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東北旅行③

三日目の朝。7時起床。長輔を連れて建物の裏に行ったら川が流れていてあじさいも咲いていた。本当にきれいなところだ。顔を洗ったり朝食を食べて出発。

朝ごはんを車内で食べる長輔。長輔は外で人がいるところだと落ち着いて食事できない。デレケートさん…。
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1時間ほどで乳頭温泉に到着。まだ9時前なので一番大きな温泉はまだ開いていないので、早朝からやっている黒湯温泉へ向かう。森の奥深くへどんどん入っていって心配になるほど。木々を抜けたところでぱあっと明るくなり、駐車場には朝も早いというのに車がいっぱいだった。天気は良いけど肌寒く霧雨も降っているので安心して長輔を車内に置いてタオル一本だけ持って温泉へ向かう。駐車場からだいぶ坂道を下って日帰り露天風呂へ。山の中にぽつんとあって、脱衣場から目の前が温泉、そして露天も奥にある。白く濁ったお湯。私が入ったときは一人だけ他の人がいたけどすぐに外で出てしまったので貸切。Aさんの方も誰もいなかったらしく貸切状態を満喫。いつもはお風呂で写真は撮れないけどここは撮ってみた。

温泉の入口。
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内湯。
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外湯。
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温泉を出て田沢湖へ向かう。きれいな湖の色。スワンに乗って向こう岸まで行ってみようと出発。長輔も一緒に乗れた。しかし湖の上でも長輔はどうでもよさげ。思っていたより向こう岸が遠くとてもじゃないけど時間内ではたどり着けそうにもないので必死になって元来た岸へ向かう。汗だくになってとんだ運動になってしまった。優雅でなし。

並ぶスワン。
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田沢湖畔にあるホテルのレストランに入る。そこで食べた豚丼とうどんがめっぽう美味しく感動。東北旅行は食事に恵まれていたなあ。食事を済ませて満足してこの旅最後の目的地、入道崎へ向かう。日本海側へえんえんと車を走らせること2時間半。なまはげロードが素晴らしく整備されていて花などきれい。道端にパラソルを出して何かを売っているおばちゃんが点在している。ああテレビで見たアイスを売ってるおばちゃんだなと思いつつ、うまく停まれなくて買えず。入道崎は思っていたよりもザ・観光地って感じで人が多かった。人が少なかったらものすごくいいなあ、草むらから海がばあっと大きく望める。

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ここで見かけた怪しい看板。

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15時、さあ川崎へ帰ろうとナビをセット。693kmある。今晩中に帰れるかなあと思いつつ出発。おばちゃんアイス発見。あとでネットで見たらババヘラアイスっていう名前みたい。ちょこんとかわいくバラ模様を作ってくれた。食べてみたら普通のアイスクリームの味ではなく、でも食べれば食べるほどものすごく好きな味。「わけわかんないけどうまいね~!」ともりもり食べる。もう一個買えばよかった。見かけよりも全然すっきりしている味だった。

長輔にはあげん。
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18時ごろ、錦秋湖サービスエリアに到着。大きなSAで温泉もあるが入らず。夕食を食べる。ここで本日二度目の豚肉料理。しょうが焼き定食を食べたんだけど、味がしっかり濃いくてお肉がぷりぷりでおいしかった…。東北旅行食べ物に悔いなし(一日目のステーキだけ除く)。食事を済ませてひたすら走る走る。22時ごろ、矢吹SAまでたどり着いたところでこの先30km近くの渋滞があることを知る。このまま進んだらまともに渋滞にハマるので、ここで一休みしよう!とマットを敷いて目隠しを貼って結構本格的に寝る。2時半、起きてトイレに行き交通情報を見る。渋滞情報が3kmに減っている。今だ!と出発。走りながらうまく渋滞も解消されたみたいでスムーズに二時間で東名川崎へ。お腹が空いたので終日営業のマックのドライブスルーに行ったらドライブスルーはあと30分かかると言われた。しょうがないので車を降りて歩いてスルーカウンターで朝マックを購入。アメリカにいたとき、ドライブスルーを自転車で勝手にバイクスルーしたことがあったけど、まさこの年になってウォークスルーするとは。帰宅して眠る。朝10時半にテレビのニュースをつけてみると自分たちが通ってきた道がまた30km渋滞になっていた。「ウフフフフうまくすり抜けたもんね」とほくそ笑みまた眠る。夏休み、終了。







