都響第994回B:ショスタコーヴィチ交響曲第9番&バーンスタイン交響曲第3番(E.インバル) | のんびり まったり やんごとなき みやびなまいにち

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つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

東京都交響楽団第994回定期演奏会Bシリーズを聴いてきました。



2024年2月16日(金)19時開演 サントリーホール

【指揮】エリアフ・インバル Eliahu Inbal 【語り】ジェイ・レディモア* Jaye Ladymore 【ソプラノ】冨平安希子* 【合唱】新国立劇場合唱団* 【児童合唱】東京少年少女合唱隊*


ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調 op.70

バーンスタイン:交響曲第3番《カディッシュ》*(日本語字幕付き)

Shostakovich: Symphony No.9 in E-flat major, op.70

Bernstein: Symphony No.3 “Kaddish” *


今夜はインバルさん指揮都響の定期演奏会。ショスタコの9番って…ベートーヴェン、ブルックナー、マーラーと超名曲揃いなのをあえてショスタコーヴィチは逆を行った…まぁ、彼らしいと言えばそれまでなんだけど、そんなには好きではない作品。ソ連当局からバッシングを受けて身の危険を感じるくらいだったのもそりゃそうでしょって感じ。で、その日もロシアで大事件が起こってしまったガーンパロディみたいなところはこの作品の魅力なんだろうね…演奏じたいはよかったと思う。


後半はバーンスタインの「カディッシュ」。男声・女声・児童合唱はP席の上手側から下手側に約45人ずつ配置。レディモアさんと冨平さんは指揮者の近く。曲はおいといて、冨平安希子さんが美しいラブ歌う場面は少ないけどガン見爆笑飛び出すハートおねがいなかなか聴けない興味深い作品。これは生で聴かないと面白くない。語りのレディモアが非常に大きな位置を占める。PAの評判はよくないけれど、私の座席からだと無影響。マイクを使ってはっきりした英語で話していたので、聴き取りやすかった。一方で、合唱のところではアラム語、ヘブライ語で字幕がないので急に分からなくなる。まぁ、分からなくてもいいんだけど…演奏も合唱団も聴きごたえがあって楽しめた。が、今後は好き好んでは聴かないかもなぁって感じ。


都響のウェブサイトより


インバルさん88歳のお誕生日だけど花束贈呈だけで、特にお祝いとかbirthday songがなくて逆にびっくり。都響のXやInstagramによると、リハーサルの時にすませたようです。



6月の新国立劇場バレエ団『アラジン』のキャストも金曜日に発表されたキラキラこちら


いろいろ考えてしまう笑い泣きキューン笑い泣き飛び出すハート笑い泣きキラキラそれはまたおいおいどこかで書くと思います。