編集長の富田志乃です。
会社のある高田馬場は
学生の街として有名ですが、
いまは、
「リトル・ヤンゴン」と呼ばれるくらい
ミャンマー出身の方が
多く住んでいます。
ただ、やはり一番多いのは中国の人。
ベトナム人、タイ人、
インド系の人も増えました。
*20年くらい前は、韓国系の方が
多く住んでいたらしいのですが、
いまはあまり見かけず、
みなさんお隣の新大久保に
行ってしまったのかな?
2年前、高田馬場の2丁目から
4丁目にオフィスを移転したのですが、
1丁目、2丁目よりも
3丁目、4丁目の方が
本当にアジア系の方が多く、
「あれ?ここはどこの国?」と
錯覚するくらい、
街並みもどこかアジアンちっくに
なりつつあります。
そんな高田馬場4丁目にある
郵便局で、先日こんなことがありました。
私の左側の窓口で、
中国の人が荷物を出そうとしていました。
「これ、何が違う、どうするんだ」と
意外と強い口調、乱暴な日本語で
話していました。
でも窓口の人も慣れたように、
「宛名の書き方が違うんですよ」
とサクサクと対応されていました。
一方、右側の窓口では
アジア系の男性が
丁寧に、ゆっくり、
質問をしているのですが、
一向に局員に伝わらないのです。
第三者として聞いていた
私としては、
丁寧に話している人に対して、
好感度が高かったです。
とても素敵だなと思いました。
でも、窓口で対応をしている人にとっては
言い方が乱暴であっても
「何を言いたいのか」わかった方が
作業ははかどります。
難しい問題。
これから日本が、
もっともっと国際化が進んだら、
敬語も丁寧な言い方も不要
要件だけ、ストレートに言い合うことが
主流になる日がくるかもしれません。
若者言葉に
目を丸くしている場合ではありません。
そんなことを、
ぼんやり思いながら、
郵便局を後にしました。


