菊正宗酒造記念館でほろ酔い | 猫にこばん キャンピングカーでごはん

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キャンピングカーで食べるおいしいごはんと
キャンピングカーでのおでかけ(地元を中心に)を
紹介していければいいなあ。と思っています。

 

こんばんは、mmm(まーママ)です。

 

5月29日(月)雨

この日の天気予報は、残念ながら雨。

 

 
雨でも楽しめる観光コースをまーパパ計画してくれました。
 
 
専用駐車場に車を停めて向かった先は、
 
菊正宗 酒造記念館
兵庫県神戸市東灘区魚崎西町一丁目9-1
入館無料
 
 
お酒のミュージアムです。
 

  会所場(かいしょば)

杜氏を筆頭に酒造りに従事する職人が生活した部屋。
 

  洗場(あらいば)

洗米した白米を踏み洗いする所です。
 

  釜場(かまば)

米を蒸しまーす。
 

  麹室(こうじむろ)

蒸米に、こうじ菌の胞子(種麹)をふりかけ繁殖させます。こうじ菌が出す酵素が米のでんぷんをブドウ糖にかえます。
 

  酛場(もとば)

桶に米麹、蒸米、水を入れ、すりあわせて酒酵母を育てます。「生酛造り」で育てた酒酵母は、発酵力が強く、辛口のお酒の元となります。
 

  造蔵(つくりぐら)

「生酛造り」で造った酛に、米麹、蒸米と水を3回に分けて追加【三段仕込】して発酵させます。
約3週間でアルコール分約20%の、原酒となるもろみが出来上がります。
 

  槽場(ふなば)

もろみをしぼります。
 

  囲場(かこいば)

囲桶で半年から1年熟成期間を置き、香味のバランスを整えます。
 
 
お酒造りの工程を勉強したら、次は申し込んでいた     
「樽酒マイスターファクトリー」見学へ。
 

樽酒マイスターファクトリー

見学時間:午前10:30/午後2:00/3:00

定員:各回20名

参加料:無料

 

樽酒の樽の原料である吉野杉の展示、職人さんたちの手作業による樽づくりを間近で見学できます。写真撮影は不可。

 

樽は、くぎや接着剤などは一切使わず、竹で組んで作った輪っか状の「箍(たが)」でしっかりととめられています。
 

たががはずれる

規律や束縛がはずれしまりがないさま。

たががはずれると墫はバラバラに崩れ、多大な損失を生む様子が語源となっています。

 

江戸時代、灘でつくられたお酒は船に乗って、12日間程度かけて江戸へとくだっていきました。(都は京都なので下りとなります)
 

くだらない

良い酒は大消費地であった江戸へ下るが、悪い物は主に当地で消費され下らないことから、つまらない、できの悪い物を指し、「くだらない」といったのが始まりとか・・・

 

樽酒飲んでみたい気持ちMAXになったところで、試飲あります。
ごめんね、まーパパ チュー
 
すっーと軽やかに入るたる酒、最後にふわりと良い杉の香りがします。よだれ 旨いっ!

 

 

次に申し込んでいたのは、「盃展示館見学会」。

 

 

盃展示館見学会

見学時間:午前11:10/午後2:40/3:40

定員:各回20名

参加料:無料

 

酒器の変遷と酒造りの歴史、色々な盃の展示館。写真撮影は可です。カメラ

 

 
神様に捧げるものだった酒は、人々が楽しむお酒へと変わっていきました。
 
 有田焼大徳利
 
 螺鈿指墫
 
盃洗(はいせん)
 
昔、1つの盃でお酒をまわし飲む際、この器に入れた水に盃をくぐらせて次の人へ渡していたそうです。
 

夫婦みずいらず 

夫婦なら水をくぐらせる必要なし。が、この言葉の語源とか。

 

  変わり盃

 
底が平らではないので、飲み干すまで置くことの出来ない恐ろしい盃です。
 
 
こちらも、表は穏やかなおかめですが、盃の底は鬼ガーンという、恐ろしい盃。
 
盃記念館見学のあとも、試飲あります。チュー
再び、まーパパごめんね。
 
 
おんなじお酒を2つの盃で飲み比べていただきますだってビックリマーク
 
 
こちらは、利き酒にも使われる深型の盃。
 
 
目が回るううずまき
 
 
同じお酒なのに、盃の形で風味が違って感じます。
理由を教えてもらいましたが、酔っぱらっていたので、覚えてませんでした。てへぺろ
 
 
お土産コーナーで、日本酒好きのいとこへ「菊正宗 樽酒」と、「灘の生一本」。
 
 
こちらは、ハンドルキーパーで、試飲出来なかったまーパパ用。
 

  菊正宗板看板

揮毫:中林梧竹
中林先生は、明治の三筆の一人。佐賀県小城市の出身です。
 
 
日本一の酒どころ、灘。たくさんの酒造メーカーがあります。
 
 

すっかり日本酒の美味しさにはまったワタシ。

ほろ酔い気分で、次行ってみよービックリマーク