二つのコンサート… | The Sam's Room

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二つの音楽会がありました。



ヒトツは…
クラシック。

音譜


もうひとつは…
ジャズ。


音譜

どちらも行かねばならぬ…。

ということで、先ずは午後から開催された『クラシックコンサート』へ。


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本日は、チェリストTくんの地元での後援会発足の日。

とは言え、ワタシのような小市民が関与しているのは
極々下の下のチョットしたお手伝い程度。


ただ、チョットダケ関係があると言えば…

彼の祖父はワタシの恩師。
彼の父は恩師との関係だけでは無く、
もっと別のつながりで親しくさせてもらっている。
そして…
地元後援会の会長さんは知人…
そして、本人たるTクンはある音楽団体を通じての知人。


てなことかな…

それだけ丁半コマがキッチリと揃えば行かざるを得ないのです。



Tクン…
彼は元々理系の人なのです。
日本の中ではノーベル賞受賞が多いという京都の
某有名国立大学の大学院まで出たという秀才で
理学専攻科で生物学の研究をしていたのに、アッサリとその道を蹴り飛ばして、音楽家に!

Tクンのパパさんは、
これまた日本を代表する赤い門のある大学で教授を務め、
某研究ではノーベル賞にも近いと言われる方でありまして、
この方も息子が音楽家になることを認めたというのもスゴイ!


まぁ、とにかくワタシどもは足下にもおよばないアカデミックで
日本を代表する頭脳をお持ちの方々でありますが、
全く違う自ら好きで選んだ道を歩むと言うことは素晴らしいことなのでございます。


昨年、東京で行われたトリオ結成コンサートにも出かけましたし、
今度は地元でも講演会が立ち上がると言うことで応援せんわけにはイカンのです。
ワタシには力はありませんが…


でもなぁ…

出来る人というのはなんでも出来るんだな。
一流の人ってその道だけじゃ無くて、多芸な人が多いのかもね。
一流になると言うことは、色んな才能を持っていると言うことかもしれません。

スポーツ選手でもアホだったら一流になれません。
アホでも極々わずかに天才的な才能と運動能力だけで大成した人もいますが、
それは世界のマグレです!?



で、Tクン。
がんばったはる~。

生物学で修士課程を修了してる学者なのに、
それを蹴り飛ばしたというお話は先ほど書きましたが、
その後、アメリカの音楽院で音楽修士号を取得したばかりか、
クラシックの各賞を総なめし、音楽祭の立ち上げや音楽監督を務めるなどすんごいことをやってます。


若いのにがんばったはる~。


そんな彼の地元後援会の日…

基調講演が第一部にあるというのも、学者一家の彼らしいところ?
某国立大学の学長が講演、

そして、そのあと第二部がチェロとピアノによるコンサート。


Tクンはチェロ。


素晴らしいですな…。
オープニングは、エルガーの『愛の挨拶』。
曲名は知らずともきっと皆さん来たことのある有名な曲。

で、圧巻だったのは『黛敏郎』さん作曲の『文楽』。
これは実に面白い曲で、文楽をチョロで再現したという珍しくて且つ楽しい曲でした。

モチロン、チェロですから『ピアソラ』の曲も忘れてはいけません。



そんなこんなのステキなコンサートでした。


コンサート前にチェリスト『Tクン』と、
今後のコンサートについてもお話しし、
また一緒に楽しいコンサートを定期的に開ければ言い値という話しもチョットまとまりました。


で、このあと交流会があったのですが、それはチョット失礼させて頂きました。
…というのは、次のコンサートがあったから。



じゃ…、と言うことで一応ご挨拶だけはさせていただき、スタコラサッサほいサッサと次の会場へ。



      


ここは300席ほどの小さなホールですが、ここでJAZZのコンサートがあるのです。

何故ここに来たかというと…

このコンサートはワタシが立ち上げて思い入れのあるモノなのですが、
今回でワタシはココに関与するのを止めて、別の方に任そうと考えているからです。

ちょうどリハーサル中…



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今回はビッグバンドでのJAZZ演奏会。

バンマスの方、そしてもとより縁があってこれまでも一緒にコンサートをやってきた
トランペットプレーヤーKさんと暫しお話をして…。

でも、
何だか寂しいな。
せっかく10数年前に立ち上げたJAZZの定期的なコンサート。


でも、ワタシの代わりにやってくれる人が出来たからそれはそれで嬉しいことです。


…ということで、本番は別の仕事のために参画できませんが、後は任した!

そんなこんなの、二つのコンサートでした。


どちらも頑張って下さい。


ばいちゃ