居酒屋でスカウト話…の巻 | The Sam's Room

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おもしろいこと、楽しいこと、気になること、美味しいこと、何でもかんでも『やってみる』ことが心情のSAMのブログでございます。

新しい仕事を立ち上げよう!
 
 
ホントはワタシがするべきコトじゃないんだけれど、
ダレもするヤツがいないンだから仕方がない。
この仕事は絶対に必要なんだよ。
 
困っている人々がいる、
相談したくてもできない人もいる、
ひょっとすると命に関わる事だってあるかもしれない…
 
もちろん儲けにはならない。
 
でも、社会的に必要なコトだから…
誰かがしないといけないから…
 
 
しかるべきトコロに頼んだんだけど、
新らたに負担になる事はしたくない…らしい。
 
そんな答えが返ってきた。
 

ホンマ、どやねん…
 
怒れるワタシ
 
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あほぉ~!
君たちがしなければならない事じゃないか!
 
あほぉ~!
君たちは何の為に仕事をしてるんだよぉ!
 
あほぉ~!
そんなに楽ばかりしたいのかよぉ!
 

エエわい、
エエわい、

それだったらワタシがやってやる!!!!

…というわけで、新しいプロジェクトチームを立ち上げる事にしました。
いや、正確には『なっちゃいました』…かな!?

何のことかわかれヘンって!?
そうです、わからんよね、これだけじゃ。
 
まぁ、詳しい事はイイのです。
 
 
とにかく、するヤツがないのならワタシがやってやる、
という、勇み足的 or  力みすぎ or  お調子者!?
 
 
 
そんなこんなで新しい仕事をスタートさせる羽目になったのです。
 
 
事業を立ち上げる為に一番大事な事、それは…
スタッフだ!
 
STAP細胞と違う!?
チョットボケました!?
おもろない…
 

専門知識がいるどぉ、どないする!?
 
どうする、ワタシ!
 
 
少し考え込んで、はたと思いついた。
 
適任者がいる。

アイツだったら絶対に大丈夫!
 
 
でも、アイツは他の仕事もやっているよな。
でも、でも、でも…
フルタイムじゃなくても大丈夫だ。

周りが足らないところをサポートすれば良い。
 
とにかく、週に何度かでもイイからアイツをゲットしよう!
アイツに賭けてみよう!
 
 
よし!
善は急げ!
電話いそげ!?
 
突撃だ!
 

…と言うことで早速、
電話をしてみました。
 
『今日は今から時間があるか? 久々に酒でも飲むか?』
と誘ったのでございます。
 
酒で釣ろうという悪い魂胆!?
ちゃいます、呑みながら話をした方が、
雰囲気が柔らかくなってエエどぉってこと!
 
そして、数時間後…
 
ワタシ達は開店直後の居酒屋『桃太郎』のカウンターに座っていたのです。
 
『大将、ビールちょうだい!』
 
お店はたった今、のれんを外に掛けたところ。
もちろん、まだネタケースの中には何も入っておりません。
 
でも、ビールだけはある!?

『久しぶりだね、乾杯!』
 
そうなのです、此奴とは数ヶ月ぶりでしょうか、10年来の知人です。
 
『何か食べようか…』
 
『ビールだからね、ソーセージの盛り合わせを頼もう!』
 
 
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『美味そうだな、コレ。粗挽きだよね。ビ~ルに合うよな』
 
などとお気楽な事をイイながらビ~ルをグビリ。
 
『ワタシは梅酒ロックにする!』
 
なに、なに、なんですとぉ~!?
 
梅酒?
 
なにやら最近、ちまたでは梅酒がケッコウ人気だそうな。
銘柄もイッパイあって、ロックで呑むのが今風やて!?
 
ふ~ん…
 
そんなん、どうでもよろし!

『突然やけどな、キミにやって欲しいことがあんねん。黙って首を縦に振れ!』
 
 
上から目線です。
強引です。
 
火事場のトイレ…
ヤケクソです!?
 
『とにかくな、キミの力が必要なんや。力を貸してんか!』

『なんやわからんけど、エライ急な話ですねぇ。ホンマ、いつもせっかちなんだから!』
 

しゃ~ないヤンか!
行きがかり上、こうなったんやからな。
 
 
なんでこうなったか、何をするのか、キミにしてもらいたいことは…
 
かくかくしかじか
ほんで、そんで、だから…
かくかくしかじか

そやから、どうしても、なにがなんでも…
かくかくしかじか

なんとかやってくれへんか…
 
 
 
