なんだかセワシナイ…

新年、松の内と言われる1月7日も過ぎ、
今日はもうエベッサン宵宮の9日やモン。
今日はもうエベッサン宵宮の9日やモン。
正月早々から仕事して、休んだンはまだ3日間だけ。
セケンハショウガツヤッタノニ…
セケンハショウガツヤッタノニ…
正月からワイワイ働くンは、いわば自業自得。
自分で巻いた種やからシャ~ナイと言えばシャ~ナイのです。
自分で巻いた種やからシャ~ナイと言えばシャ~ナイのです。

そんなこんなで…
4日は金曜日やったから、日曜までの3日間は週末だけやってる『カフェ』営業日。
予約も入っていて、金曜土曜は忙しかったな。
オナジタイミングデミンナキテクレタンダモン…
オナジタイミングデミンナキテクレタンダモン…
でも、ど~ゆ~ワケか、日曜日はそれほどでもなかったので、
ナンか好きなモンを『賄い』で食べようと、
ナンか好きなモンを『賄い』で食べようと、
チョイト店を抜け出して店の裏のスーパーで食材を物色したら、
美味しそうな豚バラ肉をみぃ~っけ !!!
美味しそうな豚バラ肉をみぃ~っけ !!!
これやな!

ランチの神様がそう囁く声が聞こえた!?
アァ、ゲンチョウガハジマッタ…
アァ、ゲンチョウガハジマッタ…
でも、ナニスル?
豚、ブタ、ぶた…

薄切り肉やモンな、これを使って美味しいモン。
しかも、すぐ出来て…
そや!
ドンブリもんにしょ~か。
てなてなコトで、
『豚丼』にしましょ。
ブタ丼かぁ~、
そやな…
そう言えば…

かつて…
『牛丼』が吉野家から消えた時代がありましたなぁ…。
『牛丼』が吉野家から消えた時代がありましたなぁ…。
そうそう、もうあれから15年ほど経つよね。
アメリカでBSE問題が発覚、吉野家は牛肉の調達ができなくなったんが発端やったな。
代替案もなく、ケッキョク…
♪ ぎゅ~どん ひとすじ~ はちじゅぅねぇ~~~ん ♪

…というCMがあったほどこだわっていた『牛丼』を吉野家は見事に諦めて、
『ブタ丼』に切り替えた、…っちゅう大事件やったな。
『ブタ丼』に切り替えた、…っちゅう大事件やったな。
吉野家が豚丼?
衝撃的やったな。
牛ちゃうんかいな、
ブタかぁ~!、とチョイト小馬鹿にしたけど…
でも、
しかし、
but …
美味いやン!

豚丼もイケますなぁ~ッと、吉野家は息を吹き返しタンやったな。
それ以来…
牛丼が戻ってくるまでの5年間、『豚丼』のお陰で吉野屋さんはよ~頑張った。
救世主やったな…、『豚丼』。

そんなこんなの『豚丼』。
意外や意外…、牛丼より、ブ~ちゃんの方がエエでぇ、というニーズも高く、
牛丼再販売の後も『豚丼』はまたまた復活したんやった。
牛丼再販売の後も『豚丼』はまたまた復活したんやった。
それほどの『豚丼』。
万感の思いも込めて…
吉野家好きのワタシでもありますし…
吉野家好きのワタシでもありますし…
そうやな、『豚丼』にしよう!!!!
タイソウナ…
…ちゅうても、吉野家の『豚丼』チックなのはやめとこ。
ちょっと違った感じのモンにしようと思い立ったのであります。
…といっても、豚肉を前にして、そう思ったのはホンの数十秒の間の出来事ヤケド!?
ブンソユニスルトナガカッタケド…ナンチテ (^_^;)
ブンソユニスルトナガカッタケド…ナンチテ (^_^;)
そんなこんなで、
豚丼。
本日の賄いは…、豚丼、と相成った次第。
タイソウナ…

ほな、どうつくる?
醤油に味醂、お酒も入れてお砂糖も。
そこに白だしをチョイト入れて和風の豊かなコクを!?
そこに白だしをチョイト入れて和風の豊かなコクを!?
そこに、
すり下ろした生姜をチョイト。
生姜は多くなりすぎると生姜焼きチックになるんで、ごく少量。
タレをつくったら、ひとまずそれを豚肉に漬け込んでおきましょうか。
ハンブンイレテ、アトハンブンハヤクトキニ…
20分ほどかな。
ツケテオキマショ
少し待って、
タマネギを薄切りにトントントンと切る…、
タマネギを薄切りにトントントンと切る…、
ブタヤカラ? トントントン?
ここからが時間勝負やな。
チョット大きめのフライパンに漬け込んでおいた豚肉を並べて火を入れる…。
よくあるンは、
肉を焼くときに、フライパンを熱しておいて、ジュ~っと焼く…、
ナンかそうすると美味そうですが、
ナンかそうすると美味そうですが、
実は、
これはアカン…。
…というのも、
たんぱく質に急に熱をいれると、細胞が急激に縮んで水分が出てしまう、
そうすると肉が硬くなる、っちゅうことやな。
たんぱく質に急に熱をいれると、細胞が急激に縮んで水分が出てしまう、
そうすると肉が硬くなる、っちゅうことやな。
そんでもって旨み成分であるアミノ酸を出すためには
50度前後の温度帯をゆっくりじっくり通過させることが大事なんやな。
…ちゅうことで、肉を焼くときは、冷たいままのフライパンから焼くのがエエでぇ。
ナンチテ
コウシャクを垂れるのでございました、すんまへん…。

そんなこんなで、漬け込んだ豚肉チャンをフライパンで炒め、
タマネギも入れてジュ~ジュ~。
タマネギも入れてジュ~ジュ~。
頃合いを見て、半分起こしていたタレをドバッと入れてヒト煮立ちすればでっきあっがりぃ~!
ドンブリにご飯をよそって…
その上に、水菜をパラパラ並べ、
回りに豚肉を並べて、
真ん中に卵黄を置けば…
真ん中に卵黄を置けば…

出来上がり!
簡単でパパッと出来て、
ウンマイでぇ~!
ウンマイでぇ~!
タブン…

ウチはそんなに大きなカフェじゃないのでスタッフ3人。

三人分の豚丼、勢揃い…。
甘辛い豚肉に白だしの豊かなコクがチョイト見え隠れ!?
ほんの少しの生姜すり下ろしの効果で香りもヨロシ…。
ほんの少しの生姜すり下ろしの効果で香りもヨロシ…。
真ん中の卵黄がナンや美味そうに見える、ナンチテ。
ご飯と豚肉の間に入れた水菜のシャキシャキ感が食感を楽しめる隠れワザ!?
ミバエモエエシ…
ははは…
自画自賛センとだけが誉めてくれようか??? ナンチテ
ま、スタッフ達には評判良かったんで…。
そんなこんなの賄いドンブリでございました。
牛丼もエエけど、
豚丼もね!
…ちゅうことで、
ほな
また
