なんで席を譲らないのかしら? | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

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出版業界31年。
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好きなものは宝塚。とくに花組推し。
上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です。

 

電車やバスに乗って気になること。

 

男女で乗車してきて、

1つだけ席にあいていると、

男性が当たり前のように座るさまを

見たとき。

 

若い人たちに限らず、

30代、40代の

二人組でも、同じような

光景を目にすることがあります。

 

もちろん、

男性だから座ってはいけないという

ことはないのだけど、

 

レディーファースト

「どうぞ」と女性に席を

譲った方がかっこいいのになあと

思うのだけど、

 

まぁ、いろんな考え方があると

いえばあるのですが。

 

男性だって、疲れていたり

体調が悪い場合もあるだろうけど、

 

だったら、ツレが

「大丈夫?」

「座りなよ」なっていうと

思うのですが、

 

だいたいが

当たり前のように

男性が無言で席につく。

 

先日、そんな風に

電車の席に男性だけ座った

二人連れを

 

びっくりしたような顔で

男性、女性を

まじまじ見ていた

女性もいて、

 

やはり「なぜ?」と

思う人もいるのだなあと

わかりました。

 

インターネットで検索すると、

そういう男性を見ると、

もやもやする

という人もいて、

 

「日本の男性は、昔に戻ったの?」という

意見もありました。

 

たしかに、昔のお父さんは

女性や子どもに席を譲らず、

自分だけ座っている、という光景が

多かったかもしれません。

 

 

ただ・・・

いまどきの男性は、

二人連れに限らず、

 

かつての「おばさま」並みに

席の獲得に必死かも。

 

人を押しのけて

席に座ろうとしています。

 

しかも

疲れているから座りたい

というよりも、

スマホでゲームしたいから座りたい

という感じで、

 

誰が前に立っていても、

知らんぷりしてスマホを

覗いています。

 

男女平等。

だから、座るだけ。

 

上記の女性と二人連れの

男性も、

そんな認識なのかもしれませんね。

 

駅の階段で

重いスーツケースをもっていても、

バギーの子供連れをみても、

 

行きかう男性はしらん顔。

 

新幹線で、

荷物を上にあげようと

していても、手を貸す人もいません。

 

男性が、

昔に戻ったというよりも、

他人に対して、

無関心になっただけかも。

 

昭和の男性は、

もう少し優しかったです。

 

でも、そんな話をしたら、

 

手を貸してあげたいけど、

 

誤解されたら・・・

悲鳴でもあげられたら・・・と

思うと、今の時代

 

うかうか親切にはできないよ

 

と、言っていた人もいました。

 

たしかに、そういうこともあるか・・。

 

なんとも、

せちがない世の中だなあ。

 

 

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