2023年10月26日（木）19時開演 サントリーホール
【指揮】尾高忠明（ヘルベルト・ブロムシュテットの代役） 【ピアノ】レイフ・オヴェ・アンスネス
ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第５番 変ホ長調 作品73 「皇帝」
【ソリスト・アンコール】
ベートーヴェン：ピアノソナタ第８番「悲愴」第２楽章
ブラームス：交響曲第３番 ヘ長調 作品90
Piano Sonata No. 8 C Minor Op. 13 "Pathétique"
- 2nd movement
もともとブロムシュテットさんが指揮される予定でしたが、医師の助言により来日中止となり、Ａプログラム（10/14,15）は公演そのものが中止となり、Ｃプログラム（10/20,21）は高関健さん、Ｂプログラム（10/25,26）は尾高さんがそれぞれ指揮することになった。Ｂプログラムと同じ内容の横浜公演（10/28）は尾高さんでやるのに、私が買っていた所沢公演は中止（10/29）。
なんでやねん
尾高氏のスケジュールと合わなかったのでしょうか？ブロムシュテットさんの来日中止は仕方ないとして、正直、めちゃくちゃ楽しみにしていたブロムシュテットさんじゃないのであれば指揮者は尾高氏じゃなくてもよくて、アンスネスさんをぜひとも聴きたいのに公演中止とは納得感ゼロ。予定の合う指揮者を連れて来てほしかった
仕方ないので、急遽Ｂプログラムのチケットを入手して聴いてきました。
ブロムシュテットさん降板でショックながらも、大ファンのアンスネスさんの皇帝協奏曲を聴くべくサントリーホール。月曜日のオペラシティ（TOC）でのリサイタルも素晴らしかったですが、期待どおりの素晴らしい演奏
オーバーアクションなんてない。超簡単な曲を特上のテクニックでごく普通にさらさらと弾いているように見える余裕。泰然自若。そこから聞こえてくる音色の美しさはお見事と言うしかない。TOCでも感じた端正で品格に満ち溢れた演奏に感動した。初日はテレビ放送されるかな。
アンコールは、初日はTOCでも演奏されたブラームス「７つの幻想曲」から第６曲「間奏曲」だったそうですが、これまたTOCで聴いた「悲愴」。第２楽章はTOCよりもややゆっくりめの演奏でめちゃくちゃ心にしみて泣けた
後半は秋に似合うブラームスの３番。後半を聴かずに帰ろうかとも思ったけど（水曜日なら相棒を見るために帰っていたと思う
）、特に予定がないし、家にはJoliクンがいないので聴くことにした。名曲だし、とてもいい演奏。ホルン今井さんやオーボエ吉村さんなどいい音だった。まぁ、でも、良くも悪くも尾高さん。やはりブロムシュテットさんで聴きたかったという思いは消えない。それくらいブロムシュテットさんの演奏を楽しみにしていたということ
終演後は、隣のアーク森ビル２階つじ半の海鮮丼。
ブロムシュテットさんからのメッセージ
NHK交響楽団10月公演の聴衆のみなさまへ
NHK交響楽団のすばらしい音楽家たちと演奏する3種類のプログラムを、私はどれほど楽しみにしていたことでしょう。そして今、医師のアドバイスで日本に行くことができず、どんなに悲しい思いをしていることか。しかし、すでに次の日程が2024年10月に決まっており、私はそれをとても楽しみにしています。その時には神のご加護のもと、私がとても大切に思い、愛してやまない日本のみなさまのために、再びともに音楽を奏でることができるはずです。尊敬するオーケストラの仲間とともに、心からの敬意をこめて。
2024年10月のご出演が決まっているとのこと。来年は97歳。祈るしかありませんが、かなり難しいことは確かです。
政治のことはあまり書きたくありませんが、所得税減税の議論はかなり迷走。「働いたら負け」とひろゆき氏がつぶやいたみたいですが、ホントにそう思う。所得制限かけたり、住民税非課税世帯に給付するとか…取りすぎた所得税を還元すると言うなら多く払った人に還元するのが筋。コロナ最初の一人当たり一律10万円以外まったく恩恵なしで、いろんなところにばら撒かれている。自衛するには儲けること。２％、３％と物価が上がっていくと現金で保有すると価値が目減りする（複利なので、結構大きい）ので、株式譲渡益や配当金への税金（約20％）を少し減税してほしい。そうすれば株式市場にプラスの効果が現れて減税分以上の税収が入ってくるかもしれない。でも、そうすれば金持ち優遇とたたかれる（超お金持ちでもない人も株式投資をやっているのに）。社会主義国みたいだ
岸田さんの子分の代議士さんと親交もあるので…とにかく頑張って！