアポイントをとって気になる建築家の方と一度会って話を聞いてみましょう

ホームページやメールだけでは分からないことが多いですし

最後は人と人との付き合いです。

会ったらしつこく営業されるのではないか?と心配されるかもしれませんが、心配なかれ

アトリエ系と言われる設計事務所は営業という部署は大抵存在していません

逆に営業にお金を使っている設計事務所はその分設計料に無駄に上乗せされていると考えた方がよいでしょう

(これはハウスメーカーでも言えることかもしれません)


間違っても、電話で簡単に済まそう、まずはメールで様子を探ってなんて思わない方がよいと思います。

大金がかかる建築工事。

いくらネットが発達しなんでもお手軽に手に入る時代になったとはいえ、

そんなにお手軽に進むほど建築を建てるということは簡単なことではないのです。


また折りに触れ話が出ると思いますが、

建築を建てる際に最後に頼れるのは「建築家だけ」なのです。


1坪目 自己紹介

はじめまして、設計事務所を営んでいるkamonegiです。

最近、建築に関わる仕事をしていて気付くことは、建築の仕事は分かりにくい(そして面白い)

とつくづく思います。


このブログでは、

「より建築家の仕事が皆さんに身近になるように」をコンセプトに

なるべく分かりやすい言葉で、建築のこと、建築家の仕事について、建築ってなんだろう?

建築家に依頼するには、建築のここが知りたいということについて書いていきたいと思います。



1回目は私の自己紹介


私は都内(関東一円)を中心に設計事務所を構え設計の仕事をしています。


普段の設計では、住宅関連、店舗、賃貸物件、リフォームの設計が中心です。


日常の生活で季節や息づかいが感じ取れる空間。

シンプルだけれど、こだわりのある飽きのこない空間。

そんな空間づくりを心掛けています。