少しずつやってます | 酔いどれ大雑記 または砥石の断面図

酔いどれ大雑記 または砥石の断面図

砥石、研ぎ、刃物を中心にした戯れ言


仕事が忙しく中々アップ出来ずにいました。
えぇ〜、もうクタクタです❗️

でも、養生作業自体か中々進まなくても次の展開をどうするかを考える時間がまた楽しくもあります。

沼田砥に下地2号を塗り乾燥したところで金尺をあてがい平面チェックすると、やはり凸凹というか真ん中に向かって凹んでいます。

前回下地2号はまだ使ってなかったからサフェーサーでしたが、平面が出てないのにそのまま上塗りに進んでしまい魚子塗りがイマイチ上手く行かなかったんだと思います。

で、ペーパーで削りつつ平面チェックを繰り返し良きところでもう一度下地2号を塗り乾燥しました。

平面は何とかイケる位に出ましたが、何しろ埃が物凄いです(*^^*)

やはりダイヤモンド砥石でやるしか無さそうなので、恐る恐るダイヤですりすりして直ぐに水分を雑巾で拭き取り平面チェック!




↑画像を撮り忘れたので下地2号を塗った画像で誤魔化します!m(_ _)m

ダイヤで全体が当たる位に平面を出し、水分を拭き取り充分乾燥させるために2日?くらい放置。


↑同時進行のコッパニコイチ中山の画像ですが、こんな感じです。

黄土色?薄茶?のところは薄く、こげ茶のところは厚く塗れています。
つまり、色が濃いところは薄いところより凹んでいたという事です、分かるでしょうか?

分からない人は置いていきます(o^^o)
良く考えて下さい。

で、ダイヤで擦ったので翳して見ると光って向こう側が写り込んでちょっと感動〜!

でも、何より良かったのは下地2号を塗った事で下地が堅牢になりました。

機械を使って正確に測った訳じゃありませんが、持った時の感触、そして爪で弾いた時の音…今までと違う事がハッキリ分かります。

もっと早くやっておけば…と思いましたが、これも勉強ですね〜!(^_−)−☆

そこで第二段階のサフェーサーを塗り乾燥→平面チェック→ダイヤ研磨→平面チェック→サフ2回目塗布→乾燥→平面チェックまで終わったところで、余分な蚊帳をカットします。


アップにして貰うと薄っすら蚊帳の生地が見てとれると思います。


奥 沼田砥

手前 中山(コッパニコイチ)



この余った生地をカッターや鋏で切ります。


手前両サイドが斜めになっている+中砥石で減りが早いのでいつもより下げた位置で多めに蚊帳をカットしておきました。

で、研ぎ面に余計なカシューが付かない様にマスキングテープを貼り、、、




今回はカシューの艶消し黒を塗っています。
こんな色があるんです、知ってましたか?


この艶消しってところが今回はポイントになるのか、はたまたならないのか、、、どうなんでしょうね、、、(^_^)