椿柊のブログ

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誰も知らない“奥山村”のゆるーい闘病日記

斎藤美奈子氏の「冠婚葬祭のひみつ」

この新書はマナー本ではない


お葬式、結婚式の始まりからの経緯を淡々と書いているだけ

しかし、その始まりっていうのが曲者でどちらも儲けるための知恵から生まれたもの

つまり、庶民が寄ってたかってカモにされた歴史が書かれている


なんて、下品でゲスの極みなんでしょう


神式や仏式、キリスト教まで利用してあらゆる手段で金をむしり取る

神聖なはずの葬儀や結婚式がそんな金の亡者の発想から生まれたものなんて


目から鱗


この歴史を踏まえると

もっともらしく

「マナーがなっていない」

「常識が無い」

と上から目線で教え諭す輩の知識の無さが浮き彫りになる


もっともらしく言っているくせに

その根拠も根源も知らないことを知る


浅知恵

にわか

金儲け

とりあえず、ろくな輩ではない


資本主義の愚と負の部分の象徴


私たちは無知のため踊らされてきたに過ぎない


「冠婚葬祭のひみつ」を読んだおかげで、今までの常識とされたことが全部ひっくり返った


コロナ禍を受け

お葬式も家族葬が一般的になり、結婚式にいたってはしない選択も増えてきた


きっと災厄を経験し

必要なことをきちんと考え選ぶことができる社会になったのだと思う


これで

後は結婚しなければ幸せじゃない信仰から脱却出来れば、もう国家のカモにならずにすむかもしれない


今、毒を吐くこと自体が不謹慎とされ総叩きされる世の中
この新書を読んで基礎を知った上で
さも上品ぶって、常識を語る輩達を心の中で嘲笑うこと
卑しい自分にピッタリな悪趣味だと思う