福井県の観光スポットのお話🍁
福井県吉田郡永平寺町にある曹洞宗の仏教寺院、
永平寺。
總持寺と並ぶ日本曹洞宗の中心寺院(大本山)であり、山号を吉祥山と称します。
永平寺は、道元禅師によって開かれた坐禅修行の道場です。
1244(寛元2年)道元禅師45歳の時に傘松峰大仏寺として建立され、その2年後の1246(寛元4年)に吉祥山永平寺と改められました。
永平寺の修行は禅宗の中で最も厳しいと言われており、今も約160名の修行僧が永平寺にて修行生活を送っています。
永平寺の修行僧は雲水と呼ばれています。
参道。
苔の繁った石。
永平寺の参道は永平寺川沿いにあります。
この時は11月、周りの木々は色づいていましたね
参道脇には小さな祠や神社⛩️
唐門。
周りには樹齢500年と言われる大杉が連なっています❗
唐門は普段は一般の人は通ることができません
通用門に到着❗
此方で入館料をお支払いし、靴をスリッパに履き替えて観覧&参拝します。
永平寺は33万平方メートルの敷地に70を超えるお堂と楼閣があり、七堂伽藍という修行に欠かせない7つの建物が回廊で結ばれています。
永平寺の地図。
七堂伽藍とは、「山門」、「仏殿」、「僧堂」、「大庫院(だいくいん)」、「東司(とうす)」、「浴室」、「法堂(はっとう)」のこと。
建物の並びは坐禅を組んだ人の形にも例えられ、法堂は頭、仏殿は心臓などとも言われているそうです
回廊の階段や廊下。
廊下は雲水が毎日一生懸命拭き掃除をしているんでしょうか、ピカピカでスリッパで歩くと滑る滑る、何度スリッパ脱げたことか
傘松閣、別名・絵天井の間の天井。
昭和初期の有名な画家144人による230枚の日本画が埋め込まれています。
そのほとんどが花鳥風月をあらわした日本画になっており、鯉2枚、唐獅子2枚、栗鼠1枚の計5枚の絵が隠されているそうです❗
圧巻の天井絵でした
お庭。
庭の木には雪吊りがされていました。
北陸ではよく見られる光景です
(雪吊りは石川県の兼六園が有名ですね❗)
除夜の鐘などで鳴らす鐘。
12月31日20時半~翌1月1日3時までの間、普段は一般の人が通行できない唐門を解扉し、参拝者を出迎えます❗
永平寺伽藍がライトアップされ、除夜の鐘が鳴り響きます
NHKの暮れのゆく年くる年でよく中継されて見る光景ですよね~
お庭の祠。
仏殿。
中国宋時代様式の二重屋根。
永平寺の本尊は釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来の三世仏になります。
仏殿にて祀られております。
欄間には12枚の彫刻がはめこまれています。
仏殿の奥には法堂があります。
法堂は説法の道場。
朝のおつとめや各種法要が行われます。
法堂からの景色。
法堂は最も高いところに位置しているので、ここから四季折々の美しい景色が眺められるそうです
紅葉🍁が綺麗でした
他にも、吉祥閣は一般参禅者が坐禅体験や写経体験をするための研修道場。
瑠璃聖宝閣は宝物殿。
僧堂は雲水の修行の場。
浴室、東司と並ぶ「三黙(さんもく)道場」の一つで、私語は厳禁の場所。
(僧堂は雲水の修行の場であることから「雲堂」とも言います。)
承陽殿は永平寺でもっとも神聖な場所と言われる所で、道元禅師の御真廟、つまりお墓にあたる場所。
東司はお手洗い、雲水のトイレ。
浴室は雲水のお風呂ですが、“四と九の付く日”にしか雲水はお風呂に入れないそうです
大庫院は台所。
食事担当の雲水は毎日午前1時半頃に起きて、皆の料理をつくるそうです
大庫院にある、大すりこぎ棒。
全長4mもあるすりこぎ棒
山門。
永平寺最古の建物。
雲水が正式に入門する時、そして修行を終えて永平寺を出る時の、生涯でたった2回だけしか通ることが許されない門。
実際に永平寺を参拝中に沢山の雲水をお見かけしました、皆さん本当に大変な修行をされているんだなぁとしみじみ
永平寺、数年前に訪れたのですが、立派なお寺さんで、庭園も綺麗で、秋の紅葉シーズン🍁でしたか素敵な気色を堪能できました
永平寺の門前町。
お土産屋さんなどが並んでいます。
永平寺で有名のは、ごま豆腐
クリーミーでもっちりとした弾力のあるお豆腐。
けっこう好き
この時も勿論、お土産に買って帰りました
永平寺のごま豆腐は豆乳とかが使用されているのではなく、ゴマと葛で作られています❗
ゴマの香りと風味と、葛のあの弾力が堪らない
生のごま豆腐、オススメです👍️
ごま豆腐の町、永平寺ですから、
ごま豆腐ソフトクリーム🍦
もあります
いろんなお店でやってるので、食べ比べ、食べ歩きも楽しいです
ご訪問ありがとうございます。
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🔷永平寺ごま豆腐👅
🔷永平寺近辺に泊まろう🏨