これだけ多くの情報があふれている現代。
商品の情報を伝えるだけでは、商品は売れません。
だからといって売り込んでも嫌われます。
ところが、ついやってしまうのがこれらのことです。
ただ、ちょっとした
誤解もあるようなのです。
まず、売り込み。これはどういうことかお分かりいただくのは簡単だと思います。
たとえば洋服屋さんに入ったとき、さっと店員さんが近づいてきて、こちらが見ている服について端から、「それ、いまウチで一番売れているんですよー」とか「きっとお似合いですよ。試着してみませんかー」と声をかけてくるような感じ。
「一番売れている服なんて、外で同じ服着てる人にあったら気まずいじゃん。そんな服買わないわよ」
と内心思っていても、口では「はあ」とか言って愛想笑い……。
そのうちうっとうしくなって、そうそうにお店を出てしまいますね。
もしかしたら、気に入った服があったかもしれないのに、しつこい店員さんがいるばっかりに、その店を敬遠してしまいます。
これは比較的分かりやすい『売り込み』です。
こんなふうにしつこくされたら、誰だって「ゆっくり商品を選ばせて!」と思ってしまいます。
こういう売り込みは、売る側も「いやだな」と思っている人が多いようで、無理な売り込みはしたくないと考えている人は結構いらっしゃるようです。
しかし、そのために先ほど言った『誤解』が生じてしまうのですね。
その『
誤解』とは……
「
商品の説明をすれば、それで大丈夫」という誤解です。
無理矢理な売り込みはいやだ。だから、商品の説明をしっかりやればいいのではないか。
そんなふうに考える人が案外多いのです。
じつは、
商品の説明をいくらしっかりやっても、売れるというものではありません。
その理由は、冒頭にもお話したように現代が情報にあふれているから。
情報にあふれているから、ある人は、「類似商品の情報を自分でもっと調べよう」と思ってしまいます。また、ある人は、「もう情報はうんざり。めんどくさいから聞きたくない」と思ってしまいます。
どちらにせよ、あなたの商品説明にきちんと耳を傾けたのちに商品を購入しよう、とは思っていないのです。
インターネットが登場してから、誰でも簡単に情報を得て、商品を比較検討できるようになったために、商品の情報を発信するだけではモノは売れなくなってしまいました。
でも、だからといって、購入という行動がすべて消費者主導になったかというと、そうでもないようです。
なかには非常にうまく消費者を誘導して、売り上げをあげている企業などがあります。
それはビジネスモデルが良かったり、広告の手法が斬新だったり、とさまざまな理由があるようですが、
その手法のひとつがコピーライティングなのです。
では、次回は、コピーライティングでモノを売るときには具体的にどのようにすればいいのかお話ししていきましょう。
(つづく)
■チラシ・DMで集客して圧倒的な反響を得る方法@森真理
社歴24年・チラシ制作専門の広告代理店社長が教える
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