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8坪目 住宅エコポイント

ここ最近時事トピックスが続きますが、今回はその流れで「住宅エコポイント」について


分かっているようで分かっていない方が多いのではと思います。


簡単に説明しましと、住宅版エコポイントとは

一定の省エネルギー性能基準を満たした住宅を建築した場合や同じく一定の基準を満たしたリフォームを行った時にポイントが発行される制度です。


ポイントは省エネ・環境配慮製品や各種の商品券、プリペイドカード、旅行券・宿泊券などに換えることが出来ます。


住宅エコポイントを利用して得なのかどうなのか?という点ですが、

大きな分岐点はエコポイントを申請するために30万円分コストがかかるかどうかが大きな分かれ目です。

というのも1戸あたりの最大ポイントは30万ポイントまでだからです。

省エネのスペックとするために30万円かかって30万ポイント獲得できるのであれば間違いなく申請した方がよいです。というのも、省エネスペックが一般の建築よりあがっているため、ランニングコスト(維持費)の部分で、

光熱費の節約などが充分に見込めるからです。


リフォームの場合は窓や外壁、屋根・天井、床など各部位によって得られるポイントが変わり、

新築同様、最大で30万ポイントまでとなっています。

こちらも新築と同じく、どの部位にいくらのコストがかかり、どれだけポイントが得られるかで

リフォーム内容が変わってきそうです。

7.5坪 フラット35Sについて補足

前回、

フラット35S(10年間金利1%引き下げ)は今年の12月30日までに申し込んだ人が対象と書きましたが、

この制度は募集金額が決まっており予算枠に達した場合年末を待たずに受付を終了することになっている点に、

注意が必要です。申し込みを考えている方は早めの相談をした方が無難でしょう。


あるシミュレーションでは、借入額3000万円で返済期間35年の場合、フラット35とフラット35Sの返済金額の

差額が300万以上になるとの結果も出ています。毎月の返済額も減りますし、金利が低い分元金の減り方も早いためです。


前回話したイニシャルコストで多少金額がかかってしまっても、トータルで返済額と比べて同金額以下であれば、よい住宅が手に入るのですからメリットが大きいのではと思います。


7坪目 フラット35について

今回はより役立つ住宅取得支援策の解説。

最近、住宅を建てようと思っている人は表題の「フラット35」について聞いたり調べたりする人が多いのではないでしょうか。


フラット35」とは住宅金融支援機構と民間金融機関などが提携して設定する長期固定金利住宅ローンのことです。また当初10年間の金利が1.0%引き下げられるのが「フラット35S」となります。(ただしフラット35Sの金利1.0%引き下げは今年の12月30日までに申し込んだひとが対象)


大変お得な「フラット35S」ですが、

①省エネルギー性

②耐震性

③バリアフリー性

④耐久性・可変性

のいずれか1つの基準性能を満たす住宅を建てる人が利用できます。


金利引き下げ期間が10年間で引き下げ幅は1%のフラット35Sですが、

さらに1段階高い基準をクリアーした住宅は「フラット35S(20年金利引き下げタイプ)」として、

11年から20年目までも0.3%の金利引き下げが続くものもあります。


まとめるとフラット35→フラット35S→フラット35S(20年金利引き下げタイプ)という順番になります。

勿論金利が低い方がお得ですが、上記の基準をクリアーしなければならないことから

イニシャルコスト(建築する際に掛るコスト)はアップしがちになってしまいます。


もし申し込みを考えている方はご自身の資金を鑑みてどのタイプが良いのか判断してみてください。


6坪目 イメージを形にしてもらおう

建築を建てたいけれどどんな建築を建てたいのか漠然としていて伝えにくい

建築雑誌のこのページの雰囲気はすごく好きなのだけれどイメージが限定的という人が

おられるかもしれません


ノウハウ本や雑誌を読むのもいいですが、

①実際に自分の目で見たり、体感する方が断然良いということ。

②自分の計画している敷地に適合した建築というのがあるはずなので、実際に建築家にラフプラン、イメージをつくってもらうこと。

をおすすめします。


①はよく陥りがちなのですが、雑誌の写真などはうまくアングルや光が調整されていて実物より良く見えてしまうことがおおいので、パッと見て善し悪しを判断するのは危険ということです。雑誌やウェブに載せるのに悪い写真やカットを使うはずがありません。建築は視覚だけでなく、5感全てで味わうものです。

ハウスメーカーなら住宅展示場がありますが、建築家もよく「オープンハウス」といって完成後お施主様に引き渡す前後に内覧会をおこなうケースがありますので、気になる建築家が告知をしていたら思い切って行ってみるのもいいかもしれません。

またノウハウ本については言わずもがな、建築ではなく他のジャンルについて想像してみて下さい。ご自身の専門分野がいいかもしれません。例えば株のノウハウ本「1年で1億かせぐ方法」なんてありがちだけれどもインパクトのあるキャッチコピーを冠した本が売っていると思います。でもそういう本を読んだからと言って多くの人は1億円をかせげないのではと思います。中には良本もあるのかもしれませんが、ほとんどの本は素人にもっともらしく思われるために少しおおげさに、内容の薄いことを書いている場合が多いのです。


②については、漠然としたイメージを形にするのがプロの仕事。どうしてもご自身の中でこだわりのある部分についてはきちんと伝えるようにし、まずはラフのプランやイメージをつくってもらうことをおすすめします。

ここの間取りをこうしてこの部屋はここに配置してとついつい自分で計画してしまいますがまずは、そこをぐっとこらえて建築家に任せた方がより良いものができる場合が多いです。

コストや構造等総合的にの勘案してきっと良い提案をしてくれるはずでしょう。

5坪目 坪について

すごく基本的なことですが今回は坪という単位について


一般的に敷地や床の広さを表すのに坪という単位を使います。

1㎡≒0.3025坪 1坪≒3.3㎡です。


もともと中国でつくられた単位から派生して、日本で生まれた単位なのですが、

なんでも韓国や台湾でも使用されているそう。


メートル法になじみのある若い世代の方はなぜにそんなにややこしく

単位を使い分けるのかと思いますが、坪単位はそれはそれで良い面もあります。


まず1坪は1間(1.8m)×1間の面積です。

一般的な住宅によく採用される在来木造は約0.9mをモジュールにしていることが

多いので、住宅の場合、大きさを知るのに坪単位の方がわかりやすかったりします。

というのも、1畳は約0.9m×1.8mなので、1坪は畳1枚分。

10坪の床の広さだったら畳大体20枚分だなと分かるからなのです。



また、建築のおおよそのコストを検討、把握する上で、“坪単価”というのが

よく使われます。

今回の建築は床面積が50坪だから、この地域の平均坪単価60万×50坪=3000万円が

建築にかかるおおよその金額になりそうです。というような使い方をします。


m単位、坪単位どちらも使いやすさ、使いにくさがあると思います。

この際、頭の片隅に1坪≒3.3㎡ということだけ覚えておくと良いかもしれません。