アスミク・グリゴリアン Asmik Grigorian ソプラノ・リサイタル | のんびり まったり やんごとなき みやびなまいにち

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つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

アスミク・グリゴリアン ソプラノ・リサイタルを聴いてきました。

 


2024年5月15日(水)19時開演 東京文化会館

【ソプラノ】アスミク・グリゴリアン Asmik Grigorian 【指揮】カレン・ドゥルガリャン Karen Durgaryan 【演奏】東京フィルハーモニー交響楽団


Aプロ:ロマンティック・アリアの夕べ

【第一部】

アントニン・ドヴォルザーク:

歌劇「ルサルカ」 

 序曲丸ブルー

 “月に寄せる歌”

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:

弦楽のためのエレジー「イワン・サマーリンの思い出」丸ブルー

歌劇「エフゲニー・オネーギン」

 タチアーナの手紙の場 “私は死んでも良いのです”

 ポロネーズ丸ブルー

歌劇「スペードの女王」

 “もうかれこれ真夜中...ああ、悲しみで疲れ切ってしまった”

アルメン・ティグラニアン:

歌劇「アヌッシュ」

 “かつて柳の木があった”

 

【第二部】

ジャコモ・プッチーニ:

歌劇「マノン・レスコー」

 “捨てられて、ひとり寂しく”

 間奏曲丸ブルー

歌劇「蝶々夫人」

 “ある晴れた日に”

「菊」丸ブルー

歌劇「ジャンニ・スキッキ」

 “わたしのお父さま”

歌劇「トゥーランドット」

 “氷のような姫君の心も” 

 

丸ブルーオーケストラ演奏


さっさと16時に退出して上野へ…いつも30〜50人並んでいる一蘭がなんと7人しかいなかったので、特に予定をしていなかったのですが、ついつい並んでしまって久しぶりに食べた。





替え玉は半分


ホワイエに綺麗なお花


Asmik Grigorianリサイタル。2022年11月のJ.ノット指揮東響『サロメ』は山形旅行と重なってしまい、残念ながら聴けなかったので、めちゃくちゃ楽しみにしていたコンサート。5月12日がお誕生日です。




プログラムです。聴いたのはAプロ。前半はBと共通


素晴らしいの一言キラキララブラブ最初の「月に寄せる歌」から泣けた笑い泣きオネーギンの「手紙の場」の凄み、「スペードの女王」…す、す、すごすぎる爆笑後半のリュウのアリアもバタフライも泣けた笑い泣きマノン・レスコーがこれまた美しくて感動…そして最後に、ラウレッタのアリアルンルンついつい微笑んでしまうこの曲を最後に持ってくるとは爆笑そして、アンコールはこれまた超有名なトスカ「歌に生き愛に生き」…今年のベストコンサート候補ラブラブキラキラルンルン


もっとも…指揮者がさえないあせる足の具合が良くないみたいで動きがいまひとつなのは仕方ないとしても、覇気が感じられない。東フィルも…女性コンマスを含めて誰ですか?状態。アスミク1人に頼りすぎなコンサートという印象だったのは残念でした。




金曜日もコンサートがあり、前半がAプロと同じで、後半がサロメ、エレクトラetc. 曲目がかぶってなければ聴きたいんだけど…どうするかなチューS席18,000円〜D席8,000円とそんなに高くないし… 現代ソプラノの頂点の一角と言ってもいいかもしれない今をときめくグリゴリアンは最高の旬を迎えているので、聴き逃してはいけません。


21時半の一蘭は約40人待ちでした。そこまでして一蘭で食べたいのかと聞いてみたい…うーん