なぜ、かつての自分と比較するのかしら? | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

出版業界33年。
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出版業界を知り尽くした現役編集長が、出版のあれやこれをお伝えします。
元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です。

 

昔はこんなに不細工だった。

昔は自信がなかったから暗かった

 

とか、ビフォーアフターの

写真を見せてくれる人が

いるのですが、

 

本人には絶対言えないけど、

 

え?昔の方がよくね?

 

というケースがけっこうある(笑)

 

キラキラしていたら

きれいっていうのは

ちょっと違うなあと思うし、

 

地味目でも

個性的で神秘的で

素敵ってこともある。

 

洋服がいまよりも

ダサくても、

それがむしろ

上品に見えることもある。

 

いまの自分が好きだから、

いまの方が

きれいだよね?

素敵だよね?

 

と思っているのだろうけど、

案外

他人の評価は

違ったりもするのです。

 

わたし自身は

昔の写真を見るたび、

 

「なんであんなに

ルックスにコンプレックスを

持っていたのかな?

普通に若々しいお嬢ちゃんじゃない」

と思います(笑)

 

どう見積もっても

若いときの方が

いまよりも

断然きれい!

 

それは女優さんだって

モデルさんだって同じこと。

 

もちろん年輪を重ねた

美しさはあります。

 

でも、若いってのは

それだけできれい。

 

ともあれ、

どうあれ、

 

自分の人生の

どの部分においても

否定しない方がいいのにと

思うんですよ。

 

そもそも、

結局未だに

自信がないから

自己肯定感が低いから

 

昔の自分と

比較したくなるだけなのでは?

もっとも

上記とは逆に

 

「昔の自分は可愛かったのだ」と

 

子どもの頃の写真や

20代のときの写真、

痩せていた頃の写真を

 

何かにつけて

見せてくる人もいて、

 

昔はどうあれ、

今の自分の姿の印象は

変わらないのになあと思ったり。

 

他人と比較するのはよくないけど、

かつての自分と

比較するのも

よくないよねえと

 

私は思うのです。

どんな写真でも

ネタとして見せて

話題づくりをするとか、

笑いと取るならいいんだけどね。

 

 

 

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