東北ドライブ②

【二日目】


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今までになくぐっすり良く眠れた車中泊。5時ごろ起きて車の中を片付けたり、隣のコンビニに牛乳を買いに行ったり長輔を散歩させたりしてから6時に出発。一路④の浄土が浜へ。ここはまっぷるで見て、「ここだけは必ず行きたい」と私が希望を出していたところ。ちなみにAさんの譲れない希望は秋田の乳頭温泉。結構な田舎道をぐんぐんすすみ、途中で何度か道の駅にも寄る。お盆ど真ん中だったので、花がたくさん売られてます。きれいだな~安いな~。こういう旅は花や野菜が新鮮そうなのに買えないのが一番のジレンマ。

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11時半に浄土が浜に到着。天気はうす曇りだったので歩きやすかったけど、本当はピーカンの方が水の色がきれいなんだろうなあと思った。水は冷たいのに海水浴している親子や子供たちあり。元気だのう。私たちは小さい石が敷き詰められている浜で横になったりぼーっとしたりして、「これこれ、こういうぼーっとした時間がうちの旅にはいつもないんだよね。思う存分ぼーっとしよう」としゃかりきに(もうこの時点で間違い)ぼーっとした。

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1時間ほどぶらぶら過ごしてからお腹が空いたのでお昼を食べに移動。近くの道の駅「シートピア なあど」へ行く。そろそろ海鮮を食べたいな~と思っていたので、ここの刺身定食にする。隣の団体さんの話を聞いていたら、なんと熊本から来ているらしい。負けた。どうみても80歳くらいのおばあちゃんもいる。でもものすごく疲れていそうだったけど。食後はレストラン隣にある催し物場みたいなところで売っているどうでも良いものを物色する。Aさんが399円の鼻毛切りに興味シンシンだったが、安いってことは使用感がいまいちだったりデザインが良くないってことだよやめときな、とさとす。12本の骨の傘があってそれは私も惹かれてしまったが、傘はいっぱいあるのでやめておく。その後、海岸線(海見えないけど)を北上して三王岩、鵜の巣断崖を続けてみる。鵜の巣断崖へ続く道は林の中を通っていく一本道で、すごく雰囲気が良かった。大型の観光バスが一台来ていて、たくさんの観光客の人がぶらぶら歩いていたけど、こういうところってバスで連れてこられて見ても全然面白くないだろうなあと思った。自分で長々と「この道、自殺するために行くみたいね。帰ってこられなさそう」と言いながら走ってくるのと、バスの中でグーと寝ていてハイ着きました、歩いてください、見ましたねでは帰りましょう、では気持ちが全然違うだろうな。


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上は三王岩。下は鵜の巣断崖。

鵜の巣断崖を15:30頃出て、一路⑤の乳頭温泉方面へ。三陸からぐっと内陸部へ106号線を進む。途中盛岡あたりで大きな道になって量販店とか食べ物屋が並んでいたが、「ここまで来てとんかつってのもね~」「冷麺屋だ。冷麺が有名なんだよ。でも冷麺、あたしたち好きじゃないしね」と見過ごしながらぐんぐんすすむ。外も薄暗くなり、乳頭温泉まで今晩中に行くのは難しいかも…泊るとこないかもしれないし、とちょっとずつ不安になってきたら(車中泊ラーはこういう時、宿がある旅先で夜になるウキウキさとは裏腹に本当にへこむ)、右手に大きな道の駅の看板が。そして温泉もあるっぽい!ここだ、ここで今日は泊ろう~と、ぐいっと右折して「雫下あねっこ」の駐車場に入る。ここが今までに利用した道の駅の中ではナンバーワンに輝く便利さ+素敵さであった。温泉と食事処があって、またその食事が大変美味しく(私はその土地で取れたトマトを使ったトマト麺を食べた。ラーメンをイタリアンにした感じでトンデモかと思ったけど、食べれば食べるほど”もっと食べたい!”と思える逸品)、温泉もこぎれいで、なんと24時間使える情報センターなんかもあって、そこで寝ている人もいたりして、トイレも入口が自動ドアで入れる…。文明~!!地の肉のハンバーグが美味しかったAさんもすっかり気に入って、涼しくいやむしろ朝方は寒いくらいの快適な夜を過ごした。(続く)

東北ドライブ①

お盆は東北へドライブ行ってきた。なぜ東北かと言うと、

①涼しそうだから

②犬連れで行けるから

③温泉が多いから(Aさんたっての希望)。


Aさんからは「韓国か中国がいい」と言われたけれど、犬を連れて行けないし、もう台湾+香港と続けて行ったのでアジアはもうしばらくええわと却下。


まっぷるの「ベストドライブ 東北」と「東北」を購入、大体このヘンに行きたいな~と赤ペンで丸をつける。でも実際行ってみて、時間や距離や体調との兼ね合いで変わってくるしなと、大して厳密には決めず期待も持たず。


