187.「完全な実体のためには、天地創造したときと同じような世界が必要なのです」 | 御言 missing link

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 海洋摂理史も統一教会史も復帰摂理上、アダムを迎えるための環境準備という共通の使命を持っていました。アダムを迎えるための環境は、必ずペアシステムとして形成され、この二つは当然同じ原理・公式を中心として準備されていたはずでした。

「神様による天地創造の方式は、まず環境をつくって、アダム、エバが生きることができるような環境を用意されたのです。 ですから、アダム、エバ、完全な実体のためには、天地創造したときと同じような世界が必要なので、環境においては、必ずそこに主体と客体があるのです。
 神様が願われる創造理想、男女の理想の家庭を中心として環境を組み、それによって左右される権限を現すことによって、 創造理想の区切りがつけられるのです。」
(ファミリー02/1 P52~53 第 42 回「真の子女の日」記念礼拝の御言 2001年11月15日 中央修練院)

 この二つの摂理の出発は、天使長圏を意味する統一教会史が新婦圏を象徴する海洋摂理史よりも早く成されました。
 世界基督教統一神霊教会は、1954年5月1日、韓国で創立されました。文先生は、統一教会創立にも、三段階の成長過程を当てはめて説明されています。統一教会が創立された1954年から7年前の1947年を出発として、蘇生期、長成期、完成期として摂理されてきました。そして長成期完成級の1960年に祝福が挙行されました。

「イエス様がこの地に来られた時、誰も知らない中で、摂理の基盤を継承し、ユダヤ民族の中心家庭であるヨセフ家庭からみ旨を展開し、そうしてすべての上流階級にまでみ旨を展開しようとされたのです。しかし、そのみ旨が成されなくなるや、反対の立場から出発したのです。 同じように今日統一教会が行く道も、蕩減復帰の原則によって、イエス様の時のように、悲惨な路程を歩みながら、一番末端から出発しなければならないのです。 それで、韓国にある教団という教団が全部反対し、全民族が歓迎しない中で、統一教会の信徒は一番末端から上がってくる運動をしてきたのです。そのように歩んできた1960年までの期間は、ヤコブ路程における14年期間に相当するために、この期間内に天的な計画を決定しなければならないのです。国家が反対し、宗教界が最高度に反対する熾烈な戦いの中で、み旨を成さなければならなかったのです。 解放後14年ですから1960年の初期です。この14年というのは蘇生7年、長成7年ですから、長成期完成級の基準になるのです。イエス様の七年路程において、第一次は旧約時代で、第二次は新約時代です。新約時代に該当するイエス様における長成期完成級を中心として、この期間に該当する1960年代に入って、国家が反対したすべてのことを奪ってくるのです。それで第二次七年路程において、イエス様が失ってしまった霊的、肉的基準を連結させる摂理をしなければなら ないのです。1954年から1960年まで7年間ですが、この期間に氏族的基盤を確定しなければならなかったのです。イエス様が氏族的基盤を成せなかったことを蕩減して、基盤を築かなければならないのです。統一教会を中心として1954年から強力な反対の歴史に入っていきました。国家が一丸となって、反対する中で、7年間に国家に影響を及ぼさなければならなかったのです。どんなに反対し、どんなに思いのままに、なくそうとしても、なくすことのできない環境へと乗り越えて行かなければならなかったのです。氏族がなければ、民族へと行く道がないのです。イエス様の時、氏族的版図を中心として、 ユダヤの国とユダヤ教を一つにして、ローマから世界へと行くべき道をもたなければならなかったように、今日我々統一教会もそれと同じだというのです。統一教会とはいかなる教団でしょうか。反対したキリスト教をすべて投げ捨て、その前に 新しいアベル的な宗教形態として登場したのが統一教会です。別の言い方をすれば、反対するキリスト教によってみ旨が成せなかったので、そのキリスト教に代わって探し出してきたのが統一教会ということなのです。 それで1948年から1954年、7年目に我々の協会が創立されたのです。この7年間は旧約時代を蕩減するのと同じであると見るのです。そうしてこの7年の基盤の上に、初めて新約が出発することができたので、新しい基盤を備えて協会を創立したのです。そして新約の失敗を蕩減する期間が60年代までだということを、皆さんは知らなければなりません。 したがって、旧約時代と新約時代に、神のみ旨において現れたすべての受難の道を代表的に行かなければならない、という結論がここに成立するのです。最も受難に遭うのです。イスラエル民族が成せなかったことと、キリスト教が成せなかったことはもちろんですが、イエス様が成せなかったことまで、ここで蕩減して、基盤を築いていかなければならないのです。」 (真の御父母様の生涯路程3)

 1960年に祝福が成されたのは、文先生がザカリヤ家庭とヨセフ家庭を復帰し、マリヤの使命を持つ女性からイエス様が誕生したからだと考えられます。文先生が四大心情圏と三代王権の公式によって8人家族の形態を復帰したから実現したからだとも言えるでしょう。それは天使長の位置に立つ文先生を中心とするイエス様のための十二支派編成を意味する祝福編成の出発でした。

「先生は 1960 年に聖婚しました。それはすべての祝福の基台となるものでした。先生はヨセフとザカリヤの家庭が復帰された真の父母の基台のもとに一つになる、という基台をつくりました。私たちは七回追い出されても、七回蹴飛ばされても、それでも八回目に挑んで勝利しなければなりません。それは皆さんもまた二十一年コースを歩まなければならないということを意味します。それが統一教会が二十一年路程を必要とする理由です。」 (祝福34号 19p 2075双約婚前のみことば 1982年 6月24日 ワールドミッションセンター)

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