協調性がない子ってどんな子? | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

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元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です。

 

義務教育の9年間

小4と中2のとき以外は

 

通信簿には

「協調性がない」と

書かれていました。

 

ですから

「あぁ、私は協調性がない人間なんだな」と

思いながら成長することになるのですが、

 

この

「協調性がない」という判断は、

 

いま思えば

単に、教師が

扱いやすいか

扱いにくいかだけ

だったのでは?

と思うのです。

先日ある現役小学校教師に

「協調性がない子とは?」

と聞いたら

 

自分の意見を押し通し

他人の意見を受け入れない。

 

または自分のやりたいことは

優先するが、

他人には譲らない子

 

というような回答があったのです。

 

でも、それが

「協調性がない子」の定義だと

すると、

私はたぶん、当てはまりません。

 

自分の意見を押し通して

他人の意見を無視したことはないし、

自分ばっかりだった記憶は

ないのです。

 

ただ、集団で行動をするとか、

まわりのペースに合わせて

何かをやる、ということは

たしかに苦手だったかもしれません。

 

昼休みは

お友達とお弁当を食べたあとは、

一人で図書館に行っていたし、

 

登下校も一人でした。

 

遠足の見学は、

よくはぐれて迷子になったのは事実。

でも、いまだって

休み時間、一人で絵を描きたい子、

本を読みたい子はいると思います。

 

お友達と手をつないで

トイレに行くことが、

 

グラウンドで走り回る

ことだけが

 

子どものあるべき姿では

ないと思うのです。

 

たしかにいまならば

多様性という考え方がありますが

当時の教師にとっては

扱いにくい子どもだったのかも

しれませんが・・・(笑)

でも、こんな風に

子ども時代。

親や教師といった

大人から

「あなたは〇〇の子」と

決めつけられて

 

ずっとそれが

「自分なのだ」と

思い込んでいることも

あるのではないでしょうか?

 

そしてそれを

コンプレックスに感じていたり

踏み出せないブロックに

なっている

 

なんてことも多いのかもしれません。

 

「あなたは〇〇子」

 

それってほんと?

 

と、いまさらと思わず

 

いまからでも検証してみたら

 

以外と誤解だったということ

あるかもしれませんよ。

 

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