新国立劇場バレエ団『ホフマン物語』(初日)を観てきました。
2024年2月23日(金・祝)13時開演 新国立劇場オペラパレス
ホフマン物語 Tales of Hoffmann (Les Contes d'Hoffmann)
【振付・台本】ピーター・ダレル Peter Darrell 【音楽】ジャック・オッフェンバック Jacques Offenbach 【編曲】ジョン・ランチベリー John Lanchbery 【美術】川口直次 【衣裳】前田文子 【照明】沢田祐二
【ホフマン】福岡雄大 【オリンピア】池田理沙子 【アントニア】小野絢子 【ジュリエッタ】柴山紗帆 【リンドルフ/スパランザーニ/ドクターミラクル/ダーパテュート】渡邊峻郁
【ラ・ステラ】木村優里 【ラ・ステラのお付き】今村美由起 【ホフマンの友人】速水渉悟、森本亮介、木下嘉人 【ウェイトレス】奥田花純、五月女遥、広瀬碧 【アントニアの父】中家正博 【芸人たち】渡辺与布、益田裕子ほか
【指揮】ポール・マーフィー Paul Murphy 【管弦楽】東京交響楽団
2018年2月以来6年ぶりの再演。前回観たときは、ホフマン:菅野さん、オランピア:柴山紗帆さん、アントニア:小野絢子さん、ジュリエッタ:本島美和さん、リンドルフ:貝川さん。
今回もとても楽しみにしていました。午前中に寿司大で超美味しいお寿司を食べた後、新国立劇場へ。
プロローグ・第1幕。池田理沙子さんの人形の動きがいい cute
ホワイエで大原永子前芸術監督を発見したので突撃。本公演では「ステージング」として登録されていて、指導にあたっていらっしゃったようです。
大原先生とKenn Burkeさんにサインをいただきました
第2幕は絢子さんのアントニア。役得ではあるのですが、絢子さんのキレと華のある踊りが最高に素晴らしい。しかも、いつもペアを組んでいた雄大さんとなので、美しさが際立っていた
第3幕は紗帆さんのジュリエッタも雰囲気がよく伝わってきた。一番目を引くのが、芸人たち(パ・ド・カトル)の与布さんいや、もう、これは、反則レベルの妖艶さ美しすぎます変態オヤジと言われようが、どう思われようが、オペラグラスでガン見です。
最初から最後まで雄大さんと峻郁さんは各幕それぞれのキャラを踊り分けてさすがの一言。速水さんの身体能力抜群の踊り、優里さんもラ・ステラ。プリンシパル9人のうち6人に加えて、理沙子さん+与布さんが一度に出演する演目はなかなかありません。めちゃくちゃお得で素晴らしい公演でした日曜日まで続くので、みなさんもぜひ!
カーテンコールで雄大さんから大原先生に花束贈呈。この場面になんかめちゃ感動して涙腺緩む
カーテンコールの模様。新国立劇場バレエ団Xより。
https://x.com/nntt_ballet/status/1760965415738736941?s=20
5月に上演される新国立劇場『椿姫』のチケットが今日10時から会員先行発売開始。全日とも売れ行きが低調で、いつもなら即完売のD席ですら正午の時点で完売なし。基本的に全部観る方針できた私もさすがに呆れたのでパス。再演サイクル短すぎ、タイトルロールは前回と同じ、チケット高騰…そりゃそうだよね。売れる要素ゼロ。