京都は観光シーズンに突入…
どこに行っても人人人人人人人人人人人…、時々、猿・豚・カマキリ・バケベソ…。



観光地や繁華街はスゴイ人混みです。
そんなこんなの忙中閑ありのある日、京都市美術館に出かけ、
ガラにもなく、知ったかブリブリでゲ~ジュツを鑑賞。
ガラにもなく、知ったかブリブリでゲ~ジュツを鑑賞。
あ~だこ~だと展覧会にゴタクを並べ、深く知りもしないのに、
ジャポニスムがど~のこうの…、
印象派がどうのこうの…、
浮世絵がどうのこうの…、
印象派がどうのこうの…、
浮世絵がどうのこうの…、
と無責任極まりない話をしつつ、
額にシワを寄せながら思案あり気な顔で、
ゲ~ジュツ家の端くれを演出してみたりという、
無駄な抵抗を試みたワタシでありました。
額にシワを寄せながら思案あり気な顔で、
ゲ~ジュツ家の端くれを演出してみたりという、
無駄な抵抗を試みたワタシでありました。
そもそも…
ズブの素人で、
絵心も持ち合わせていないワタシがゲ~ジュツを語る資格なんぞあろうはずもないのです。
でも、
しかし、
but…
しかし、
but…
チョット知ってれば『1』が『百』にも『千』にも直ぐに話しを
膨らませてしまうという悪徳・越後屋的セ~カクを有し、
政治家のようなペテン師的トーク力を持つワタシ…。
ナンチテ
ナンチテ
素人目から見ればケッコウ知っているように映るのですから世の中おもろいモンです。
ナンチテ

てなてなことでございますが、
カッコつけて『美術館でココロに栄養を頂いた…』とは言ってみたのですが…、
結局薬局放送局…
花より団子、
色気より食い気、
名誉は要らぬが金をくれ、
色気より食い気、
名誉は要らぬが金をくれ、
…的なことで、ゲ~ジュツでお腹は満たされず、
お腹がグ~、チョキ、頭がパ~なワタシでございました。
あぁ、やっぱり小市民…
あぁ、やっぱり越後屋…
あぁ、やっぱりペテン師
あぁ、やっぱり越後屋…
あぁ、やっぱりペテン師
では、おのおの方…
いざ、ランチに参ろうではないか!
いざ、ランチに参ろうではないか!

目指すは両国松坂町、吉良屋敷…。おのおの方、ヌカリはござらぬか…
赤穂浪士と違うちゅうねん!?
… … … ■ ■ ■ … … …

京都市美術館前、平安神宮の赤く大きな鳥居から歩いて約5分…
平安神宮、そして岡崎公園を外苑を流れるのは琵琶湖疎水…。


左右の木々はもうそろそろ色づき始めております。
色づき…
色気づき…
色気づき…
良いですなぁ、
これからもっともっとびゅ~てぃふ~になるのですね
あぁ、色づく、
あぁ、色気づく、
あぁ、ますます色香が漂いキレイに…
あぁ、色気づく、
あぁ、ますます色香が漂いキレイに…
アッシには関わりのねぇ話しでござんす…
と木枯らし紋次郎のようにツブヤキながら…
って、意味が違うッちゅうねん!?

それにしても、良い季節ですねぇ…。
さて、『京都市勧業館みやこめっせは』を左に見つつ、疎水の橋を渡り右に行くと、
ソコは目的のご飯屋さん。



いかにも京都っぽいベンガラ塗りのお店が本日ランチを頂くとところ。
■だる満
京都市左京区岡崎最勝寺町8-4
TEL:075-751-1123
赤いのれんをくぐります。
目の前にパッと現れるのがこの店の売りある『おばんざい』の数々。


どうですか、このおばんざいの数々。
思わず叫びます…
Oh~、ばんざぁ~い…
おばんざ~い…
しょうもな…

『おばんざい』に万歳をしてしまうのですなぁ。
これが取り放題、よそい放題…
どんだけでも、てんこ盛りにしてください。
どんだけでも、てんこ盛りにしてください。
で、ゲ~ジュツで心が豊かになったほどに、
お腹も満たさなければ…という命題の為、こういうこととなります。
ほな、ちょっとおばんざいを…

どどぉ~ん!
欲張りかぁ!!!!
コレでも全種類は盛れておりません、漏れてます…。
良いのです、お総菜は逃げません。
欲しければ二度三度行ってくださいませ。
欲しければ二度三度行ってくださいませ。
徹底的にこだわった野菜を出したい…、
というご主人の心意気が伝わってくる『野菜のおばんざい』、メニューはケッコウ多いですよ。
なかでもこれ!

