さくら
春やな…
ぼたん
立てばシャクヤク
座ればボタン
きれいな方！？
もみじ
錦秋の候
モミジがもえるように
いろづく…
そんなこんなの
さくら、ぼたん、もみじ
もう勘の良い方はお気づき？
そう…
さくら、ぼたん、もみじ
…と言えば
花木じゃなくて
お肉
何や知らんけど
ウワサに聞けば…
江戸時代に肉食が禁じられていたので
肉と呼ばずに
牡丹、紅葉、桜
なぁんて呼んでたそうな
知らんけど…
で、
桜は『馬肉』
肉の色が桜みたいにきれいやった
とか
千葉県の『佐倉』の牧場に馬がイッパイいた
とか諸説あるそうな…
紅葉は鹿肉
語源は百人一首
奥山にもみじ踏み分け鳴く鹿の
声きくときぞ秋は悲しき
…からとったのだとか
これまた、知らんけど
牡丹はシシ肉
猪やな
江戸時代は
山鯨と呼ばれてたというおウワサも！？
赤い肉が牡丹に似ている？
そんなこんなで
ジビエ
なぁんて呼ばれて
最近はめっちゃ脚光を浴びてます
紀州和歌山でも
県がジビエ押し
ジビエ施策も色々やってるそうな
でも、ジビエ人気が高まるのと
反比例してるんは
猟師さんの数
高齢化が進み
猟師さんが激減
ジビエを普及したいのに
狩りする人がいないという
それが現実のようでｺﾞｻﾞｲﾏｽ
そんなこんなで
友人がこんなん、持ってきました
新聞紙に包まれたモンは…
なぁにぃ？
赤のマジックでなんか書いてる！？
1/4 8貫 メス 上
ほんで…
12/31 ５貫 メス バラ
そうです、
牡丹
シシ肉でｺﾞｻﾞｲﾏｽ
まずは…
1/4 8貫 メス 上
1月4日に仕留めた8貫（30kg）のメスで
上肉
そして
12/31 ５貫 メス バラ
12月31日に仕留めた５貫（約19kg）のメスで
バラ肉
…ちゅうことのようです。
友人曰く
『これで一杯呑もう』と
…ちゅうことは
これを料理せぇ、ちゅうことですな
冷凍されたシシ肉
実はシシ肉は中々スライス出来ない
普通の状態(凍っていない)だと
ふにゃふにゃして包丁では
薄くスライス出来ない
とは言え、冷凍バリバリでは
これまた包丁が効かん
そんなこんなで
半解凍の状況でスライスします
ラップでグルグル巻き
こっちも…
グルグル巻き
ラップを外して
包丁でカット
これって結構難しい
薄く均一に切るのは
ちょっと難しいのでｺﾞｻﾞｲﾏｽ
そんでもって
シシ肉って
やっぱり獣臭がするんです
これは肉に血が回ってるから
腕の良い猟師さんは
急所を一発で狙い
編まれて肉に血が回らないように仕留める
そして
直ぐに解体して
上手く血を抜く
この作業が大事だそうな
血抜き作業がヘたっぴぃだと
獣臭が抜けきれずクッサイ肉になる
持ってきた、このシシ肉は
腕の良い猟師さんが仕留めて
上手く血抜きしてるそうな
ほんでもって
肉は『メス』
メスの肉が美味しいらしい
知らんけど…
しかも
5～8貫くらいのサイズが
1番美味しいのだとか
そんなこんなの
お肉をさばいて…
牡丹のお肉
シシ肉は
牡丹鍋で頂きましょう
味噌仕立て
合わせ味噌に
だし汁をくわえ
柚子の果汁を搾って
みりんでお味を調整
自分で言うンもなんヤけど
メッチャ美味しい鍋出汁が出来ました
ははは…
最高
そんなこんなで
野菜を切って盛り付け
箸休めの香の物とか
ちょっと巻き寿司とバッテラも
さぁ、どうぞ！
Let's 宴会
オッサンばかり4名の
宴会がウチの元カフェで
始まりはじまり
シシ肉を持ってきた友人の
シシ肉ウンチクから始まり
なんやかんやとオッサン話題
サントリーの缶生
結構美味しいヤン
これ、初めて呑ンだ
そして
ビールはこれくらいで許してやる
…ということで
ダサくはないけど
だっさい
獺祭（だっさい）
山口県の銘酒
安倍首相が北の大陸独裁者のプーを
接待したときに呑ませたというお酒
今や
山口を代表する銘酒となりました
そんなこんなで
無駄話
アホ話
あっと気がつきゃ
もう明日が来るぞ
…ちゅうことで
やっとこさ解散
そんなこんなの酒宴でｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀ
シシ肉
美味しかったです
…ちゅうことで
ほな
また
