シンプルで良い「ウエスト・サイド・ストーリー」2022(6) | Mの映画カフェ♪

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映画の感想など



WEST SIDE STORY

2021年 アメリカ


監督 スティーブン・スピルバーグ

主演 アンセル・エルゴート(トニー)、レイチェル・ゼグラー(マリア)、アリアナ・デボース(アニータ)、リタ・モレノ(バレンティーナ)他


スピルバーグ監督、御年75才!

初期の作品しか面白くないと思っていたら…意外、

シンプルかつクラシックな楽しい映画でした!


元の「ウェスト・サイド物語」(1961年)を観ていないのですが

ロミオとジュリエットがベースの悲恋物語。

「シェルブールの雨傘」や「ラ・ラ・ランド」を思い出しました。


衣装や街のセットも素敵で、物語に入り込める。

歌はどれも聴いたことがある名曲ばかりで、一緒に歌いたくなります。


しかしアンセル・エルゴート

「ベイビードライバー」の頃の可愛さはなくて…身体が重そうなのも気になった


ヒロインも良いんだけれどやや物足りない。運命を狂わせるほどの魅力とは思わなかったですね


争いがかっこいいと思うのは若気の至り

暴力は悲劇を生むだけ。


民族間のいさかいが絶えないアメリカ

いや他の国もすべて、

いまこの時代に繰り返し語られる価値のあるテーマを

スピルバーグが発信したのは意義があると思い…たい!



(2022年3月9日 T・ジョイPRINCE品川)