4月といえば新しい年度の始まり。
迎え入れる人がいれば、去って行く人もいる…
そんなこんなの『送別会』…
やっと連日連夜の送別会も落ち着きを見せた今日この頃。
宴会続きで暴飲暴食、体重が重くなるが、財布が軽くなるという苦行!?
これが逆だととってもイイのにな。
体重が少なくなってスリムに…
財布が重くなってお金持ちに…
財布が重くなってお金持ちに…
それはない!
断じてそれはないのです!
あぁ、そうだったらいいのに…
ワタシの仕事関係では送別会なるものは6件、プライベートでは4件…
合計10回もの送別会がありました。
ピンチです!
10回も送別会があれば財布がとんでもないピンチです!
誰か助けて!
じ~だすくらいすとぉ~…
ほとけさま、かんのんさま、
あら?のかみさまぁ~!
でも、仕方ないよね。
色々お世話になった方々にせめてものお別れの宴をもつのが礼儀というモノでございますからナァ…
色々お世話になった方々にせめてものお別れの宴をもつのが礼儀というモノでございますからナァ…
てなてなことで、そのうちのヒトツをレポート。
これは一番かしこまった送別会でした。
60余名の出席のモト行われた某送別会。
形式張っているのでございます。お別れの言葉などを読み上げたり、
感謝状などをお渡ししたりと随分丁寧なのでございます。
感謝状などをお渡ししたりと随分丁寧なのでございます。
ワタシ、直接の仕事関係ではないので気分は楽な送別会なのですが、その分セレモニーが長いのは辟易するというゼ~タクなことをヌカスやつなのでございます。
とにかく…
長い…
長いのです。
長いのです。
かんぱぁ~い…と発するまでの長いこと長いこと。
ダイタイやねぇ…、
世間的且つ社会的立場が高い人というのは
何故かナガ~イお話をするのがステータスだと思っている節がございますな。
セ~ジ家さんは特に、挨拶が演説となっちゃうモンな。
なんやっちゃうねん…
挨拶なんてのはな、ホンマは短く、しかも本質を突いたお話をするんが一番なんやで。
挨拶が長いのは疲れる…
みんな、そんな話は聞きたないねん。
みんな、そんな話は聞きたないねん。
長い挨拶というのは実に身がないものが多いな…
で…
話しは続くよどこまでも…
野を越え山越え谷超えて…
野を越え山越え谷超えて…
ホンマ、もう飽いててくるぅ~。
ほよう、はよう…
乾杯しようぜぇ…
乾杯しようぜぇ…
はよぉ~、呑みたいどぉ!
で、
やっと話が終わった…
さぁ、乾杯やっっっ!
んっ?
これまた長いがな…
乾杯の前の話が長い…
乾杯の前の話が長い…
セ~ジ家さん、もうこらえておくれやす…
かんにんどっせ…
かんにんどっせ…
長い挨拶はもうエエねん。
ビールの泡が消えてしまうがな…
ビールの泡が消えてしまうがな…
んっ?
ワタシのブログも長いって?
ははは…
そうやった…
すんまへん!?
… … … … ■ ■ ■ … … … …
ほな、ここから本題の料理や。
送別会でもお料理などを紹介いたしましょう。
で、春やからな、お料理は『春懐石』ですな。

八寸は春の香りが漂う…
いろんなモノをかご盛りにしてはります。
ケッコウ楽しめますな、これだけでも。
そしてお造りは…

板さんが朝から摘んできたというサクラの花が添えられております。
春ですなぁ。
お造り自体は、間八、鯛、鮪、甘エビと普通ではございますが、
サクラの花が添えられているだけで随分と気分が違いますな。
春…
だから、サクラ…
めでたい気分になります。

小鍋は…
おやまぁ、出汁がミドリ色ヤンか。
なになになぁにぃ、このミドリはなぁにぃ?
うすいエンドウ?
ふ~ん…
豆をすりつぶしてこしたものをベースに使ってるの?
へぇ~、春だよね。
そこにお肉を入れてしゃぶしゃぶで食べるってか!?
よろしいヤンか。
おいしそうですなぁ。
おいしそうですなぁ。
もうちょっと…
あと二枚でエエから、お肉が欲しいなぁ。
肉、好きだもん。
あと二枚でエエから、お肉が欲しいなぁ。
肉、好きだもん。
でも、まだまだお料理は続きますぞ!

炊き物…
これも旬のタケノコ、すり身、蕗等々。
薄味に仕上げて素材の美味しさが活きてますなぁ。
薄味に仕上げて素材の美味しさが活きてますなぁ。
こういうのが日本独特のお味なんですね。
エエどぉ。

野菜とかの陰に隠れてわかれヘンけど、『サワラのカルパッチョ』。
サワラは、肴ヘンに、春…
鰆…ですね。
これまた春ですよ。
あっさりとしたお味が春っぽいな。

焼き物…
ラッピングされて、桜のつぼみをアレンジしております。
中は焼き魚がはいっております。
これまた凝ったコトをしておりますなぁ。
これまた凝ったコトをしておりますなぁ。
ラップを外すのメンド~だって!?
アカンよぉ、せっかくの演出なのに…
アカンよぉ、せっかくの演出なのに…
メンドクサイというような野暮なことを言っちゃお仕舞いですぜ、ダンナ…ナンチテ

