奥殿 巣板 研ぎ出し | 酔いどれ大雑記 または砥石の断面図

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砥石、研ぎ、刃物を中心にした戯れ言


奥殿の研ぎ出しが終わったので、その模様を少し載せてみます。



↑サフェーサーが乾燥したところで、えび茶を二回塗り、、、


↑砥の粉を練ってえび茶と混ぜ、、、


和紙を丸めたものに付けて回転させながら擦りつけてみました。

YouTubeで漆職人さんがやっていた方法を真似したつもりですが、粘度が足らず立てた山が時間が経つと少しずつ横へ広がってしまいます。

何か砥の粉以外の他の混ぜものを試して、やり易い方法を探します。


えび茶(山立て)→薄くしたえび茶二回(二回目塗った後銀粉)→ネオクリヤー→えび茶(二回目塗った後銀粉)→ネオクリヤーとやりました。

各工程毎に乾燥してますので結構時間が掛かりました。

で、#800から耐水ペーパーで研いで行きます。



↑#1000で予想に反して早く模様が出て来てしまったので、、、


↑#1500〜2000とどんどん番手を上げたから、今度は研磨力が下がる分、時間が掛かる、掛かる!(o^^o)



『後もうちょっと』のところで止めておくのが、研ぎ出しを失敗しないコツみたいなのでこの辺で止めておきます。

↓ネオクリヤーを二回薄く塗りました。





イメージしていた仕上がりと違いますが、先ず先ず複雑な模様が出せたかと思います(o^^o)