イーストウッドの新作「クライ・マッチョ」2022(3) | Mの映画カフェ♪

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映画の感想など


Cry Macho
2021年 アメリカ

監督 クリント・イーストウッド
主演 クリント・イーストウッド(マイク)、エドゥアルド・ミネット(ラフォ)、ドワイト・ヨアカム(ハワード)、フェルナンダ・ウレホラ(リタ)、ナタリア・トラベン(マルタ)他

90才超のイーストウッドが監督、主演!
で、観ないわけにはいかない作品。

まず思うのは、イーストウッドの年齢設定に違和感あり。
荒れ馬を乗りこなしたり、旅先で美女に誘惑されたり。設定が若めなのかな!?
原作があるから…のようですが、
失礼ながらイーストウッドがヨボヨボなので、不思議な気持ちになります

あと車が盗み放題だったり、おおらかというか危険というか。アメリカとメキシコの関係がよく解らなかったり

古き良きアメリカと移民問題の取り合わせはちょっと「グラン・トリノ」っぽくもあり、
また「パーフェクト・ワールド」「運び屋」っぽくもあります。

これらは監督からみたアメリカの現状なんでしょうね。自分のみたまま、感じたままを映画にしてゆく

表現者としての映画監督

イーストウッドが年齢を重ねてなお純粋な表現者であり、きちんと娯楽作品を撮り続けていることは

素晴らしいことだと思います。

(2022/1/26 T・ジョイPRINCE品川)