箸のセッティングについて | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

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元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です。

 

さて、箸を並べる際、

 

自分の体と並行に、

右利きの方は、

箸先が左向きになるよう、

左利きの方の場合は逆にセッティング

すると思います。

ただ、このセッティング方法、

日本以外あまり見かけないと

思いませんか?

 

洋食などのコース料理の

フォークとナイフなどは

縦に並べられますし、

 

同じく箸を使う

韓国も中国も、

縦にセッティングされます。

 

これってなぜだろう?と

思ったのです。

 

もともと箸は

中国から伝来されたものなのだから、

縦?なのでは??とか

 

調べたところ、

かつては中国も横置きだったのですが、

スプーンなどを使うように

なって、縦置きに変化したとのこと。

 

なお、お箸は結界の意味があって、

自然を尊ぶ和食の精神が

込められているから

日本では横置きにするようです。

 

なるほど・・・・・。

ここからは私個人の考え。

 

日本は、食事のとき、

横並びというよりも

向かいあって座ることが多く、

 

箸を縦置きにすると、

口をつけた箸先を

相手に向けて

しまうことになるので、

横置きがベスト。

 

または、

日本人の食事の仕方は

脇をしめて

コンパクトに食べる傾向に

あるので、

横置きの方が便利

 

なんてこともあるのかなと

思ったりもして・・。

 

箸、ひとつとっても、

日本のマナーって

なんか素敵だなあと

改めて思ったのですが、

 

みなさま、いかがですか?

 

 

 

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