睦美の短歌日記 -39ページ目

節分コンプレックス

節分の豆を見ると、子供時代の記憶がよみがえってきてキュンとなる。
今考えると、そんなに悲しい記憶じゃない。アホみたいな出来事だ。でも、まるでパブロフの犬のようにキュンとなってしまうのだ。
節分へのカウントダウンが始まり、コンビニで豆を見かけるようになり、私は、去年や一昨年と同じように胸をキュンとさせながら、小学校低学年のころの自分を振り返っていた。

ちなみに私は2月の後半の生まれで、節分当日はクラスメイトよりも一歳年下だった。
節分になると、クラスで節分行事があった。
豆は撒かなかったけど(掃除が大変だからだろうな)、みんなでレクリエーションしたり節分紙芝居を見たり、なかなか楽しい日だった。
締めくくりに、「じゃあ年の数だけ豆を食べようか」って先生が言って、みんなに豆を配りはじめた。
みんなは七粒。私は六粒。

私だけが六粒。

もらった豆を食べてみた。
めちゃくちゃ美味しかった。
みんながワイワイ食べるなかで、私は急に悲しくなって、先生に「もう一つ欲しいです」と言った。
先生はくれなかった。「ダーメ。来年になったら、一粒増えるよ?」とニコニコしながら言った。
でも、来年になったら他のみんなは更に一粒増えるやん。

家に帰ると、母親が、おやつ用として大量に節分豆を買っていた。子供には食べきれないような量だ。
数なんて気にせず、私はガツガツと好きなだけ豆を食べた。
食べながら切なくなってきて、目が熱くなった。
で、泣いた。
「この豆、美味しくない」と思った。
ポロポロ泣きながら食べた。
学校で食べた六粒の豆は、びっくりするぐらい美味しかったのに。






■孫に豆82粒渡されて「ながいきしてね ぜんぶたべてね」

昔の私は早くおばあちゃんになりたかったです。節分豆のために。どんだけ食い意地はってんねん。
今の私は…ああ、そういやもうすぐ誕生日だ。ケッ。

ついに来たか…

高校時代に一番仲良しだった友達が結婚した。
高校のときモテモテだった子なんだけど、去年の夏にはじめて紹介された結婚相手の男性は、ズングリムックリの熊男だった。
「プーさんみたいで可愛いのー♪」ってノロケてたけど、あれはただの毛むくじゃらの熊男だ!

ちなみに彼女は家事能力が欠落している。私も得意じゃないけど、彼女の場合はレベルが違う。
とくに掃除が苦手で、彼女の部屋に遊びに行って、よくその荒れっぷりに仰天させられたもんだった。
そんな彼女の長所は金銭感覚。貯金が趣味で、高校卒業後、進学せず就職した彼女は、十年かけて貯めたお金を頭金にして、なんと一軒家を買ったのだ。二階建てで、四、五人の家族でも住めそうなそこそこでかい家だ。で、彼女はそこで一人暮らしを始めた。
その一軒家に遊びに行ったことがあるんだけど、もー、めっちゃくちゃ汚かった。
原因は「捨てられない病」だと思った。あと収納下手。
けして無駄遣いはしないのに、捨てられないからモノがたまりにたまるのだ。
家族で住める一軒屋で一人暮らしして、どの部屋にもモノが溢れてるって状況、あり得ないっしょ!
当時、ワンルームで暮らしてて、捨て病にとりつかれ、家具も最初限度しか置いてなくて、当時の彼氏に「睦美の部屋、モノ無さすぎ」と言われまくった私には考えられない状態だった。

去年のお盆、旦那さんを紹介してもらった私は、彼女に「うちに泊まりにきなよー!」と言われ、断られずに泊まらせてもらうことにした。ほんとは泊まるのイヤだったんだけどさ。
ちなみにこの夫婦は、彼女が独身時代に買ったあの一軒屋で暮らしてるのだ。

で、家に足を踏み入れてびっくりした。
ぶっちゃけ標準よりは汚いと思う。モノもまだまだ多い。
でも、「きちんと生活できる家」になってたのだ。
聞くと、掃除は旦那さんがやってくれるんだと言う。
私は心から「いい人見つけたねー!」と彼女に言った。
心から。
旦那さんは、美人で持ち家つきの嫁を手にいれた。彼女は、超苦手な掃除をしてくれる旦那さんを手にいれた。
なんかすげー。
欠落を埋めてくれる相手って理想だよねぇ、たとえ熊五郎でも。
ザ・割れ鍋に閉じ蓋!(失礼な私でスイマセン、羨ましかっただけなんです)

私には何が欠落してるんだろう。
何だろう。
………。
………。
……ぐー。

いかんいかん、難しいこと考えたら寝てしまう。

♪腐女子への階段のーぼるー

最近の趣味はボーイズラブを読むことです。
うっひょー!腐女子の仲間入りー!
きっかけは生徒に読めと薦められた漫画。
「同級生」って漫画で、アホみたいに感情を揺すぶられちゃったんだよね。
ここ、こんなに面白いとは…。
さらなる腐女子ワールドを知るべく私は、人気小説や人気漫画を調べてネットから大量に注文しました。
中学生のガキにはできない大人買いってやつだ!
フハハハハハハ!!

でも正直言うと、パターンが似ててイヤになりかけてます。
一番嫌いな王道パターンが「無理やりレイプされ、そのうち本気で好きになる」みたいなやつ。
ありえねー!
男が読むエロ小説にもよくあるけどさー、「心はイヤなのに体は感じちゃう」みたいなやつ。
ストーリー展開さえ面白かったら、そういうのでもokなんだけど、安易だとイラッとする。
とりあえずレイプ男は私がまとめてチンコ切り取るから、ノコギリつけて宅配してきてください。
ギーコギーコ。

でもキラリと光る小説や漫画にもたくさん出会えた。
木原音瀬という、BL小説家にしておくには惜しいような作家に出会えた。団鬼六をつぐのは彼女しかいない!

なかでも気に入ったのは、高将にぐん「キミログ」っていう小説です。
中学生の恋物語なんだけど、死ぬほど笑って死ぬほどときめいた。
主人公がたまたま見つけた、クラスメイトのブログ。優等生でスポーツマンでポーカーフェイスのクラスメイトだ。どうやら片思い中らしい。読みすすむうち、「こいつ、俺に恋してるんだ!」と気づくの。
ブログには、学校じゃ見せないアホな姿があった。
たとえば、目が合った日のブログ↓

クララが立った!ガンダルフが白くなった!あの子と目があった!
どうしようどうすればいいんだろうどうもしなくていいんですけど。体温が上がって心の鍋が噴きこぼれた。差し水!差し水!セクシーなのキュートなのどっちも好きです。つぶらな瞳に射貫かれて僕の完敗です。


読むうちに中学生のころの自分がよみがえってきた。
そういや好きな人と目が合うだけでドキドキしてたな…と。
同時に、読まれたくない相手にブログを読まれるという小説の設定が恥ずかしくて恥ずかしくて悶絶しました。
オススメです!

あー、しかしプラトニックでレモンサイダー味の恋がしたくなったよー。
酒飲んで酔っぱらってえっちしたかしてないか覚えてないやーガハハみたいなこと書いてた自分を崖から突き落としたい!