「魂の退社 会社を辞めるということ。」 | 椿柊のブログ

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誰も知らない“奥山村”のゆるーい闘病日記



まだ、読書中。
元朝日新聞の記者さんなので、読みやすいし、面白い。

また、日本社会が会社ありきで回っていることを分かりやすく解説。
とてもためになる退職するまでにやることをまとめた説明書としても読める。

私も50代で退職したけれど、会社員生活からヒモ生活に変わっただけなので、何にも情報提供が出来ない。
まあ、文章力もないから情報があったとしても正確に伝えられない。

元エリートと田舎の山猿(私のこと)と比較するのもどうかと思うが。

世の中にはいろんな人が存在することを改めて思い知らされた。

私は一度都会に出て極貧生活を送り、20代で負けて田舎に戻った。
私の知っている都会と著者の知っている都会は違う。
私も暮らしにくかったけれど、超エリートでも生きにくかったらしい。

違う景色を見ていたのに、荒廃した渇きを同様に感じていた事に驚く。

まあ、田舎に舞い戻った私も、田舎の中で普通に呼吸が出来なくなったんだけどね。

苦しいことには変わりは無い。

まだ半分しか読んでいないから結論付けられないけど
今の日本、どこでどう生きようが大抵生きづらい。

まあ、いっかって笑い飛ばせる能力さえあればいいのだが。

案外、念力とか読心術よりもその能力のほうが努力が必要かも。
努力って思った時点で、永久に手に入らないと思うけど。