NHK交響楽団第1906回定期公演 Aプログラム(2日目)を聴いてきました。
2019年2月10日(日)15時開演 NHKホール
R.シュトラウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品8
ハンス・ロット:交響曲 第1番 ホ長調
【指揮】パーヴォ・ヤルヴィ Paavo Järvi 【ヴァイオリン】アリョーナ・バーエワ Alena Baeva
お目当はAlena Baeva 「所詮Joliさんも、音楽性よりもルックス重視ですか」と言われても結構です。そのとおりです 今回はそれだけではなく、珍しい2曲を聴けるのが楽しみです。初日は黄色のドレスだったようですが…
2日目は黒のシックなドレス。どっちも綺麗← やっぱりそこ? パーヴォがルックス重視で招聘したのかと思っていたけれど、いやいやとても巧い。それにしてもR.シュトラウスはこんなすごい作品を17歳で書いたというのにも驚くしかない。技巧的で美しい旋律もあるのでもっと演奏されてもいい作品だと思う。バーエワはたいへんな熱演で素晴らしい演奏だと思っだけれど、会場の拍手が小さくて、みんな意外と冷淡 反応がよくないなと思っていたら、初日はアンコールにイザイを弾いたらしいですが、盛り上がりに欠けたからかアンコールなしでした。
後半はロット。いろんな人に酷評されて精神を病み、25歳で悲惨な生涯を終えてしまった。みなさん書いているので付け加えることもないけど、マーラーの旋律が聞こえてくる。第2楽章はうつらうつらして、第3楽章も眠ることはなかったけれど夢心地で聴いていた。意外と心地よく聴けたということだろう。第4楽章は…あんなにトライアングルが鳴り続ける作品は珍しいですね。