第1,000回記念公演
このチラシをもらった人は分かると思いますが、こってる
上部の1000が飛び出ています。
2024年6月4日（火）19時開演 サントリーホール
【指揮】エリアフ・インバル Eliahu Inbal
ブルックナー：交響曲第９番 ニ短調 WAB109（2021-22年SPCM版*第４楽章付き）[*日本初演]
Bruckner: Symphony No.9 in D minor WAB109 (*with Finale:2021-22 SPCM version) [*Japan premiere]
聴きどころ
記念すべき第1000回定期は、桂冠指揮者エリアフ・インバルの指揮で、ブルックナーの未完の交響曲第9番をフィナーレ（第4楽章）付きでお贈りします。今回演奏されるフィナーレは、ニコラ・サマーレ、ジョン・Ａ・フィリップス、ベンヤミン＝グンナー・コールス、ジュゼッペ・マッツーカ（4人の頭文字を取って「SPCM」）によって続けられてきた研究に基づく最新ヴァージョン（2021-22年）で、これが日本初演になります。インバルは1980年代後半にフランクフルト放送響と初期の版を録音するなど、早くから彼らの研究に注目しており、今回の最新版演奏に意欲を燃やしています。フィナーレ付きを是とするか非とするかは聴き手次第。飽くなき探求を続けるインバルと都響によるプレゼンテーションを、ぜひ会場で体験してください。
Ｎ響の2000回記念は投票で決められましたが、都響はインバルのブル９でズバッと。ブルックナー生誕200年ということもあったのでしょうかね。
1000回記念
ＱＲコードにアクセスするとこれがもらえた
マエストロの書いた「1000th」がプリントされたシールもついてきた
88歳とは思えないくらいお元気。都響も山本＆水谷で気合いに満ち溢れていたと思います。第１楽章冒頭からしびれる
すごい…濃密な弦とホルンに感動25分弱の第１楽章があっという間に感じられるほど素晴らしい演奏だった。
第２楽章からはインバルさんのハミング付きここでも弦楽器がすごい熱気。山本さんも弓の毛を引きちぎりながらの熱い演奏に胸熱
第３楽章でもインバルさんの歌付きで、神々しい雰囲気に酔いしれました。
そして、今回の目玉の（？）第４楽章…ブルックナーの遺稿をできるだけ再現したらしいけど、ブルックナーらしいのかな？まだまだブルックナーとはお友だちになりきれていない私には、こんな曲想をブルックナーが第９番第４楽章に置こうとしていたのかは正直なところよく分かりません。
かなりの盛り上がりの中、会場からは大きな拍手とBravo
拍手は鳴り止まず、ソロカーテンコールは２回ありました。撮影していたので、いつかＭＸで放送されるのかな？
写真撮影可能だったので、私も撮影してみました。載せませんが…
インバルさんのサイン入り
