13坪目 年末
あっという間に年末ですが皆さんお仕事はいつまででしょうか?
忘年会、大掃除など慌ただしい日々が続くと思いますが風邪など気をつけましょう
私の事務所は原則年中無休です
独立する時にある人生の先輩に
「何が仕事になるか分からない、いかなる時も意識し、アンテナを張れ」と有難いお言葉を頂きました。
家を建てようという方はハウスメーカーならともかく、
設計事務所に依頼しようとする時、いつ連絡をとったらよいかわからないと思い方もおられるかもしれません
まずはメールにて相談内容をお知らせ頂くのが良いと思いますが、
中にはひやかしメールと判断されてしまう例もあるようですから、
メールの後に電話をして見た方がより本気度が伝わるかもしれません
電話で話すと人柄も少しは分かりますしね
12坪目 内覧会
先日、知人に依頼されマンション内覧会に同行させていただきました。
素人だけでは不安、建築士の目から建築をチェックして欲しいという方が増えてきているようです。
クロスの汚れや傷等は一般の方でもわかると思いますが、
キチンと防水施工がされているのか、シーリングはきちんとうたれているのかなど、
目で視て、担当者に確認し、今後おこりうる問題などに対しても専門家の立場から聞くことができるというのは
建築家に同行してもらうメリットであるのかなと思います。
よく何十か所も指摘をしたと内覧会を経験された方がおっしゃることがあります。
指摘箇所が少ないにこしたことは無いのは当然ですが、
重要なのはきちんと押さえる部分をチェックできているのかということなのです。
自分たちだけでは不安という方は、ぜひ第3者的立場の建築士に同行をお願してみるのも良いかもしれません。
11坪目 道路
ご無沙汰しております。
すっかり涼しくなり秋も深まるばかりですね。
さて今回は道路の話です。
知っている方もおられるかもしれませんが、家を計画する場合、敷地の次に大切なのは
「道路」です。
もし土地購入で迷われているのであれば、よくその敷地の前に接道(接している道のこと)状況について
確認してみてください。
建築基準法では原則、敷地は2m以上の道路に接していないと建築することができないとされています。
車は勿論、人の出入りもままならなくなりますし、いわゆる旗竿敷地と呼ばれる、通路部分だけ道に接していて
道から奥まった場所に敷地がある土地が多くなってしまいますからね。
また注意が必要なのが古い宅地などでは一見道路に見えるものでも私道(個人の道路)であったり
敷地内の通路だったりする場合があることです。
敷地の前の道路がどういった区分の道路なのか役所で確認することもできますし、
不動産会社の方や建築家などに調査を依頼するのも良いかもしれません。
他にも原則道路は幅が4m以上なければならないとされています。現状で4m以下の道路は
新築する際に道路の中心線から2mの範囲に入る部分は敷地から除外され建築することができないと決まっています。
更には、道路幅12m以下の前面道路では敷地の容積率が制限される場合がありますし、道路斜線という
高さに関する制限も道路の幅員等によって決まってきます。
上記の記述からも道路は非常に重要だということが分かって頂けると思います。
10坪目 ショールームに行こう
10坪目はショールームの話
建築家や施工者から提案されるものを見るのもいいですが、
どうしても図面や言葉だけではわからない、伝わらないことがあります。
最近では各メーカーがWEBでカタログを見れるように整えてくれているので
それを活用するのも手ですが、百聞は一見に如かず
近くにショールームを見つけたらぜひ行って実物に触れてみましょう!
トイレ、キッチン、ユニットバス、壁紙、床材、外装材、照明…
多くの場合、建築は既製品と呼ばれる各メーカーがつくるものをコーディネートして全体がつくられています。
ですので、それぞれのメーカーのショールームに行けば、自分が建てる時に使う予定の素材そのものに触れることができるのです。
住宅展示場のように実際に空間として出来上がったものを見るのも建築を想像するには役に立つでしょう。
でも、ショールームでは、建築全体は体感できませんが、建築のパーツパーツについては
展示場なんかよりよほど詳しく説明してくれます。
ショールームは大抵の場合、水曜日が休み、 土日もやっているところがほとんどですので、
気になるメーカー、製品があったらぜひ実際に見て触れて下さい。
9坪目 工事費
よくお客様から聞かれることに工事費ってどの位になるの?
なぜ金額がすぐにでてこないんだ?
というようなご質問を頂く場合があります。
結論から言ってしまいますと
「すぐにはでないし、一概には言えません」
ということになってしまいますというのも、設計事務所の設計する建築は
ハウスメーカーや建て売り住宅などの建築とは違い、
お客様の予算や敷地、法的条件、ご要望や設備スペックなどによって
建築全体を自由に変えることができるからです。
一般的に坪単価でどの位で建つの?というご質問もありますが、
坪単価に含む金額に、バルコニーや吹抜け、(外構(庭まわり))の金額が面積に入ってるかどうかで
変わってきます。
例えばバルコニーで3坪、吹抜けで2坪分の面積があるとします。
この部分だけで5坪も異なりますから、コストを面積で割りこむのにも、
単価と面積でコストを算出するのにも大きく異なるというのが分かると思います。
安価にうたわれている坪単価には、算定面積の範囲の定義がなかったり
生活に必要な電気や設備、キッチン、外構が別途工事になっていたりと
実質的な坪単価ではなく、表向きのお客様に対してインパクトのある単価が
宣伝として一人歩きしていることが多いように思えます。
設計事務所の場合、
まずはご相談時にご要望や理想、ご予算を伺いながら
照明や設備を含めトータルでご一緒に建築の仕様を決めつつ建築費を調整していきます。
建築をつくる際には形状、仕上げ、設備等等本当に多くの仕様を決める必要があり、
またお客様一人一人、それぞれの部分に想いがあるはずなのです。
そういって打ち合わせを抜きにして、いきなり○○○○万円で出来ます!と
言い切れるのは逆におかしいと思いませんか?
そういう場合は、計画や仕様に問題があったり、あとで追加工事が必要という場合が
必ずしもではないにしてもあるので注意が必要です。
とはいえ、やはり借入や自己資金のことを考えるとある程度の金額を把握しておきたいというのが
本音のところ。私がそんな時よく紹介しているのが、下記のサイトです。
http://sumai.nikkei.co.jp/house/calc/
地域や構造毎に概ねの金額が分かるので参考にして頂けたらと思います。