どどぉ~ん、とデッカいお皿の上にはみ出して乗っかっているもの、
それはゴボウの天ぷら!
なが~い!
キミのは長~い!
キミのは長~い!
40cm以上もあるよね、きっとこれ。

壁には誇らしく、『コレが名物メニューよぉ!』と主張した張り紙。
ネ~ミングも『なが~~~~い』となっております。
長いのです。
とっても長い…
とっても長い…
で、長いと言えば…
コレを見ると思い出すのが、
昔、子どもの時に行った歯医者さんの壁に貼っていた紙。

そこには…
『気は長く 心は丸く 腹建てず 口慎めば命長かれ』
と書かれていた張り紙。
気を長き書き
心は丸い
腹は横向きで立ってヘン…
口は小さく慎んで
命の棒が長くなる
心は丸い
腹は横向きで立ってヘン…
口は小さく慎んで
命の棒が長くなる
子供心に『上手いこと言うてるなぁ』と
上から目線で感心したモノでした。

でも、これって誰が言い出したんやろ?
とんちで有名な(?)一休さんが、
『仏のような生き方とはどのようなことですか?』
と聞かれたときに、こんな掛け軸を書かれたそうです
(一休さんが書いたと言われてる書!?)
『仏のような生き方とはどのようなことですか?』
と聞かれたときに、こんな掛け軸を書かれたそうです
(一休さんが書いたと言われてる書!?)
腹立てず 心は丸く 気は長く 己小さく 人は大きく
こういう人になれたら良いのですが、現実問題絶対に無理!
腹を直ぐ立て 心は乱れ 気は短く 己が大きく 人が小さい
凡人はこうですな。
ワタシも所詮平々凡々の小市民…
少しでもこういう領域にたどり着きたいモンですなぁ…
そんなこんなで…
話がトンデレラ…
なが~い… という話しがどうやら飛躍してしまったようです。
そう…
ゴボウの天ぷらがメッチャ長いのです。
ワタシのブログとゴボウ天の長さ…
長けりゃエエってモンじゃない!?
でも、
しかし、
but…
しかし、
but…
長ければよろしいようです、ゴボウは!
こりこりした食感を残しつつも。一度下味をつけて煮てるんですね。
あまり強い味付けではなく、薄味で揚げている辺りが京都ですぇ…。
食べ応えがあるコレは、優しい土の香りまで伝えてくれるような逸品でした。
モチロン、他のお野菜のおばんざいも美味しい!
和え物や、煮物、酢の物、焼き物、揚げ物、漬け物etc…
どれもコレもとっても美味しい。
ゴボウの天ぷらは元より、おかか和えにした焼万願寺、
ズイキのあんかけ、さつまいものはちみつレモン煮、揚げ出し豆腐はボリュームもあってグ~。
どれもコレも美味しく仕上がっていました。

豆ご飯も付いていますし、おかわり自由です。
そんなに食べられヘンがな…
このセット、実はもう1品付いているのです。
それは…

おそば…
天ぷら、ニシン、揚げ餅、蒸し鶏とあんかけetc…
ここからチョイスできます。
ワタシは…
にしんそば!
ニシン…
京都名物 ニシンの棒煮…
厚みのあるニシンの乾物を、骨までやわらかく、そして甘辛く炊き上げたもの。
このお料理は京都では盛んに作られ、食べられているおばんざいのひとつですね。
お蕎麦にのせれば、京名物「にしん蕎麦」になりますよぉ。
このお料理は京都では盛んに作られ、食べられているおばんざいのひとつですね。
お蕎麦にのせれば、京名物「にしん蕎麦」になりますよぉ。
甘辛く身の厚いニシンが、出汁の利いたソバつゆに絡まってコレが美味い!
至福ですな…
至福のひととき。
美術館でココロを豊かにし、
京都のおばんざいでオナカも満たす…
エエ事ですヤンか。
幸せですなぁ…
平和ですなぁ…
平和ですなぁ…
思うように回復できない景気、
優勝できない阪神タイガース、
またあがってしまうかもしれない消費税、
しょうもない金の問題ばかりで進まぬ国会議論、
雑誌レオンを穴の空くほど見てもちょい悪になれないワタシ、
あぁ…
そういうことは今の時点ではどうでも良いことになっているなぁ…
平和だなぁ、気分が…
ひとまずココを出て、そして帰路に着く辺りになると、
いまのほんわか幸せ気分が薄らいで、暗雲がモヤモヤとして現れてくるのでしょうね。
まぁ、エエか…
どうせそんな浮き世に住んでいるのですからね、。
ずっと浮き世離れの仙人みたいなことは言ってられません。
ずっと浮き世離れの仙人みたいなことは言ってられません。
しゃ~ないな…
気分も一新したし…
さぁ、また現実社会に戻ってガンバンべぇ~!?
ほな…