企画書、誰に相談したらいいの? | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

出版業界33年。
営業(広告、書店、取次)から編集に至るまで、まるっと制覇!
出版業界を知り尽くした現役編集長が、出版のあれやこれをお伝えします。
元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です。

 

きのうは原稿をどこまで人に見せていいのか

ということを書きました。

 

そこでももう少し

 詳しく書かせていただきますね。

 

私は、自社主催の出版講座や

全国出版オーディションの

企画書セミナーなど

 

「本づくり」の講座の講師を5年務めています。

 

その中で、企画書を誰に、どこまで相談してもよいのか

というご相談をよく受けます。

 

たしかに自分ひとりでは煮詰まってしまうので

 

誰かに相談することはとてもよいことだとは思います。

しかし、

 

「富田さーん、いろんな人に見せたら

企画書がもうわからなくなってしまったよー」

 

という人が多い。

 

「もしや3人以上に見せてしまった?」と聞くと

 

「そうですー」と・・。

 

 

三者三様、いろいろな人に見せると

いろいろな意見を言います。

 

しかも、

 

「出版の方法」をどこかでかじった人が

 

どうやらそれっぽいアドバイスを

するようなのですが、

 

そもそも、そのアドバイスが

まったくの的外れ!

 

的外れが3人集まったら

 

たしかに、企画は崩壊しますよね(笑)

 

では、誰に聞けばいいのか。

 

「レットオーシャンの層にぶつける企画がいいよ」

とか、

「読者設定は何?」とか

「ゴールは・・」

 

などという

素人さんの意見は聞かない方がいいです。

身近にいる2人だけ

その企画を

読者として判断してくれる人の意見を聞きましょう。

 

たとえば実例

 

「50歳から英検を取ろうとは思わないけど、

英語が話せたらいいな」という意見がありました

 

という場合、

 

たしかにそうだよね、

50歳で英検を取ろうという人よりも

英会話を取得したい人の方が多いから、

 

この企画は英検ではなく

英語が身につくにふりきった方がいいかな

 

など、非常に参考になるのです。

自分が読者だったら

この企画をどう思う?

 

の視点で意見をくれる人に相談をすることを

おすすめします。

 

なによりも、

わからない人同士で話をしても

もっとわからないので、

 

やはりプロの意見を聞く

というのがいちばんなのですが・・。

 

_____________________

LINE公式:https://lin.ee/YuD0wUu

メルマガ:https://resast.jp/subscribe/224326

ホームページ:https://kklong.co.jp/

 

出版に興味のある方へ

有益な情報を配信!

こちらのメルマガに

ご登録ください

 

https://kk-long.com/p/r/VkZsaWSg