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1日目 ①の川崎出発~②の山形の蔵王まで走る。 朝2時ごろ、川崎を出発。低反発マットや枕など運び込み夜逃げの様相。混雑もなく東北道をぐいぐい北上。


途中SAで2,3回休憩を挟みつつ、8時半すぎに雨がじゃんじゃん降りの山形の蔵王温泉大露天風呂到着。バイカーの人多し。私は長輔を車に置いていくときは雨が降っていたほうが気分がいい。車が熱くなることがないから。長輔を気軽に車内に置いていけることを考えれば、大雨の中露天風呂に入るなんてノープロ。入っちゃえば気にならないし。入口から急な階段を降りて温泉の受付まで傘を差して歩く。脱衣所から温泉は目の前ドン。もんのすごく野趣にあふれていてグー。女風呂はそうじゃなかったけど、男風呂は川風呂もあるそうな。ワイルドぅ。20分ほど浸かって出る。


次に蔵王の御釜に移動。この雨だからどうだろうと思いつつ、山道を登るも眼下の景色は白い霧に包まれて何も見えず。案の定、頂上に登ったら、観光客は沢山いるけど御釜は全くインビジバボー。あまり美味しくない肉まんとフランクフルトなど食べる。これっぽっちじゃお腹が空いてもうきぼちわるい、とガイドブックに載っていたレストランに向かう。私はステーキ、Aさんはハンバーグを注文したところ、…肉はいいんだけど、味付けがお子様ランチっぽい。このタレ(ソースじゃないんだ)なんかマルちゃんミートボールのもんに違いないじゃんか!ぷんぷん。ここのシェフは山形から出たことないんかいと暴言を吐きつつ完食。


気を取り直して③の宮城の松島へ向かう。松島湾内に260余島があるらしい。Aさんが舟に乗って一周したいと言うが、犬は無理でしょー、聞いてみてごらんと受付に聞きに行ってもらう。そうしたら、一隻小船をチャーターすれば犬もOKとのこと。25分で4000円。くそう犬バカに漬け込みやがってと思いつつそのくらいなら出せるもんね(ここが漬け込まれてるのか…)と鼻息荒く五大堂を右手にぐんぐんすすんで観光船企業組合の受付に行く。そこの従業員のおじちゃんたちが長輔を見てあやしに来る。しかしぎゃんぎゃん吠える犬…。するとおじちゃんがくるりとおしりを向けて「こうすれば犬は仲間だと思うからな~」と。それを見ていた別のおじちゃんは、「尻噛め、尻噛め~!」とけしかけていた。長輔困惑。私も心の中で「ここは噛むとこだろう、長輔」と思った。舟にはすぐ乗れて、案内してくれたまた別のおじちゃんが「そうだよなあー犬だけ置いていけないよね、可愛いもん。自分も、行ったのは南方だったからね、帰りに引き揚げてくるときに、そこのお猿をね、ミニチュアモンキーを連れて帰ってきちゃったの」「検疫とか大変じゃなかったですか?軍の船で帰ってきたりしたら」「そうそう、大変だから、うんと包んで隠して(笑)。でも帰ってきたら動物園に貸してって言われて、貸したら戻ってこなかったんだよー」。…ワイルドぅ。観光地の人たちって基本的に世知辛いのにな~、ここのおじちゃんはみな気さくな人たちだった…。去年のクリスマスの宮が瀬ん時のおじちゃんたちのようだ。


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舟から見た島。Aさんの指が写っちゃった。ようく見ると真ん中にかもめが島にとまってます。長輔は舟に乗っても変わらず。 下船して瑞厳寺を歩いて、長輔を一旦車に置いて、人間は夕飯。Aさんはアナゴ丼、私は牛タン丼とうどんのセットを食べる。こちらは非常に美味しく、うまいうまいと大喜びして食べる。


食後は車に戻り、今夜はどこに車を停めて寝ようかなあと考えながら走る。次の目的地は宮古市の浄土が浜。ナビに目的地を設定して走らせていたら、途中「道の駅大郷(おおさと)」というところが出てきたのでそこに泊ることにする。トイレの前に車をつけて、19:30には就寝。昨夜はほぼ徹夜で走ってきたので、コトンと眠れた。暑いと車中泊は辛いんだけど、幸い一晩中涼しく暑さで起きることはなかった。(続く)