- ダニエル ゴールマン, 土屋 京子
- SQ生きかたの知能指数
「EQ~こころの知能指数」の続編である。最近の脳神経科学の研究で、脳の神経回路自体、他者の影響を受ける、つまり、他者の脳と反応し合っているということが分かってきた。それを踏まえて、他者との関係において懸命な行動をとれる能力について書かれている。500ページにも及ぶ大作だが、具体例を交えながら話が展開されるので、読むのにそれほど苦にならなかった。ただし、脳の部位の働きも詳しく解説は若干難しい部分もある。
速読法に関しては、他にもいろいろ出ていて、それと内容は結構ダブったりしている。
ただ、著者独特の方法もあり、面白い。また、例え方も絶妙である。たとえば、「ヘリコプターで荷物を拾っていく感覚」など。本当にそんな感じで読むと速く読めるような気がしてくる。
著者の他の本は何冊か読んだが、基本的に論調は同じである。
・安部政権も小泉政権を引継ぎ、金持ち優遇で、逆に庶民をますます貧しくさせている。
大格差時代到来である。
・今後は年収300万円どころか120万円時代になる。
・120万円ではさすがにやっていけないので、とりあえず年収300~400万円
はキープすべき。
・そのためには副業・投資・節税・衣食住の工夫をすべき。
といったものである。特に目新しさはない。
- リチャード・コッチ, 高遠 裕子
- 楽して、儲けて、楽しむ 80対20の法則 生活実践篇
80対20の法則は、20の時間、資本で80の成果が生み出されるという経験則からきています。著者は、技術が発達して生産性が向上し、少ない生産性で高い成果を生むことはビジネスには十分に活用されているが、個人の生活には活用されていないと考えました。そこで個人の生活にこの法則を生かすにはどうすればいいのかということを書いています。
著者はそこでは「不要なもの、不得意なことは捨て、得意なこと、好きなことに集中する」ということを強調しています。そうした方が、有意義でお金にも困らない人生が送れると。
- 小林 よしのり, 井沢 元彦
- 朝日新聞の正義―対論 戦後日本を惑わしたメディアの責任
戦前は軍国主義を煽り、戦後は左翼化、自虐史観で読者をマインド
コントロールしたという朝日新聞。百人斬り論争、従軍慰安婦、南京大虐殺
問題等、朝日新聞が戦後作ってきた記事の出鱈目さを描く。
また、朝日新聞のことだけでなく、私たちが読者、視聴者として、マスコミが発する
報道をどう受け止め、どう付き合っていけばいいか等、メディアリテラシー
に関する話題にも言及している。
今まで新聞、テレビのニュースをそのまま鵜呑みにしてきた自分にとっては、
非常に勉強になった。
私たちは情報システムのプロです、情報漏洩などのセキュリティ
リスクマネジメントは会社をあげて取り組んでいます。
って言うじゃない~。
でも、あんたの会社、、、
人材流出リスクマネジメントができてませ
んから!!!!
社員の情報漏えいより、、辞めた人材の
情報漏洩の方が危険ですから!!!!
残念!!!!!
- リチャード コッチ, Richard Koch, 仁平 和夫
- 人生を変える80対20の法則
内容は、経験則で
・80%の売上は20%のセールスマンが達成する
・80%の仕事は20%の人が行う
というもの。
★それに関連して以下のニュースがありました。
GM、北米の販売店舗数を半減・5系列に絞り込み
というニュース。
「7000店のうち2000店がGMの新車販売の80%を占めるため」
(ルネーブ副社長)
というものですが、ムダな20を排除しても、結局残った効率的な80も80対20
に支配されるんですよね。。大前研一氏が言うように、アメリカでは
その法則に囚われて縮小均衡に陥り、衰退していく企業が多いんだそうです。
<参考>
大前研一ライブ#321
- 石ノ森 章太郎
- マンガ日本経済入門〈Part3〉
内容は1980年代に起きた日本経済の出来事をベースにマンガを描いています。
Part1では
・貿易摩擦
・円高対策
・産業構造
・財政赤字
・金融革命
をテーマにしています。
一見、20年も前の話かと思うかもしれませんが、、
結構今の経済状況と対比させたりして読んでいくと面白かったり、新たな発見があったりします。
例えば、日本からの自動車の輸出攻勢に苦しむアメリカは、日本に対して自主規制
をさせる場面があります。これは当時、日米貿易摩擦問題として世間をにぎわせました。
しかし、現在はこのような問題は生じていません。トヨタ自動車が生産台数で世界一になろうか
というような時代にもかかわらずです。それはなぜなんだろう?アメリカの自動車産業にとって
脅威ではないのだろうか?と。なぜアメリカは昔みたいに日本車バッシングをしないんだろうか?
と。
そういった新たな好奇心を与えてくれる本です。



