の記事でも触れました
ヘーゼルナッツが熟成し、
収穫の時を迎えています。
自然に落下するので、毎朝
250個ほど拾うのが、
ここ最近の日課です。
夫も私もナッツはストックを
切らさないほど大好きなので、
嬉し~い!
カビよけのため、まずは天日干し。
ローストして、いただきます。
ところで先日、我が家の庭に
珍客が現れました。
夕暮れ時に窓際から、ふと庭に
目をやると、グレーの小ぶりの獣が
横たわっているではありませんか。
ご近所さん家で飼われていると
思わしき猫ちゃんたちは毎日、
くつろぎにやって来ますが、
彼らでないことは明らかです。
夫を呼んで、ふたりで凝視するも、
それはピクリとも動かず、
得体が知れません。
死 ん で る?
「えー、なになに?怖いよー。
ちょっと見てきて~。」
怯える私は退散。
その後も観察を続けていた夫が
「あっ、動いた!」と声をあげ、
すかさず外に出て、その正体を
確認すると、なんと!
ハリネズミちゃんでした!
丸まって、顔が見えなかったから
分からなかったよ。
フランスでは1981年から、
保護種に分類されている
ヨーロッパハリネズミ。
残念ながら、欧州全体で生息数は
減少し、絶滅の危機に瀕しています。
その主な原因として、生息地の
破壊、農薬や殺虫剤の使用により、
餌となる幼虫やナメクジ、ミミズが
減少していること、天敵のアナグマ
やキツネによる捕食、さらには
路上で車に轢かれるケースも
後を絶ちません。
ハリネズミは夜行性で、一晩に
4~6㎞を移動すると言われて
います。
生息地が分断されているため、
道路に出る傾向にあり、夜道では
小さな体にドライバーが気づかず、
犠牲になりやすいのでしょう。
そんな保護種のハリネズミに遭遇
したら、触れずに観察し、怪我や
弱っている様子がなければ放置。
庭では野菜に害を及ぼす
特定の昆虫を追い払ってくれる、
有り難い存在となります。
また、販売したり、室内に
閉じ込めておくことは
禁止されています。
夜行性ゆえに昼間に遭遇した
場合は、何か問題を抱えている
可能性があるため、要注意です。
怪我や病気のハリネズミを受け
入れるケアセンターがあるので、
連絡します。
あの日以来、我が家の庭で
ハリちゃんを見ることは
ありませんが、また現れてほしいと
心待ちにしています。
皆さまの応援が更新の励みになります。
一日一回、それぞれに応援クリック、よろしくお願いいたします。
ブログ初めましての方は ▶ こちら も読んでくださいね。
フォローしていただくと更新通知が届きます。