現在、ハリウッドのトップスターとして君臨しているトム・クルーズが主演の最新作「トップ
ガン マーヴェリック」、公開日は新型コロナウイルス感染拡大などの影響でたびたび延期さ
れ、長くお預け状態となっていましたが、今日5月27日にようやく公開の運びとなりました。
まず最初に、「トップガン」とは・・・
アメリカの無名俳優だったトム・クルーズを主演として制作されたこの作品、アメリカ海軍士
官でありF-14「トムキャット」の型破りなパイロット、マーヴェリックがアメリカ海軍戦闘
機兵器学校(Top Gun)を舞台に、トップガン女性教官との恋愛や、F-14でコンビを
組むレーダー員の死を乗り越える姿などを描いたF-14パイロットの青春映画でした。
この「トップガン」は、アメリカ海軍の全面協力もあってF-14「トムキャット」のドッグ
ファイトは素晴らしい映像となり、主題歌「Danger Zone」や、劇中に流れた音楽は今もBG
Mなどで使用される楽曲となって、トム・クルーズが演じたマーヴェリック役も彼ならではの
ものでした。
トム・クルーズが操るF-14「トムキャット」のフォルムやドックファイトのカッコよさや
魅力に取りつかれた方も多かったと思いますが、トム・クルーズはこの作品を出世作として
現在、ハリウッドのトップスターとなって「ミッションインポッシブル」などのシリーズ作品
を始め、数々の話題作をハリウッドから世界中に発信しているのは周知の事実となってますね。
そんなトムの代表作の続編が、主演したトムの手で制作されたのは嬉しい限りで、前作でメガ
ホンを取ったトニー・スコット監督は、もうこの世にはおられず、今作では「オブリビオン」
などを制作したジョセフ・コシンスキー監督作品となり、前作以上の作品となるように期待し
たいですね。
以下は、前作「トップガン」の名場面などを集めてみました。
前作の「トップガン」は、とにかく映像に音楽が素晴らしい映画でした。
今作のマーベリックでは前作との接点もあるようで、前作でマーべリックのライバル、アイス
マンを演じたバル・キルマーが将軍役で再び出演されていて、音楽は前作同様にケニー・ロギ
ンスのあの名作「デンジャー・ゾーン」が流れるようで、F14・トムキャットでコンビを組
んだグース(アンソニー・エドワーズ)がピアノの弾き語りで歌った「火の玉ロック」(ジェ
リー・リー・ルイス)を息子のルースターが歌う場面があるなど、前作を意識したところが多
分に見られるようです。
ただ、残念なのは前作でマーベリックと恋に落ちたシャーロット(ケリー・マクギリス)は今
回は出演されず、2人のテーマ曲ともいうべき「愛は吐息のように」(ベルリン)は流されな
いようです。
そして、今作のテーマ曲を歌うのはレディ・ガガで、主題歌「Hold My Hand」は、映画のた
めに書き下ろされたもので、映画の随所に登場するそう。
さて、1986年に公開された「トップガン」の続編である「トップガン マーヴェリック」で
すが、この続編は大変楽しみにしていた作品なので、どんな風に仕上がっているのか、前作を
超える作品となっているのか、作品を大いに楽しみに観たいと思いますね。