推しは推せるときに推しておけ! | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

出版業界33年。
営業(広告、書店、取次)から編集に至るまで、まるっと制覇!
出版業界を知り尽くした現役編集長が、出版のあれやこれをお伝えします。
元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です。

 

1997(平成9)年11月24日、

山一証券が破綻しました。

 

当時、「社員は悪くありません」と

号泣している社長の記者会見を見ながら

 

四大証券の1つ、

なによりも金融会社が倒産したことは、

まだ若かった私でも、

強い衝撃を受けました。

 

この世に絶対はない

どんなものにも終わりはある

 

という現実を突きつけられた思いでした。

 

ときは流れ、

2016年 SMAP解散

 

いつもいる人たち

いつか行けばいいコンサート

 

結局、

そのいつかを実現することなく、

私は、彼らを生で観る機会を

見送ってしまったのです。

 

わかっていたはずなのに・・。

そして現在

 

旧ジャニーズの解体。

 

宝塚問題。

 

これまで当たり前のように

愛でていた人たちが

 

突然目の前から

消えることだってあるのです。

 

大晦日の紅白歌合戦

旧ジャニーズ勢はゼロです。

 

こんな日が来ると

誰が思ったでしょうか?

 

もちろん、創業者一族が

やったことは非道の限り。

 

宝塚も問題は山積みです。


旧ジャニーズと同じ末路を

歩むおつもりですか?宝塚はん

と思えるような

昨日の記者会見。

なぜ、学ばない?宝塚。


経営者、コンサル、弁護士は

優秀なハズ。


そもそも、

女の園なのに、

記者会見に

なぜ、女性がいないの?


不都合は隠蔽したい、

社会の縮図かよっ


と憤る富田さん。


でも、その事実と、

ファンの気持ちはまた別のもの。 


そのファン心理を 宝塚は

利用しているのかも

しれませんが。。。

 

 

「明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」

(親鸞聖人が詠まれた和歌)

 

明日やればいい、と思っても

明日は来ないかもしれない。

だからこそ、いまを一生懸命に生きる

 

という意味です。

 

これ、よく母から言われた言葉です。

「志乃ちゃん、明日あると思う心の仇桜だよ、

明日やる、明日がある、

そう思わずにいま、やりなさい」と。

 

お母さん、

私は、いま、この和歌に代わる言葉を

大きな声で叫びたいです。


私流に超訳させてください。

 

「推しは推せるときに推しておけ!」

 

 

またいつか、

また今度、

ではなく、

 

いま、推しておく。

 

精一杯推しておく。

 

力の限り応援する。

 

我が光ちゃまの

(宝塚:花組トップスター)

退団公演が、  


今回の騒動で、

できなくなることだって

あるかもしれない。

 

何が起こるかわからない。

 

だから、いま、推しておく!

転じて、


あなたの

好きな人、

大切な家族、

友人だって、

 

いることが当たり前ではないのです。

 

推しておきましょうよ。

大切にしていきましょう!!

 

感謝の言葉も

明日ではなく、

今日、いま、

ちゃんと伝えましょう。

 

永遠はない。

終わりはいつかくるのだから。

 

もう一度書きます

 

推しは推せるときに推しておけ!

 

 

 

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