編集長の富田志乃です。
出版ゼミの中で、
「発表は1分以内」
短くまとめて話してください
とお願いしています。
どうしても
頭の中がまとまらないと
説明が多くなったり
話しが長くなりますが、
むしろ、
長くなればなるほど
相手には伝わりません。
短い言葉で
話すようにすると
「それで?」
「それから?」
「〇〇ということ?」
と、的確な質問をされるので
結果として
まとまってくるのです。
しかし、長々と話されてしまうと、
聞き手も
何を質問したらいいのかも
わからなくなるので、
まとまらないまま
「また次の発表までにまとめておいてね」
となってしまうわけです。
これはメールなどの
文章にも言えることです。
伝えるべきことが
まとまっていない
というケースもあるのでしょうが、
自分を理解してほしい
わかってほしい
願望の強い人は
文章が長い傾向に
あるなあと感じます。
私もかつて
「わかって欲しい願望」が
強めでしたので、
メールなど文章が
とても長かったのです。
だからなおさら
長文を送ってくる人に対して
あぁ、自信がないのね。
あぁ、わかってほしいのね。
と思うわけですが、
たとえこんな風に
好意的に思ったとしても
やっぱり長文は
理解できない
という事実もあるのです。
わかったほしい
自分を理解してほしい
と思うのではあれば
文章はとにかく短くです。
言いたいことだけを
箇条書きにして書く。
このくらいで十分です。
それでは失礼にあたると
思うからか
長々言い訳や謝礼が
前後につづられていると
いったいこの人は
何を伝えたかったのかしら?
と思うのです。
なによりも
「わかってほしい」ばかりでは、
自分しか見えておらず、
相手の状況を
考慮できてもいません。
みんな忙しい。
メールを読んで
返信をするだけでも
大変なのです。
相手のことを考えたら
できるだけ短く、
できるだけわかりやすく送る
というのが鉄則だろうと
思うわけです。
無礼などはいただけませんが、
丁寧すぎるのも考えもの。
言葉も文章も
正しく相手に伝える
伝わることが目的です。
わかってほしいと思うならば
なおさら。
伝わらなければ
わかってもらえないのですから。
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