もう一丁 | 酔いどれ大雑記 または砥石の断面図

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砥石、研ぎ、刃物を中心にした戯れ言


戸前の魚子塗りは予想通り上手く行かなかったけど、これはこれで良しとする事にしました。

で、ペーパーで磨いたので白っちゃけた表面をコンパウンドで軽く磨いてクリアを塗ろうかと思いましたが、少しだけ赤っぽくなるのを狙って淡透を塗ってみました。


乾いたら一先ず完成とします〜!


で、もう一丁紺のカシューを塗って放置していた日照山にもう一度紺を塗って菜種を撒き8分程度乾燥させ、箆で剥がしてから完全に乾燥。

#800のペーパーで菜種で山立てたクレーターの頭を擦り高さを揃えてやります。

戸前の時は#1000で擦りましたが、高さの揃え方が甘かった様に思えたので番手を下げ長めに擦ってみました。

擦りが足りなければ戸前と似たような結果に、また擦り過ぎれば折角菜種で山立てた模様が出ない訳で、何とも言えない緊張感です(*^^*)


この面はまずまず狙い通りだけど…


あっ、こっちはちょっと擦り過ぎたかも!σ(^_^;)

まあ、やってしまったものは仕方ないです。


乾燥させて研ぎ面と底面に養生用マスキングテープを貼り、カシューの黄を薄目に塗り乾燥。

乾いたところで、山立てた頭を擦り過ぎたかも知れないので#1500のペーパーでソフティに軽〜く様子を見ながら擦ります。

大丈夫そうなので、#1000に番手を落とし水を付けちょっと擦っては出たカスを拭って確認を場所をズラしつつ一箇所だけを擦り過ぎてしまわない様に、また角を擦らない様に注意しながらの作業です。


段々と模様が浮き出て来ますが、調子に乗って擦り過ぎない様に、また全体のバランスを見ながらやります。


このまま上手くは行かないとは思いますが、戸前よりは少しだけマシかも…慌てないで慎重にペーパーで擦りたいので完成はもうちょっと先になります(^^)/