揚げ物…
ん~、これは春でも何でもなかったな。
普通のエビとナス、カボチャでした。
ちょっと話は料理からそれますが…
だいたいねぇ…
こういう宴席というのは実にメンドクサイのです。
宴席が始まると、5分もしないでビール片手にすぐに自分の席を立って酌しに回るヤカラがおおいのです。
特に今回の関係の方々はそういうことがあったり前田のクラッカーになっております。
いわゆる、上下関係が厳しいからでしょうかねぇ。
メンドクサイ…
落ち着かん…
落ち着かん…
酌して回るのも良いけれど、もっと落ち着いてからにしたらどないやねん、とワタシは思ってしまうのです。
同じテーブルにも5~6名座ってるがな。
それをモノの10分も座ってないですぐ席を立ってどっかに行くヤツも多い…
そんな同席の方々とまずはユックリとお話しするんが礼儀ちゃうか!?
こういう宴席は落ち着かんのでイヤやな。
みんなグルグル酌して立ち回ってる。
みんなグルグル酌して立ち回ってる。
宴席葉が始まって30分も経てば、2/3ほどの人々が酌して回ってる。
座っている人が少ない…
なんだかなぁ。
ええよぉ、そういう気を配ってお酌に回るのはエエ事やけど、せわしないがな!
ワタシはどちらかというとわざわざ酌して回るのが鬱陶しいので、
ドカッと座って酌して回ってくる人を待ってるタイプです。
でも、
しかし、
but…
今でこそ、そんなエラソウなコトが言えるンかも!?
昔、若い頃は今の職種ではなかったけれど、
当時の大先輩から『若いもんは食ってないで、お酌に回りなさい』と厳しく教え込まれたもんです。
先輩方、またはお客様方をお相手に
宴席では何巡もお酌して回らされました。
そんなときにはいろいろなことを教わったモノです。
しかし…
最近はそういうお酌のルールを知らない、
もしくは教えられていない人が多いのかな?
だから…
なぁんにもお酌のルールを知らんヤツは、
自分の杯をグッと差し出し、どうぞ! というヤツが多いな。
自分の杯をグッと差し出し、どうぞ! というヤツが多いな。
ちゃうねん…
目上の人には、まずお注ぎするのが礼儀。
相手の方が飲み干されて、
杯を自分の方に差し出されたら『頂戴します』といって両手で受けて、
三口で飲み干すのが礼儀です。
くれぐれも、自分から『はいよ!』と杯とハイって渡すのはあきまへん!
失礼なのでございますぞ。
でもねぇ、そういうことすら知らない連中が多いのには辟易しますなぁ。
まぁ、そういう細かい事をごちゃごちゃ言う時代とちゃうけどな。
あまりこういうことに目くじらを立ててはいけませんぞ。
あまりこういうことに目くじらを立ててはいけませんぞ。
ただ…
ホンマの礼儀っちゅうんは、
こういうことやねん…というのだけは教えておいた方が良いともうな。
あとは…
礼儀を尽くすか、無礼講で行くかは本人次第やからな。
それで人間性がわかるっちゅうモンやな、ナンチテ。
あらら…
愚痴っぽくなっちゃった。
だから年配者は嫌われるんだよな、反省…
さてさて、そんなこんなで、『線路は続くよ』の替え歌のような光景…
♪ 宴会は続くよ、ドコまでも ♪
♪ 野を越え山越え、酌に行く ♪
♪ 遙かな席まで、僕たちのぉ ♪
♪ たのしい酒の場所、つないでくぅ~ ♪
♪ 野を越え山越え、酌に行く ♪
♪ 遙かな席まで、僕たちのぉ ♪
♪ たのしい酒の場所、つないでくぅ~ ♪
でも、席を離れるのが面倒なワタシは回ってくる方々のお相手を黙々と続けるのです。
お料理はまだ続きます。

お椀はアサリ…
そして、
いよいよフィニッシュに近づいてくるのですな。
いよいよフィニッシュに近づいてくるのですな。

お料理もそろそろ終了前のメニュー。
コレも季節モンですな、
タケノコご飯…
おぉ~、美味そうだ。
一口…
おぉ、春の香りが口の中に広がります。
でも、
しかし、
but…
しかし、
but…
次から次へと酌しに来る方々へのお相手で食べられへんがな。
ユックリご飯も食べられん…
ユックリご飯も食べられん…
ちゅうことで、半分以上を残してしまう事になるのです。

デザート。
写真撮っただけ!
お酌…
次から次と、ツギに来る!?
ありがたい事でございます。
皆様、気を遣ってお酌をしに来てくれるのです。
皆様、気を遣ってお酌をしに来てくれるのです。
サンキュ。
ワタシは席に根が張ってほとんど動かない…
だって、面倒だもん。
だって我が儘なワタシだもん。
ワタシの席に来ていただいた方々との会話や情報を入手しつつ、宴席はいよいよフィナーレ。
本日の〆は某シャチョ~。
一本締めですか、よ~、ちょん!
コレで見事にお開きになりました。
なんや…
宴会が多いな、3月から4月は。
身体も持たんし、
財布もモタン…
財布もモタン…
でも、これもそれもお付き合いだし、必要な事なんだよなぁ。
これで宴席が数日続いてる…
帰ろ、
今日はもう帰ろ!
二次会に行かんと帰ろ。
みんなに見つからないように、はよ帰ろ!
というわけで、二次会はパスして帰路についたワタシでっございました。
以上、
4月上旬のお話でした。
まだまだ宴会のお話はたくさんございますが、記録ついでに次回も別の送別会を書こうかな?
かまへんって?
ははは…
じゃ!