東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団第71回ティアラこうとう定期演奏会を聴いてきました。
2023年1月21日（土）15時開演 ティアラこうとう
【指揮】飯守泰次郎（桂冠名誉指揮者） 【ヴァイオリン】荒井里桜
シベリウス：交響詩「フィンランディア」 作品26
シベリウス：ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
シベリウス：交響曲第２番 ニ長調 作品43
J.Sibelius: Finlandia, Op.26
J.Sibelius: Violin Concerto in D minor, Op.47
J.Sibelius: Symphony No.2 in D Major, Op.43
【ソリスト・アンコール】
バッハ：無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第１番から第３曲「シチリアーナ」（たぶんですが）
all シベリウス・プログラムは早々にチケット完売。
飯守さんはスタッフに付き添われて登場。まずは『フィンランディア』。椅子はあるものの飯守さんは立ったまま指揮。冒頭のトロンボーンの爆音に思わず
弦も濃厚。演奏後に飯守さんを介助しようと黒川さんが近寄ろうとしたら、飯守さん動かず黒川さん下がる。また近づく、飯守さん動かず黒川さん下がる…その和やかな雰囲気に会場から少し笑いが飯守さんは舞台袖に下がらず、指揮台で待つ。
次は荒井里桜さんのVn協奏曲。昨年６月に秋山Ｎ響とのブルッフの第１番を聴く予定でしたが、新国立劇場のアリス（池田理沙子＆井澤駿）と重なってしまったので、聴くのは今回が初めて。荒井さんのメッセージ動画
前日（1月20日）に誕生日を迎えたばかりの1999年生まれの24歳。荒井里桜さんのInstagramより
168cmのスラリとした体型を白のドレスで身を包んで登場。冒頭はもうちょい鋭く切り込んでほしいように思えましたが、第１楽章中盤からはノリもよくなったように思えました。また、音量も申し分ないし、カデンツァの表現も豊か。情感も溢れていて第２楽章では心にしみてウルってきた
ところもあり、かなり楽しく聴けました。飯守さんは第１楽章途中から着席。終演後も舞台袖に早めに下がりましたので、荒井さんはアンコールを演奏。どこからも発表はないですし100％自信はないですけど、おそらく（自信度85％）バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第１番のシチリアーナ（第３曲）だと思います。彼女はジャニーヌ・ヤンセンに師事していてこれからまだまだ伸びしろがありそうだし、娘と同世代ということもあり、ほぼお父さん目線で今後も聴いてみようと思います。
飯守泰次郎先生と東京シティフィルの皆様とのシベリウスでした！
— 𝑹𝑰𝑶 𝑨𝑹𝑨𝑰 荒井里桜 (@rioarai_vn) 2023年1月21日
そして、完売御礼ということで、本当に有難く嬉しかったです✨
久しぶりのシベリウス、前回演奏させて頂いた約2年前とはまた違ったアプローチができた気がします🎻まだまだ更に成長できるよう頑張ります💪🏻
皆様ありがとうございました☺️ pic.twitter.com/4fLGB3dyeJ
Instagramより
後半は交響曲第２番。ゆっくりめのテンポで重厚な音。結構いい感じだなぁと思っていたら、さらにゆっくりめに感じてしまい、土曜日の午後は仕事の疲れで眠くなる傾向にあらがうことができずに第３楽章と第４楽章前半はうつらうつらしたようなしなかったような夢見心地
終盤はシティフィル全開となったためかしっかり目が覚めた
最近『101回目のプロポーズ』（1991）がBSフジで毎週金曜日22時から再放送されています。まだ見たことがないので録画して見ています。
【矢吹薫】浅野温子 【星野達郎】武田鉄矢 【星野純平】江口洋介 【矢吹千恵】田中律子 【岡村涼子】石田ゆり子 【石毛桃子】浅田美代子 【沢村尚人】竹内力
シティフィルの演奏会から帰って、前日の夜に放送されていた第３話「僕が幸せにします」の録画を見ていたら…なんと…矢吹薫（浅野温子）は「東京シティ・フィル所属」