『ふ~ん、そうなんだ。ワタシもそれだったらやってみたい…かも』
 
『でしょ! 頼むよ!』
 
てなてなワケで、一応話は順調に進みます。
 
 
『ワタシ、おなかがすいたなぁ…』
 
『食べたらエエんやで。なにする?』
 
 
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『えっ? 焼きおにぎりって!? 酒飲み出したトコやのに…』
 
『おなかがすいたンやモン。まず食べます…』
 
『どうぞ、どうぞ、何でも食べてやっ!』
 
『…んでね、キミには○×で■*☆でなぁ、こんな◇*△なことをお願いしたインや』
 
 
ビ~ルをグビィ~。
美味いなぁ…
 
で、キミは梅酒かいな。気分が盛り上がらんどぉ…
まぁ、ええけどな。
好きなモン、呑んだらエエねん。
 

断続的に仕事の話も続けます。

『ほんでな、勤務時間やけどな…、ほんでお給料はなぁ… etc』
 
いろんな詳しいことを話しします。
 

で、その間、ビ~ルは呑むし、メニューにも目が移ったりして…
 
ナンカ食べよか!
 
『大将、ハムカツお願いね。』
 
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実は、何を隠そう…

ハムカツなるものをガッツリ食したことのないワタシなのです。
メニューを見てムッチャ食べたくなったのです。
 
『えっ! ハムカツって給食で出なかったの?』
 
出てへん…

ワタシらの時代は『鯨の竜田揚げ』が主流やったんや。
ハムなんて出るわけないどぉ
そやからハムカツなんてまともに食ったことがないんや。
 
 
このハムカツ、凄く厚いヤンか。

ハムカツって、あまり食べたことないけれど、イメージでは薄いハムをカツにしてるって感じやけどなぁ。
 

サクっ!
サクサク…
 
う、う、うまい!
 
大将、これすんごく美味いどぉ…
 
目からウロコ、耳から耳垢、口からヨダレ…
 
スンゴク美味しい!
 

B級グルメの真髄やナァ~、などとやっすいメニューに大感動!
 
 

仕事の話しも続きます。

話しもいろいろ佳境に入り、お互い興に乗ってきたところで、やっぱりコレでしょ!
 
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日本酒…
 
今回はヒヤで行きましょ。
 
『大将、そうや、そやでぇ。タップリ溢れるほど注いでくでぇ~』
などとイヤらしいことを言いつつ、再度、日本酒で乾杯!
 

うぅ~、効くなぁ…
やっぱり日本酒は美味いな!
 
『ほんでな、キミにはコノ仕事をあ~だ、こ~だウンウンカンぬん…』
 
真面目なワタシ(!?)、呑みながらも仕事の話は続けるのです。

『ふんふん、わかった…。やってみます!』
 

おぉ、来たかチョウサン待ってたホイ!
サスガやな。

わかってくれたんやな、ワタシの気持ち。
 
これはなぁ、たいへんやけど、せんとアカン仕事やねんな。
絶対に必要な仕事やねんな。
 
 
キミがいれば百人力や!
期待しまっせ!
 

ほら、食べなはれ!
ほら、呑みなはれ!

んっ?
刺身系だって…
君の好きなモンを頼みなはれ!
 
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へぇ~、甘エビですかぁ。
食べたらよろしいがな。
 
で、次は?
 
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だし巻きですかぁ…
 
それにしてもココのだし巻き、変わってるな。
アンがかかってる!?
アンの中でだし巻きがおぼれてるみたいやどぉ~!
 

んっ?
お茶漬け?
 
ははは…
 
キミってそんな細い身体でイッパイ入るんやなぁ。
 
よろし!
元気でヨロシ!
 
今日はワタシのおごりや、食べなはれ、呑みなはれ!
 
 
てなてなワケで、久しぶりのアイツにどういう訳か仕事を頼むことに。
他にも仕事があって、忙しい中、ワタシの話に共感してやってくれると言うことに感謝感激雨あられ。
 

この後、世間話も交えてトータル3時間ほどの居酒屋タイムでした。
 

いいよね、やっぱりやる気のある人は違う!
物事の価値や、なすべき事を理解できる。
 
 
エビ蔵クンとは大違い…
 
ちなみに、ワタシが言う『エビ蔵クン』とは…
 
エビって、近づくとスッと後ろに逃げますやんか。
そうなんです、なんでも後ろに逃げて、前に向いてくることがない、
まさしく、行動、動きが『エビ』みたいな人を、ワタシは…
『エビ蔵クン』と呼ぶのです。
 

今回は昔なじみですが、最近あまり会っていなかった知人に仕事を急遽依頼しました。
よかった、上手く行った…
プロジェクトは5月スタートです。
 
 
居酒屋『桃太郎』での3時間は貴重な3時間でした。

さぁ、今日はここだけにして帰ろ!
気分すっきりな夜になりました…
 
じゃ!