なるほど、理に叶っていたのね。 | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

出版業界33年。
営業(広告、書店、取次)から編集に至るまで、まるっと制覇!
出版業界を知り尽くした現役編集長が、出版のあれやこれをお伝えします。
元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です。

 

営業時代、

 

ある大型書店チェーンの

取締役たちと行った

「海釣り」

 

釣りに興味はないし、

船酔いするし、

 

いまと違って

料理もしないので、

「魚を釣ってどうする?」

という感じでしたが

 

そこは仕事。

 

「富田行くぞ」

と言われたら

 

「はい、喜んで!」

となるのが、昭和の営業(笑)

 

釣りの雑誌の会社の人に

おすすめされた

大正成製薬さんの

「センパア」を飲み、

 

あとは気合を入れて

船上へ!

それでも揺れる船上。

慣れない女性陣は

リバース続出。

 

私は仁王立ちで

持参した

塩せんべいをバリバリ

 

その頃、とても気に入っていた

おせんべいだったので

 

船上のおやつに

持参しただけなのですが、

 

なぜか、塩せんべいを

食べると乗り切れたのです。

 

あとで聞いたのですが、

 

漁師さんは

船酔い防止に

「塩」をなめるのだとか。

 

「だから塩せんべいはまんざら

外れていない」

と教えていただきました。

 

なるほど・・・

知らずにやっていたことだけど

 

実は理に叶っていたのですね。

私が大好きな「きゅうり」

 

小さい頃、台所では、

 

まだ病気をする前の母が

きゅうりの両端を切ったあと

切り口を切ったヘタで

クルクルと回していました。

 

私はずっと

あれは「おいしくなれ」の

おまじないだと

思っていたのです。

 

本当に、つい最近まで。

 

しかし、

あれには意味があり、

きゅうりの

渋み成分(アク)を取るために

やっていたのですよね。

昔の人って凄いなあと思うのです。

 

ネットがあったわけでもなく、

 

これ!という明確な

理由を説明されたわけでもないのに、

 

ちゃんと

やっていることには

意味がある。

 

 

いまの人だったら、

 

「いいからやりなさい」

「そういうものです」

 

では納得しないですよね?

 

そうすることで

アクが取れて、

味をマイルドにするから

きゅうりのヘタは・・・

 

といちいち説明しないと

ならない。

 

でも、

「美味しくなるおまじない」

だっていいと思うのですがね、

 

結果としては

美味しくなるのだから(笑)

 

 

 

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