仕事ができる人とは、想像力がある人 | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

出版業界33年。
営業(広告、書店、取次)から編集に至るまで、まるっと制覇!
出版業界を知り尽くした現役編集長が、出版のあれやこれをお伝えします。
元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です。

 

取材でいろいろな成功者と

お話をする機会があります。

 

多くの経営者の

お話しも聞きます。

 

同じくらい、

従業員として働いている人からも

いろいろな相談を受けます。

 

そのとき、

会社側が考える

「仕事ができる人の条件」と

 

働いている側が思い込んでいる

「仕事ができる人の条件」とは

 

少し相違があることに気づきます。

 

多くの人は、

会社や上司から

言われた仕事をこなせたら

 

「自分は仕事ができている」と

思いがちなのです。

同じ仕事を何年もやっていたら

そりゃ、効率的もあがってくるでしょうし、

仕上がりもよいでしょう。

 

でも、それだけでは

評価にはならないのです。

 

土台を作りなさいと言われたから

私は一生懸命土台を作っているのに

会社はちっとも評価してくれない。

 

そういう声をよく聞きますが、

 

土台を作れと言ったら

ちゃんと土台を作ってくれる人は、

会社にとっては使い勝手はよいので、

重宝はします。

 

でも、評価はされません。

では、

評価をされるにはどうしたらいいのか。

 

その土台にどんな建物が建つのかを

イメージしながら土台作りができるかどうかです。

 

この土台ならば、

こんな建物を建てたらいいのではないかと

仕上がりをイメージできる人かどうか。

 

仕上がりをイメージしながら

仕事を進めていくと、

もっとここはこうした方がいい。

 

この土台をベースにするならば

建物はこうした方がいい。

 

など、

改善点や問題点もしくは利点が

見えてきます。

 

そうすると、

言われたこと以上の仕事ができ

期待以上の結果を残すことができるのです。

 

期待されたら、

では、次のプレジェクトである

建物を建てるに、

あなたも参加しませんか?

 

というように、

どんどん評価されていくというわけです。

 

もしくは、

徹底的に土台づくりを追求して

土台づくりのエキスパートになる手もあります。

 

どちらにしても、

言われたことだけを

やっているだけでは、

 

評価はされないのだということです。

 

この評価というのは

なにも会社組織だけのことではありません。

 

個人事業主の場合の

お客様の反応だったり

集客だったりが評価となります。

 

相手が何を求めているのか

この想像力こそが

「評価」を左右するものなのです。

 

 

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