WEST SIDE STORY
2021年 アメリカ
監督 スティーブン・スピルバーグ
主演 アンセル・エルゴート(トニー)、レイチェル・ゼグラー(マリア)、アリアナ・デボース(アニータ)、リタ・モレノ(バレンティーナ)他
スピルバーグ監督、御年75才!
初期の作品しか面白くないと思っていたら…意外、
シンプルかつクラシックな楽しい映画でした!
元の「ウェスト・サイド物語」(1961年)を観ていないのですが
ロミオとジュリエットがベースの悲恋物語。
「シェルブールの雨傘」や「ラ・ラ・ランド」を思い出しました。
衣装や街のセットも素敵で、物語に入り込める。
歌はどれも聴いたことがある名曲ばかりで、一緒に歌いたくなります。
しかしアンセル・エルゴート
「ベイビードライバー」の頃の可愛さはなくて…身体が重そうなのも気になった
ヒロインも良いんだけれどやや物足りない。運命を狂わせるほどの魅力とは思わなかったですね
争いがかっこいいと思うのは若気の至り
暴力は悲劇を生むだけ。
民族間のいさかいが絶えないアメリカ
いや他の国もすべて、
いまこの時代に繰り返し語られる価値のあるテーマを
スピルバーグが発信したのは意義があると思い…たい!
(2022年3月9日 T・ジョイPRINCE品川)