ニューアイテム | 酔いどれ大雑記 または砥石の断面図

酔いどれ大雑記 または砥石の断面図

砥石、研ぎ、刃物を中心にした戯れ言


このところ研ぎそっちのけで砥石の養生ばかりになってます。

で、ただカシューを塗るだけよりも強度が期待出来るんじゃないか?と、和紙を貼ったり古い蚊帳の生地を布着せして来ました。

調べ方が悪いのかも知れませんが、中々砥石の養生に関する情報が少なく、あったとしてもただカシュー塗って終わり…と、期待外ればかりで半ば手探りでトライ&エラーを繰り返しつつやって来ました。

前にも書きましたがカシュー塗っただけの砥石が割れてしまうという悲しいハプニングがあって以来、これはもうやるしかない!と一念発起した訳です(^ ^)

面倒な作業ではあるけれど、やり始めて作業自体に慣れて来れば段々と手早くこなせる様になるだろうと思います。
巡り巡って自分の手元に来てくれた訳ですから大事にしたいです!(^_^)


で、カシューを塗るだけの養生→カシューを数回重ね塗り→和紙や布を貼り付けてからカシュー塗り…と、段々手数というか工程が増えて来ました。

しかし、初期に布着せした会津砥なんかは完全に見た目布を貼った…風にしか出来ておらず、実際にはキチンと貼れていませんでした…お恥ずかしいσ(^_^;)


↑手間 丸尾山 戸前 ネオクリヤー(2回目)

奥 日照山 ネオクリヤー(1回目)


↑中山(コッパ二つを成形+貼り付け)の養生を始めたところですが、元々層割れし易い状態だったから成形したところでクリアを側面に塗っておきました。

でも、ここに来てまた割れそうな気配なので怪しげなヒビに薄くしたクリアを流し込んでます。



それが乾燥したので下地2号を塗ったところです。
下地2号って何?と思った方


↑これです。

カシューの前にサフェーサー、その前に下地造りをするのがこれです。

魚子塗りが上手く行かなかったので、下地造りからもう少しきちんと平面を出してみたいと思います。


↑他に知り合いから使わないからと頂いた沼田砥もやっています(^_^)