昨夜の話し…
テレビを付けると
夏メロなんちゃら、って特番
昭和の名曲！夏メロTOP30
70年代&80年代の青春プレイバック
なぁんて題した特番をやってた
ついつい観てしまうZ/B世代
そんなこんな
夏の歌
サザン
松田聖子
中森明菜
チューブにユーミン
懐かしい歌がテンコ盛盛
でも…
当時を思い起こせば…
テレビに出演しない歌手も多かった
70年代のワタシら世代の
心の中の大ヒットは
テレビでは馴染みのない
フォークソング
70年代初め…
世はフォーク全盛
フォークシンガー達は
こぞってテレビ拒否
彼らはこう言った
テレビの商業主義ヘの反抗
自由・レジスタンスの証
歌謡曲や演歌とはちゃうでぇ！
そう言って
吉田拓郎や中島みゆき、松山千春
等々の面々がテレビに出なかった
彼らのもうひと世代前の
フォークの神様と呼ばれた
岡林信康もテレビには出ない
当時は高石ともやや高田渡など
若者に絶大な人気のフォーク歌手達は
アングラ的、反抗精神を出すためか
商業主義たるテレビに対しては
反感さえ持ってるように思われたモンや
グループサウンドの連中は
テレビでもてはやされたけど
世の中に反抗することや
自由を歌い上げる彼らは
商業主義を完全否定し
テレビには出ずに
集会やライブで歌い続けた
あぁ、懐かしき青春時代
ワタシらZ/B世代はそこがストライク
ワタシもそんなフォークのマネしゴンボ
ギターをかき鳴らし
へタックソな歌を歌い
ワケワカメなギターで
ワイワイやってた
それが高じてチョットしたフォークグループを作り
なにをどう間違えたのか、大学の学園祭にも呼ばれたり
…というか押しかけた？
いや、同級生の女子大生に出演依頼された！？
そんなこんなのとある学園祭のライブの時
ステージに行ってみると…
あれ？
今日はいつもより観客がメッチャ多いやん
ふふふ…
ワタシ達も人気が出た？？？
なぁんて言うンは勘違いも甚だしい
妄想妄想勘違い
そんなはずは無いな
ワタシらはそんな人気グループじゃないし
同じステージに出る他の上手いグループのファン？
などなど思ったり…
ワタシ達がステージを終え
調子こいて戻ると
次の出番のシンガーをみて驚いた
あっと驚くタメ五郎！
覚えてます？
ゲバゲバ90分の、ハナ肇
あっと驚くタメ五郎！
ははは…
ふる！
ｵｲﾄｲﾃ
そうです、とっても驚いた光景がそこに！
そ、そ、そこに居たんは…
ぎょえぇ～～～
あの…
高田渡
ﾜｶﾙｶﾅｧ~
わかんないだろなぁ～
高田渡と言えば…
『自転車に乗って』
…ちゅう歌や
『珈琲不唱歌(コーヒーブルース)』
…がワタシの中では
いつも口ずさむ歌やった
その高田渡が！？
目の前に！
ワタシ達はその前座？
ビートルズの前の
ドリフターズみたい？
ﾅﾝﾁﾃ
そんなこんなで
フォーク界の重鎮、高田渡さんの
前座となっていたのです
びっくりしたなぁ～、もう！
恥ずかしかっし💦
で、話しはなんやった？
そう…
その高田渡さんの
『珈琲不唱歌(コーヒーブルース)』
知らん？
知らんヤろなぁ～
♪ 三条へ行かなくちゃ ♪
♪ 三条堺町のイノダっていうコーヒー屋にね ♪
♪ あのコに逢いに ♪
そんな歌がまだ若い僕らのチマタでは
カナリシャナリ流行ってた
お店の名前を連呼する歌、
なかなか衝撃的やったかも
そんなこんなの
三条堺町
高田渡の『コーヒーブルース』を
頭の中にグルグルぐるぐるグルコサミンしながら…
久々に
イノダ本店に
専用駐車場がいつの間にか出来てました
あれ？
専用駐車場は
ガラガラ
ポツンとワタシのクルマだけ
みんな歩いてやってくる？
街中やモンな…
そんなこんなで
ここが
三条堺町の
イノダコーヒー本店
創業は昭和15年
小川珈琲、前田珈琲、そしてイノダ
これが京都の三大珈琲やってね
知らんけど…
そんなこんなのイノダコーヒー
いつも満席
新館と別館の通路
旧館が好き
赤と白のチェックのテーブルクロスが
なんかノスタルジックやし
でも今回は旧館が満席で新館でしたが
そんなこんなで…
このイノダの赤いポットのマークが良いな
コーヒーをお願いします
いつもオーダーするんは
『アラビアの真珠』
薫り高いコーヒー
ネルドリップで入れるコーヒーは薫り高い
昔はオーダー時になにも言えへんかったら
コーヒーにミルクを入れたのが出てきたけど
ワタシは昔からブラックがよかったから
ブラックで、と言う言葉は必ず付け加えた
今は…
ミルクはどうされますかと聞いてくれる
時代は変わった…
ケーキも美味しい
そんなこんなの
イノダコーヒー
なんだか昔の思い出が詰まってるな、ココは
高田渡の『珈琲ブルース』初めて聴いたときは
イノダなんて行ったコトもなく
どんなとこやろ？
なぁんて思ってた
初めて行ったのは…
京都にご縁がいっぱい出来た頃
あぁ、ここがイノダか…
なんかカンゲキした
そんな思い出がある
そう言えば
高野悦子さんの
『二十歳の原点』を読んで
その中に出てくる『六曜社』という
珈琲屋さんに行ったときもメッチャ感激したな
シアンクレールもそうやった…
今は昔
若い頃の遠い思い出…
かな
そんなこんなの
三条堺町
イノダの珈琲豆をお土産に…
紀州で京都気分を味わう昨今です
…ちゅうことで
ほな
また
