サン・ピエトロ大聖堂とコロッセア   イタリア紀行vol.4 | The Sam's Room

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おもしろいこと、楽しいこと、気になること、美味しいこと、何でもかんでも『やってみる』ことが心情のSAMのブログでございます。

世界で最も小さい独立国、ヴァチカン市国の続きでございます。


初回からしょうもないことを延々と書き綴り、話があっちゃこっちゃへトンデレらなワタシのブログ。
このままだったら、『イタリア紀行』は30回以上書き続けなければならない計算になります。
しかも、内容は…ないよう!?


アカン、アカン…


そんなことにならないようにちょっとスピードアップして旅の続きを…。


            

システィーナ礼拝堂でミケランジェロにたっぷり魅了されたあとは、
カトリックの総本山の中心、『サン・ピエトロ大聖堂』にやって参りました。

目

世界最大級の教会堂建築物…、ほほぉ~、でっかいタテモンやモンな…
聖ペトロ殉教地に建つ…、なるほど、由緒あるとこやったんね…。
墓を参拝する為…、そぉかぁ~、墓参りの建物やったんや!
創建は4世紀…、へぇ~、古っっ!


今の建物は2代目だって。

で、
 入り口は5つあります。

ひとつにしたらややこしないのに!?

 「死の扉」「善と悪の扉」「中央扉」「秘蹟の扉」「聖年の扉」

なんや、全部すっごい名前が付いてるな…。

なんと言っても真ん中やな、
中央扉というわかりやすいとこから入ろうっと!

で、
五つもあるのに普段は全部使えんそうやで。


開かずの扉があるらしい…

これや…

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一番端にあったんが25年に1度しか開かない『聖年の扉』

前回は2000年に開いたので、これが次に開くのが2025年だって。

なんや難しそうな扉やなぁ。

25年に一度の開く年を『聖年』と言うそうや。

説明すると長くなるんで詳しいことはパスするけど、
25年に一度の『聖年』にはここ、サン・ピエトロ大聖堂に続いて、
聖ヨハネ大聖堂、聖パウロ大聖堂、聖マリア大聖堂と、
ローマの4大バシリカの『聖年の扉』が開けられるんだって。

で…、
この4大聖堂の聖年の扉を全てくぐると、罪の償いが許されるそうです。

罪深いワタシですもん、
是非2025年にはまた訪れて『聖年の扉』をくぐらなきゃ…。

おぉ、神よ…
罪深き我を許し給え。




ないなに?
それまでも品行方正、罪なき道を歩みなさい…、って!?


ははは…
そやな!




何でも許してもらおうと神さんに頼るだけではアカンかもな。


そんなこんなで、サン・ピエトロ大聖堂の中に…



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何とぉぉ~!
奥までめっちゃ長~い!

上から見ると十字架の形になっている聖堂は奥行き215mだって。
スンゴク長い身廊。


その奥には、かの有名な…

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ピエタ

キリストを抱く聖母マリアの大理石像。
もちろん、ミケランジェロ作ですぞ。


27歳の時の作品なんやてね、若いのにすごいなぁ…。
ワタシなんて、○×歳になるのにケロヨンも彫れンどぉ!?
天才と凡人を比べてどないする!?





大聖堂の中はワタシのようなしょうもないことばっかり考えてる人間だけではなく、
多くのクリスチャンがチャンとお参りしているのです。
こんなワタシにでもそんな雰囲気は伝わって参ります。


寺院特有の荘厳な雰囲気…
おっと、荘厳ってホンマは仏教用語やったな…。まぁ、エエか…。



では、そんな雰囲気の内部の様子をどうぞ。

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そんなこんなのサン・ピエトロ大聖堂を出ますと…


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          教皇を守る衛兵。
スイス衛兵なんだって。
スイスから来てるの?

なんかねぇ、スイスって言えば平和なイメージなんやけどなぁ…。
よくよく歴史をひもといてみると、スイス傭兵ってヨーロッパ各地で活躍した屈強な兵だったのだとか。
ローマ教皇にも雇われてたんだって。
その名残が今も。
ということで、スイス衛兵だそうです。

で、このスンゴクど派手な装い…
ミケランジェロがデザインしたと言われる制服です、ホンマ?



外に出れば…

サン・ピエトロ広場

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向こうに見える建物が法王を決める会議『コンクラーベ』の場所となるところ、
つまり『システィーナ礼拝堂』ですね。

ホンマ、長い時間を費やして決めるこの会議を『コンクラーベ』。
あまり長い時間をかけるので、『根比べ』という日本語のシャレかいな…、ってよく言われるけどね。


コンクラーベ…、『鍵をかける』って意味だそうな。
そんなにガイドさんが言ってた。

で、鍵をかけて、システィーナ礼拝堂に枢機卿を閉じ込めて行うからなんだって!

コワっ!

で、もっと怖いのが、『ホンマに法王が死んだンかなぁ』って確認する方法。
これがめっちゃヤバイで。

その方法とは…

銀製の金槌で死んだであろう法王のヒタイを叩いて反応するか確認する…!?

レンチ

すんげぇ…

カナヅチでドタマ叩くって…

どぉよぉ~!


まぁ、今ではやってヘンやろうけど。
おっと、またそんな話をしてたら長くなるだけやな。


さっと行こ、さっと!



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     回廊の上部には140人の聖人像が立ってます。
小さく見えるけど、背の高さは3mを超すんだって。
全部がでっかいから小さく見えるだけなんやね。

世界各国から多くの観光客、そして…

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 こんな方々も多く来られておりました。
そりゃそうだ…
総本山やモンな。



ヴァチカンを後に…


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ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂の前を通り…



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                 アルジェンティーナ神殿跡

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 ホンマ、すごいな…


街中、どこにも遺跡だらけやンか。
奈良も京都も真っ青!?

ローマ帝国恐るべし、テルマエロマエ!?


そんなこんなでバスの中でアングリと口を開けていると…
到着いたしました。
次なる訪問地…
バスがいっぱい停まってました。
こんなド派手なのも…

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で、ここは…

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 コロッセオ


古代ローマ遺跡の象徴のような巨大な闘技場。
皇帝が市民の娯楽のために建築した闘技場ですね。
ここで数多くの死闘が繰り広げられたのですな。
猛獣狩りなんかだったらまだしも、剣闘士達の戦い…

相手を『コロッセオ』、殺せっお~!?

なんだかね…

4階部分まであるドデカイ建物は周囲572m、高さ48.5m、5万人収容だそうです。

中に入るには…

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こんな長蛇の列…

アカン、あきまへん…

並ぶのが大嫌いなワタシは、ここでも『こんなに並ぶンやったら入らん~!』と叫んだのは言うまでもありません。


そんなこんなで、コロッセオにあった凱旋門を背景ににこっとほほえむワタシ…

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カオ隠してるから微笑えんでいるかどうかわからんけど!?


コロッセオをこういうので観光する人たち…

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 セグウェイ

イイなぁ…
これに乗ってみたいけどなぁ。
日本だったら公道を走るのはアカンもんな。
でも、乗ってみたいどぉ~!


…ちゅうことで、またまたバスに乗りまして、いよいよランチタイムでございます。

ランチは本場のピッツア。
さてどんなピッツアが待っているのでしょうか、楽しみです。


その間に、まちの風景などちょぴっと。

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ではでは、ランチの話しは次回…

ちゅうことで、いったん…


ばいちゃ!




パー